こんにちは♡
めぐみんです。
ご訪問いただきありがとうございます。
小5から中3まで不登校で
中2終わりから1年間コロナ後遺症だった息子。
現在は全日制私立高校に通う高校一年生です。
中3の春に、受験したいといい
(それまでノー勉)
体調不良の中、独学で勉強し
一般受験で入学しました。
体調面の課題はあるものの、
学校生活を楽しんでいます。
不登校だったから
勉強面がついていけるか心配
コミュニケーション力が育ってないから
友人関係が心配
経験不足だから・・・
と心配すること海の如し、
な方もいるかもしれませんが
その心配は杞憂かもしれませんよ。
不登校中に勉強しなかったことが
逆に勉強嫌いを抑制し、
もっと知りたい、授業が楽しい、
他の人と何かのテーマについて語りたい。
そういう学びに対する純粋な欲求があるようです。
学ぶと言うことが、新鮮なんです。
強制されて頑張り続けてきた子どもたちには
ない感覚かもしれませんね。
また、コミュニケーション能力も
そこまで心配いらないかもしれません。
不登校中に、自己受容をしっかりしてきた子どもなら
大丈夫な気がします。
これは、親の受容力にも掛かっています。
いかに、
不登校で何もしていない
子どもを受け入れて、
無条件の愛情を注ぐか。
親自身がこの無条件の愛情を
子どもに向けることができたら
子どもの自己受容力は育っていきます。
不登校の期間は、
自分の心と向き合わざるを得ない。
だから、自分の感情の動きに敏感だと思います。
一つずつ、全てのことを選択する中で
苦手なこと、嫌いなこと・・・
そのうち、好きなこと、得意なことも見つかっていく。
自分の気持ちを大切にできることは
コミュニケーションにおいて
多分一番大事なんじゃないかと思いますよ。
相手に併合するのではなく
相手に全面的に合わせるのではなく
自分を大切にした上で相手との関係を築いていくこと。
コミュニケーションの基礎が
不登校期間中に作られていきます。
そういう関わりを
ぜひして欲しいと思います。
また、経験不足を心配するのは杞憂です。
なぜなら、他の子どもたちが
学校に行くという経験をしている間
学校に行かないという経験をしているから。
ものすごく緩やかな時間の流れの中
苦しい時間を過ごし
少しずつ回復して
全てを自分で選択し
新しいことに挑戦し
楽しみを見つけ
似たような仲間と出会い
自分を認め
エネルギーを貯め
社会に戻ろうと決意し頑張る。
そういった一連の経験をしています。
逆境を乗り越えたということ。
ダメな自分と存分に向き合ってきたこと。
家族との絆を作り直してきたこと。
学校に行っていたら知らなかった世界がそこにある。
その全てが幸せだったことなんて
ないかもしれませんが、
中々できない経験をしたことは
これからの子どもの強みになります。
そう言った全体的な経験の他、
好きだったこと、コツコツやってきたこと、
そう言ったことが全て
学校へ戻った後の経験に生きていきます。
息子の一例ではありますが
異世界転生もののアニメが好きで
何度も観て、ラノベも読んで、
他の異世界転生もののアニメや物語も読み漁り・・・
そう言った経験から、
物語をいろんな視点で見られるようになりました。
それは、世界史を各国の目線に切り替えたり
違う立場の人などの視点で見たり
全体的に俯瞰したり・・・など
物語要素を取り入れながら楽しく学んでいるようです。
国語の文学を学んでいる時もそうです。
登場人物の心情以外にも
視点を変えて読んだり、
全体的な効果を考えながら読む。
いろんな読み方ができるのです。
不登校の永遠に続くような長い時間の中
じっくり物語を楽しんだから・・・
得た能力かもしれませんよ。
これは一例です。
不登校の期間は長くても5〜10年です。
その期間を
その後の人生に続いていく
大切な土台を作る時期にして欲しい。
親が意識していれば
必ずできます。
自己受容し、
自分で選択し、
自分の気持ちを大切にできる。
そういう時間にできたら
その後に人生は
不登校期間を生かした
素晴らしい人生をまた歩み始めると思います。
子どもたちには成長のエネルギーがあります。
私たち大人とは違うんです。
あっという間に羽ばたいて飛んでいってしまうと思います。
どうか家族の絆が深まる
温かい時間を過ごしてくださいね。
対応の仕方など、
今後こちらのブログに
細かく書いて行けたらいいなと思っています。
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。