成長へとつながる感情コントロールとは? 感情を感じ尽くす vs 感情を気にしない | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

 

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 

 

夏が懐かしくなるような青い空

 

 

不登校対応に限らず、感情をコントロールできることって、日常生活の中で大切なことですね。

 

 

子どもが「明日は学校に行く」と言ったのに、朝起きてこない。

 

結局学校に行かなかった。。。

 

 

 

そんなとき、子どもに嫌味を言ってしまったり、イライラが爆発して、「約束したのに!仕事休んだのに!!」って子どもにぶつけてしまう。

 

 

今までコツコツ積み上げてきた子どもとの信頼関係に、ヒビが入ることもあるかも???

 

 

 

 

 

自分の感情なのに、制御することができない。

 

 

嫌なことがあると泣き叫んで訴えるような、小さな子どもと同じかも・・・。

 

 

 

 

でも、感情を抑えようと我慢したとしても、コントロールできているわけではありません。

 

 

普段はコントロール出来ているようにみえても

 

自分の感情に蓋をしているだけなので

 

心の中には存在しているんです。

 

 

だからどんどん溜まって

 

何かのきっかけでダムが決壊したように爆発してしまいます。

 

 

だから、コントロール出来ているわけではないのです。

 

 

 

それに、感情は存在しているので、いわばそこにアンカーを降ろしているんです。

 

そこに縛られて生きている。

 

その感情にまつわる色々なことを乗り越えていかれないので、成長できないんです。

 

 

 

 

 

 

では、どうやったら感情をコントロールできるようになるのでしょうか?

 

 

 

大きく二つの段階があるように思います。

 

 

 


『感情を感じ尽くす』

 

 

『感情を眺める(気にしない)』

 

 

 

感情を感じ尽くすことは、本当に大切なことだと思っています。

 

 

一方で最近瞑想を教えていただいているのですが、その中で「感情を流せるようになる」という考え方を知りました。

 

瞑想を深めていくと、表面的な感情は流せるようになるといいます。

 

 

 

感情を、ただ川が流れていくのを眺めるように、俯瞰する。

 

そして、本当に大切なことへと意識を向けていくのだそうです。

 

 

 

 

感情を感じ尽くす vs 感情を眺める(気にしない)

 

どっちが大事?

 

 

 

 

どちらも大事なのではないかなぁ~。

 

 

どちらもできるようになって、感情をコントロールできると言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

こんな感情を感じているな~と思うということは、既に俯瞰して見ているということになります。

 

 

 

 

感情を感じ尽くしてみるうちに、感情を俯瞰してみることができるようになって

 

感情がただ通り過ぎるのを橋の上から見られるようになるのかも?

 

 

 

 

 

感情を感じ尽くすって、人間として生を受けたからこそできる素晴らしいことです。

 

それがどんな感情だろうが、とても貴重で奇跡的な体験をしています。

 

 

だから、大きな意味で楽しむこともできます。

 

感情を感じることは、自分自身を大切にする行為でもありますから。

 

 

 

 

 

しかし、ただただ反射しているかのように反応する感情って、いちいち感じた方がいいのかな?

 

 

 

イライラをぶつけられたら、そりゃあ悲しくなったり、怒りが湧いてきたりしますよね。

 

色んな情報が流れてきて、焦ったり、不安になったり、煽られているような気持ちになったりしますよね。

 

 

そういう感情を感じ尽くした方がいいのだろうか?

 

いやいやいや、サラッと流していいように思います。
 

 

もしかしたら、その裏側に何か解決した方がいい、自分の課題が隠されているかもしれません。

 

もしそうであれば、自分の気持ちに向き合った方がいいでしょう。

 

でも、そうでなければ、そんな感情に振り回させれることはありませんよね。

 

 

 

 

感じたければ感じればいいし、

 

感じたくなければただ流れを見るだけ。

 

 

そんな風にコントロールしていけるのでしょうか?

 

 

 

 

感情を感じ尽くす目的は、なんでしょう?

 

それは

 

本当に大切な自分の感情と、どうでもいい思考を仕分けすること

 

 

 

なのではないかと、最近考えています。

 

 

 

 そして、本当に大切な感情を知り、認めることを通して、自分を知り、自分を大切にしていくこと。

 

 

 

 

ネガティブな感情を感じたときに、どストレートにその感情をしっかり感じられたら

 

つまり感情を感じ尽くせたら、その感情を手放すことができます。

 

 

 

例えば…

 

 

こういうときは、どストレートに感情を感じていません。

 

 

理不尽なことをされたときに

 

相手に怒りの感情が湧いたり

 

そして、相手を批判したくなる。

 

これは、どストレートに感情を感じていることにはなりません。

 

 

 

 

やりたいけれど、中々できていないことを

 

他の人が簡単そうに(そのように見える)出来ているのが分かったとき

 

相手に対して嫉妬したり

 

相手のことを批判する。

 

これも、どストレートに感情を感じていることにはなりません。

 

 

 

 

どストレートな感情とは、自分の思いなんですよね。

 

「大切に扱われていないようで悲しい!」

 

「私も、出来るようになりたいのに、中々できなくて、悲しい!!」

 

こんな風な感情のこと。

 

 

 

だけど、その感情を感じてしまうと、傷つく自分がいるから、中々素直にそこまで到達できないんです。

 

 

 

相手を批判して、怒るなど

 

誰かに対する感情にすり替えてしまう。

 

 

 

でも本当は、自分が悲しい。自分が寂しい。切ない。辛い。

 

 

子どものときに感じたような、純粋な感情。

 

 

 

そこを感じられるようになれたら、自分のことを理解できるし、大切にできます。

 

その感情をいつまでも握りしめずに、ふわりと空へと飛んでいくように、自然とどこかへ消えて行きます。

 

 

 

 

 

でも、勇気がいります。

 

傷つくかもしれません。

 

 

 

 

自分は、まだまだ未熟なんだって認めることになるかもしれません。

 

 

自分は、間違っていたこと、無駄な時間を過ごしてきたことに気づくことになるかもしれません。

 

 

自分には、それができる能力がないことを認めることになるかもしれません。

 

 

自分は、相手から好かれなかったことを、受け入れてもらえなかったことを認めることになるかもしれません。

 


 

 

正直、怖い。

 

どストレートに感情を感じて、自分の心が壊れてしまうかも?

 

 

 

だから、感情に蓋をしたり、見ないようにしたりするのかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、本当の感情に気が付ければ、そこに付随する色々などうでもいい思考を切り離していくことができます。

 

 

 

自分がしたくてもできないことを、誰か他の人は簡単に出来ていた。

 

「努力もせずに出来ているあの人が憎い!失敗すればいいのに!」

 

「なんで自分は出来ないんだろう。私ってなんてダメなんだろう。」 

 

のように思っていたとします。

 

 

でも本当は「一生懸命やっているのに、うまくいかなくて悲しい。本当は、出来るようになりたいのに!」ですよね。

 

 

 

どうでもいい思考は、上記の

 

「努力もせずに出来ているあの人が憎い!失敗すればいいのに!」

 

「なんで自分は出来ないんだろう。私ってなんてダメなんだろう。」 

 

です。

 

 

逆恨みしても、自分を責めても、なんの意味もありません。

 

だから、こんな感情は感じなくても大丈夫なんですよね。

 

 

そこに付随する本当の思い

 

「一生懸命やっているのに、うまくいかなくて悲しい。本当は、出来るようになりたいのに!」

 

に気が付いたら、本当の自分の思いを受け止め、寄り添います。

 

 

そうするだけでも、不思議なくらい癒されるのですが、それができると、ではどうしようか?と次の段階が見えてきます。

 

 

 

そのやり方、本当に自分に合っているの?

 

自分に向いているやり方が他にもあるのではないか?

 

 

〇〇は出来ていないけれど、△△は得意。

 

だったら、△△を中心にして路線変更していったらいいのでは?

 

 

 

誰かに対する嫉妬心や、自分に対する否定を続けていくと、心がなんだか醜くなりそうです。

 

 

心も重くなっていきます。

 

 

 

他の人の良さを認め、自分の良さも認め、心を軽くしながら、生きていった方が、成長も早いし、世界が広がっていくように思います。

 

 

 

 

そんな風に、自分の感情をどストレートに感じられるようになったら…

 

次の段階「感情を眺める(気にしない)」ことを試みてみると面白いかもしれません。

 

 

 

感情を眺めてみる

 

 

 

瞑想によって身に付く「感情を流せる」力とは違うかもしれません。

(というか、まだ瞑想によってたどり着いていないのでわからない笑)

 

 

でも、「ああ、今、自分は他人から尊敬されなくて当然だ」って感じているんだな~。

 

と、訳も分からず感情を全部感じて、心の中のものを吐き出すことをしなくても

 

何度も味わったことのある感情には、最初からラベルを付けて、眺めることができます。

 

 

 

 

そうやって、自分の感情を少し俯瞰して認めてあげるだけで

 

手放すことが出来たりします。

 

(出来なかったら、また感情を感じ尽くしてみたらいいと思います)

 

 

 

悔しい~o(>_<)o

 

ショックー!(;゚д゚)ェ..

 

 

ってならなくても、「〇〇だから悔しいよね」「こんな風な展開はショックだよ」

 

悔しいラベル、ショックラベルを付けて、認めてあげたらいい。

 

 

 

気が付いているだけで、それは癒されていくものです。
 

 

そして、自分の感情が分かれば、どうすればいいのか見えてきますから。

 

 

「どうもしない」という行為を選んだら、それは「感情を流す」ということになるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

感情をコントロールできるようになるには、自分を知ることが近道です。

 

 

自分って、こんなことを思っているんだ

 

私って、こんなことで傷つくんだね

 

 

自分でも気が付かなかった自分の本心を知ることになるかもしれません。

 

 

 

今までの経験で、とても頑張ってきた自分に気が付くでしょう。

 

 

 

そんなあなたを認めてあげてくださいね。

 

 

 

自分を知ることで、感情をコントロールすることが簡単になります。

 

 

 

 

 

そしてこれは、自分だけでなく、子どもにとっても同じこと。

 

 

 

子どものどんな感情も認めて、大切にしてあげましょう。

 

 

 

子どもの感情があふれ出すような話を、聴いてあげましょう。

 

 

子どもは、そうやって、自分自身の感情に気が付き、解消し、一歩を踏み出すことを、学んでいきます。

 

 

 

人間は感情がある生き物です。

 

そして、思考することができる地球上で唯一の生き物です。

 

 

感情だけでも、思考だけも、もったいない。

 

どちらも、思いっきり使えるようになりたいな~。

 

 

不登校のお子さんに限らず、子どもたちには、そんな風に育っていってほしいなおねがい

 

私の願いです。

 

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

  

  

 

 

 

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