披露宴の中盤。
衣装を着替える「お色直し」のために、
新郎・新婦さんが退場をする「中座」。
「新郎・新婦さんが一緒に中座をする」
というのもアリです。
でも、せっかくの機会。
ゲストの中からエスコート役を決めて、
その方と一緒に中座をするというのも
とても素敵です!
私は、新郎・新婦さんとの打ち合わせの際、
中座のエスコートをお願いする方との
エピソードやその方の人柄が伝わるような
話をあれこれ伺うようにしているんです。
その際に合わせて伺っているのが、
「エスコートをしてもらう方へのメッセージ」。
エスコート役をお願いする方は、
・親御さん
・兄弟
・祖父、祖母
・いとこ
・友人
色々な人選があるものの、
共通しているのは、なんだかんだと
お世話になったり関係性の深い方である
ということなんです。
近しくて普段はなかなか照れくさくて、
素直な気持ちを伝えにくい・・・
という新郎・新婦さんもいらっしゃいます。
ということで、せっかくの機会
皆様の前にエスコート役として
登場してもらったところで、
私は新郎・新婦さんからあらかじめ伺った
メッセージもご紹介しているんです。
例えば・・・
新婦さん→お姉様
「姉としても、2人の子を持つ母としても、
いつまでも私の憧れです。
これからも仲良くしてね」
新婦さん→お祖父様
「大好きなおじいちゃん。
いつも私を見守ってくれてありがとう。
どうか元気に長生きしてね」
新郎さん→お母様
「照れくさくて言いそびれていたけど、
いつもありがとう」
短いメッセージ、かつ第三者である
司会者から伝えられると、
より実感がこもるようなんです。
だからこそ、普段は伝えられない想いを
素直に届けることができますよ。
私が新郎・新婦さんからお預かりしている
メッセージをご紹介すると、
涙する方、笑顔になる方、
ただただ言葉をかみしめる方、
様々な反応があるんです。
何か大切な思い出の瞬間のお手伝いに、
ほんの一瞬でも関われていることに
このうえない幸せをいつも感じています。
これから結婚式を迎える新郎・新婦さん。
中座でエスコートしてもらう方には、
司会者にメッセージを託すという方法
結構おススメですよ~。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。