こんにちは。
モンテッソーリ教師のめぐみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
木の葉っぱに、お花を挿して、クリスマスツリーになったよ
昨夜、小田桐あさぎさんの無料セミナーに参加しました。
小田桐あさぎさんは、ご自分の欲望をとことん叶えてこられた方で、現在ドバイのホテル暮らしだそうですが…
欲望が叶っている人と叶っていない人の違いをお話しされていました。
今まで沢山の受講生を見てこられて、分かったこと。
欲望を叶える方法は、ずばり
「やりたくないことは、やめる。やらない。」
だそうです
やりたくないこと、やらなければならないと思っていることをしていると、もういっぱいいっぱいでMAX限界なので、やりたいことをする気力も体力も時間もほとんどない状態だって。
確かに…!
やりたくないことをすることで、色んな余裕がなくなり、自分に制限を沢山掛けてしまう。
やりたいことに100%のエネルギーを注げないし、我慢しているうちに怖くてチャレンジも出来なくなる。
そんな風になっていってしまうのだなぁと、自分の半生を振り返りながら感じていました。
今の私は、苦手な家事などをワクワクに変えてやるようになりました。
やりたくないことは、ほとんどしませんが、どうしてもやらなきゃいけないことは、出来るだけ工夫してワクワクに変える。
例えば、苦手で好きじゃない掃除をするときに、1つ1つを味わうように、感謝しながらやるとワクワクします。
でも、あさぎさんは、それはちがーう!!という(笑)
やりたくなければ、外注!!
時給1300円で、家事代行を頼めるらしい。
徹底的に、やりたくないことを止めたら
何かやりたくなったときに100%で動けるよって…。
空っぽだったら、そこにいろんなものが入れるでしょうって。
でも
私たち親にとって
やりたくないことをやめるほど
ハードルが高いものはない!!
やっぱり、今もまだ
「やらなければいけないこと」が結構あるのだなぁ。
そして、それをやらなければいけないと思っているのだなぁ。
やらなくていい方法を考えてないな…なんて思いました。
そして…!!!
ここからが本題です。
わたし、話を聞きながら、この話なんだか親近感湧くな〜って思ったんですよね。
ええ、そうです。
不登校の子ども達にとって、すごく得意なことなのでは???
やりたくないことを、やめる。
やらない。
一切やらない。
不登校の子どもの専売特許かと思っていました(笑)
あさぎさんはなんと、借金があるのに仕事を辞めて、ネトゲ廃人になっていたようです。
そこから人生がうまく回り始めたとかなんとか…。
あさぎさんのお話は、関係のないように思える不登校の子ども達にとって、光となるようなお話ではないでしょうか。
不登校の子ども達は、自信を無くしている子どもも多くいます。
今は、傷ついて、気力もなく、エネルギーが枯渇している状態かもしれません。
でも、こんなときにこそ、「やりたくないことをやめる力」(笑)を育てるチャンス。
エネルギー不足の子どもは、やりたくないことをする元気がない。
だからこそ、強制的にリセットすることが出来ます。
やりたくないことをやめて
やりたいことだけやっていたら
欲望が次々と叶っていく人になるのかな??
そんな風に考えたことなかったけれど、私の基本的な考え方は同じなんです。
やりたいことをやって
やりたくないことをしない
自分ファーストの考え方です。
自分の気持ちを大切に出来ないと
他の人の気持ちも大切に出来ないと思う。
やりたくないことを頑張ったとしても
やりたいことを楽しんでいる方が
どれだけの力が身に付いて発揮されるのか。
色んな方の話を聴いても
自分の体験からも
よくわかります。
色んなことが便利になっていく世の中
少し位計算が出来なくても
少し位漢字が書けなくても
英語が話せなくても
知らないことが多くても
AIが助けてくれたり
誰かが助けてくれるのでは??
そして、みんなが自分の好きや得意を生かして
支え合って生きていけばいいじゃん??
貢献して、助けてもらう関係を
作っていく力をつけたらいいのでは
結局そういうやり方のほうが
願いや夢を叶えやすい
あさぎさんの話からそんなことを感じた夜でした
話は変わるのですが、先日遊びに来た息子の友達がこんなことを言っていました。
「学校が週2しかなくて(フリースクールのこと)、外に行かなくても何も言われないで、好きなゲームをやり放題って、羨ましすぎる」
いやいやいや、そんなことないでしょう?って私は思いました。
学校で色んな経験をした方が楽しいでしょ?
外で遊びたい気持ちになるのってすてきでしょ?
ずっとゲームやっていたら、飽きるんじゃない?
実際どんな生活が幸せかなんて、本人にしかわからないのですが…
学校に行って、外で遊び、メリハリあるような生活をしている方が、「幸せ」なんじゃないかと思っていました。
実際に、我が家の中1の息子も、こんなことを言っていたのです。
「不登校になったからこそわかる。
学校に行っていた方がいいって。
学校に行っていた方が、やりたいことが見つけやすいからね。」
そんなことを言っていました。
でも…
やらなくてはいけないことや
やってはいけないことが
生活の大部分を占めている子ども達にとって
息子のある意味自由な生活は
憧れでもあるんですね。
「ある意味自由」と書いたのは、本当の自由にはまだ辿り着いていないかなって思うから。
自由は
外へ行く怖さや
新しいことを始める怖さなどを
乗り越えてもっと身軽に
幸せに生きること。
今そこへ向かっている途中の息子です。
そんな自由な人になれたときに
不登校は乗り越えたって
言えるのかもしれませんね。
それこそ、欲望を次々と叶えられる人なのかな?
まずは、自分から!
やりたくないこと、まだまだあるかな
どうしたら、やめられるかな?
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました、