コロナで結婚式自体が縮小気味な
風潮があったここ数年。
今年はかなりその雰囲気も一転して、
私も本当に多くの司会を担当しました。
同時に規模の大きな披露宴
(200名以上)も数件ありました。
大勢の方を招待して、
盛大にお祝いするということに
躊躇しなくてよくなったのは
本当に嬉しいことです。
前置きが長くなりましたが、
そんな規模の大きな披露宴で
ある存在の方がいたんです。
それが【媒酌人】です。
(「ばいしゃくにん」と読みます)
この【媒酌人】という方。
「何ぞや?」と思いますよね?
一言でいうと、
「結婚式当日に立ち会い、
結婚を誓うふたりの証人となる人」
です。
似たような存在として、
【仲人(なこうど)】がいます。
仲人は、
「ふたりを結ぶ縁談から関わる人」
です。
ちなみに・・・
私が結婚式にまつわるデータとして
超絶信頼をしている
「仲人の有無」という項目がありました。
その結果によると、
仲人を立てたのは【1.9%】
ほぼいないに等しいのですが、
媒酌人もそれと同じくらい
立てる方は少ないかもしれません。
私が今年司会を担当した
媒酌人を立てた方は
いずれもお寺の住職でした。
同じ宗派のお寺では、
横の繋がりがかなり
大事だそうで・・・。
そこでそれぞれの家で、
媒酌人をし合うことが
自然な慣習になっているそうです。
で、この媒酌人の方が
結婚式当日にすること。
・挙式に立ち会い報告する
・新郎新婦の紹介
・新郎新婦のサポート
これらが主な役目です。
披露宴では高砂に新郎新婦さんと
一緒に横並びで座るのも
媒酌人ありの結婚式ならではの光景です。
最近はめっきり少なくなった
媒酌人を立てるスタイルの結婚式。
ある種日本の伝統的な結婚式の
姿と言えるかもしれませんね。
ということで今日は、
「ご媒酌人」について
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。