岸義幸監督作品は、有村架純主演の「前科者」以来。手堅い作品を撮るなという印象。

脚本は港岳彦。

原作は「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウだ。

新垣結衣が主演だと思ってたら、まさか稲垣吾郎主演作だったとは・・・

 

それはさておき。。。

 

マイノリティの生きづらい世界を描いているが、この作品のマイノリティはさらに厳しい立場にいる人たちだ。

「水」に性的興奮を覚えるという性癖を持つ桐生夏月(新垣結衣)と、佐々木佳道(磯村勇斗)は幼馴染であり再会を機に、お互いを支えあう唯一の理解者として共同生活を送ることになる。

昨今注目されてきた現代人の「生きづらさ」には、それこそ様々な事情と背景がある。

その中でも、かなり特殊なケースをこの作品は描いている。

その世界を知りたい、という欲求が起こらない人にはちょっと厳しい作品かもしれない。

 

マイノリティの悲劇というのは、誰にも迷惑をかけないのに大衆の攻撃の対象となってしまうことにある。そっとしておいてほしい、一人にしておいてもらいたい。

ただでさえ、孤独を感じ生きることを辛く思っているのに、これ以上艱難辛苦を与えないでくれ。夏月や佳道の生き方からは、そんな言葉にならない声が聞こえてくる。

 

そのほかの主要登場人物も同じような境遇に苦しんでいる人たちだ。

夏月や佳道と同じく、水に異常な興味をもってしまう自分に苦しんでいた諸橋大也(佐藤寛太)、極度の男性恐怖症だが大也のことだけは好きになる神戸八重子(東野絢香)、検事の寺井啓喜の妻・由美(山田真歩)は、登校拒否の息子を持ち、悩みながらも息子に寄り添う母だ。

 

物語はネットでやっと自分と同じ趣向を持つ人たちとつながることができた佳道が、大也と出会い公園で水遊びに興じるところを動画で撮影したことで、急激に暗転していく。

もう一人の参加者が実は教師でありながら小児性愛者で、警察に逮捕されたことで佳道と大也にも嫌疑がかけられる。

せっかく生きる光を見つけた彼らを、またも絶望のどん底に突き落とすような展開に、かなり胸糞悪くなることこの上ない。

 

検事の寺井から聴取を受ける佳道、大也。

そして夏月も寺井と会って話をすることになる。

この映画での寺井は、世間一般の普通と言われる感覚と趣向を持った人物として象徴的に描かれている。彼の感覚は誰もが持っている正常かつ倫理的な一般人のそれだ。

それゆえ、ちょっと人とは違う息子に寄り添う妻とは相いれない。

妻は家を出ていき、離婚調停中だ。

 

そんな寺井と対峙する夏月。

事件前に街で偶然遭遇していた二人だったが、検事の業務上の立場と夏月の寺井に対する不信感から、距離を置いたままの会話が続く。

そして最後の最後に夏月から投げかけられた言葉がとても重い。

佳道に伝えてほしいことがあるという夏月。

寺井はいったんは拒否するが、念のため何を言いたかったか教えてほしいと夏月に問う。

夏月は言う。

「普通のことです」

「いなくならないからって」

 

これには伏線があった。

夏月と佳道は自らの秘密を共有するもの同士、生活を共にする中で、お互いがかけがえのない存在であるということに気づく。

そして抱き合いながら「いなくならないで」とその存在を確かめ合う。

 

いなくならない、自分はいつもそばにいるよ。

そういう強い想いを、どうしても佳道に伝えたかった。

それは生きる気力を失っていた冒頭の夏月からは想像できない言葉だ。

そしてもう一つ、「普通のことです」ということばが重い。

 

普通でない自分たちは、こんなにもお互いを想いあい一緒にいることの幸せを感じている。

しかし目の前にいる男(寺井)は、普通の人間でありながら妻には捨てられ孤独の最中に身を置いている。

普通でないと思われている人間から突き付けられた、「普通のことです」は、寺井の心にどう響いたか。

夏月が部屋から出ていく時、寺井はまるで石像のようにピクリとも動かず、ドアはそんな彼を隠すように閉まっていく。

このラストはよい演出だったと思う。

 

佳道と出会う前の夏月を演じるガッキーは、地味な化粧、表情に乏しい演技で世の中の隅っこで息を潜めて生きる女性を好演している。

華やかな印象の強い彼女だからこそ、暗い闇が潜んでいるような表情が映える。

 

稲垣吾郎の演技の質の高さは折り紙付きだが、山田真歩や宇野祥平らのキャスティングもはまっている。

磯村勇斗が演じた佐々木佳道もよかった。彼も陽から陰まで幅広い表現力を持っている役者さんで、味がある。

共演には森田想、山本浩司、坂東希、松岡依都美(どこに出てたかな・・・)らが。

また渡辺大知と徳永えりがまたも一緒に出ていた。今回は絡まなかったが、この二人の共演率が高いのはなぜだろう。。。徳永えりは珍しく嫌味な役。

面白いところでは、白鳥玉季がちょい役(You-Tuber役)で出ていた。

徳永えりは、ちょい役でも存在感たっぷり。

 

神戸八重子を演じる東野絢香は、物語の展開には深く絡んでこないものの、自らの想いを大也に伝える際の演技はとても感情表現豊かでよかった。

「ゴーストキラー」でも出ていたが、これからいろいろなところで活躍するかもしれない。

 

東野絢香。

大也から礼と別れのことばを告げられた時の背中で見せた演技はよかった。

 

総じて好きなタイプの映画だったので、心に残った。

観る者を選ぶ作品であることには違いないが、自分の見ている世界がすべてではない、ということに気づかせてくれるという意味で、生きることに迷い悩んでいる人にはお勧めの作品だ。

昨年4月に帰国してから10月までは11ラウンドでAve89と、アメリカ時代の貯金もあったのか、レベルを維持できていた。

 

しかし11月ラウンドできず12月に入ってから徐々に何かがズレていき、ショットがおかしくなっていった。

そこから半年経っても一向に調子はあがってこない。

その間、練習はアプローチ中心にしてショートゲーム強化に臨んだが、実戦ではあまり生かせず、パットも今年に入って不調。

 

データでは昨年に比べてパーが獲れなくなり、ダボが多い。平均パット数も悪化している、

昨年後半から不調だったドライバー、アイアンのショットは最近、元に戻ってきている。

ここからは定性的な分析だが、その背景にはるのはアプローチでしっかり寄せる、乗せるができず、グリーンに乗っても1パットで決めきれない、もしくは3パットしてしまう、というラウンドが多くなっていると感じる。パーが少なく、ダボが多い理由だろうか。

 

ゴルフを始めて19年、日本では練習量もラウンド数も少なく、毎年大幅に進化するわけではないが、ゴルフの質は毎年少しずつ進化していると思う。

 

最近は練習での気づきをラウンドに活かせている。

スイングで管理すべきポイントも当たり前の基本が大事で、それ以外はいらないということもわかってきた。

 

・アドレスは目標に対し真っすぐ正確に立つ

・スイング中にグリップエンドが体から遠ざからない

・インパクト時は緩まない

・左わきを最後まで開けない

 

この4つくらいだろうか。

 

あとはパター。今年に入ってからおかしい。

何がおかしいかわからないので、改善しようがない。

こういう時はエースパターを少し離れて、サブパターに切り替えるのがベスト。

8月は4ラウンド予定が入った。

キャメロンのスタジオニューポートか、オデッセイのセンターシャフトのいずれかに代えて臨もう。

ロイヤルメドウは駐在前に行って以来、5年ぶりだ。

 

昨年12月にO内さん、SS木さんに誘っていただいたが、今回もお二人からのお誘いがあり、ご一緒させていただくことに。

9:43ティオフと遅い時間スタートなので、8時過ぎにゆったりと出ていく。

5年ぶりにクラブハウスに入ったが、なんかとてもいい匂いがする。

ここはホスピタリティが昔から素晴らしいが、お客もあまり詰め込まないし、雰囲気がとてもよい。

 

年配の男性キャディさんがついてくれたが、アマチュアのキャディもやりながら、プロテストを受ける女子プロのバッグも担ぐなど、経験豊富な方でキャディのアルバイトに関する色々なお話が聞けて面白かった。

 

かなりの暑さを覚悟していたが、午前中は湿度も低く風もあり、まあまあ過ごしやすかった。

INスタートのはずだったのに、なぜかOUTスタートに変更されていた。

 

OUTコース

 

1 ミドル 341y 2-2 パー

2 ミドル 361y 3-3 ダボ

3 ショート 163y 2-3 ダボ

4 ロング 537y 3-2 パー

5 ミドル 403y 6-1 トリ

6 ショート 166y 2-2 ボギー

7 ミドル 364y 4-2 ダボ

8 ロング 472y 4-2 ボギー

9 ミドル 333y 3-2 ボギー

 

【ティショット】

1 〇

2 〇

3 X8Iダフリ

4 〇左

5 X右

6 ○5I左

7 〇

8 〇

9 〇右

 

MATT 48 鳴かず飛ばずやなあ。。。相変わらずパターがひどい

O内さん 60 ドライバーがなんかおかしいですね

SS木さん 51 6番以降崩れ出し、今日は苦戦

 

ティショットはここのところ、あまりよくない。

ショットもアプローチもイマイチ。

加えてパターが今日もダメ。

7月に入って調子が下降気味な気がする。

2番、3番はファーストパットをノーカンで打ちすぎての3パット。

そのほかのホールも、先週に引き続きやはり一筋違って入らず。

極めつけは8番で、1mのパーパットを外すというていたらく。

これではアカンね。

 

 

10番、11番と夏空が眩しい。

アメリカなら爽やかなのだが、日本の夏は苦しい。。。。

 

INコース

 

10 ミドル 336y 3-2 ボギー

11 ミドル 358y 3-1 パー

12 ロング 510y 5-3 トリ

13 ショート 150y 2-2 ボギー

14 ミドル 355y 2-3 ボギー

15 ミドル 395y 4-2 ダボ

16 ロング 537y 4-2 ボギー

17 ショート 166y 2-2 ボギー

18 ミドル 374y 4-1 ボギー

 

【ティショット】

10 △右

11 〇右

12 〇左

13 ○6Iトップ

14 ○

15 ○

16 〇右

17 X6Iダフリ

18 X右

 

MATT 48-47 95 いいとこなしですなあ

O内さん 60-56 116 暑い中お疲れ様でした

SS木さん 51-48 99 同じく、暑い中お疲れ様でした

 

後半は15番以降、暑さがピークになってきて、もう苦しいの一言。

今日はガードバンカー、フェアウェイバンカーともに2回ずつくらい入れたけど、まずまずよくできたと思う。

そのほかは、、、、、

特に書くことないなあ。

パットをなんとかしたい。

全然タッチが合わないし、ショートパットを外しまくる。

エースパターを少しの間やめて、サブパターにして様子を見てみよう。

 

O内さん、SS木さん、ありがとうございました。

暑い中本当にお疲れさまでした。

 

それにしても、夏ゴルフ、こうも暑いとほんと体に悪いよね。。

スポーツではなく、拷問みたいになっている。

でも8月は4回も予定が入ってしまった。

大丈夫か、MATT!?笑

アクションコーディネーターの園村健介が監督というので、え?と思ったら、しっかり阪元裕吾が脚本で参加、そして高石あかり初の単独主演映画というので、これは観ないといけない。

 

殺し屋が出てきて、シリアスとコミカルを織り交ぜながらテンポよいアクションで魅せるスタイルは、阪本ワールドの真骨頂。

そして、本作品も100分前後でスパッと終わる。この潔さがいい。

 

高石あかりは、河合優実と並んで若手実力派の筆頭株といえよう。

どんなキャラでも難なくこなし、感情表現も豊か。

何よりその作品の空気を作ることができる。

若いのにそれができる女優さんはなかなかいない。

彼女のいいところは、感情の起伏や表情の変化を切れ味鋭く演じ切るところ。

この感性を持っている同世代の女優さんは、河合優実くらいかも。

 

ストーリーは、任務遂行直後に何者かに殺された腕利きの殺し屋・工藤(三元雅芸)が、幽霊となって普通の女子大生・松岡ふみか(高石あかり)に憑依してしまうところから始まる。

ふみかはおとなしい性格ながら、人よりも正義感が強く、ちょっとしたきっかけで思わぬ暴走をしてしまうような女性。

だから最初は殺し屋なんて、と拒絶反応を示していたのが親友のマホ(東野絢香)のために無茶な行動に出るなど、ちょっとしたきっかけで人生転げ落ちていってしまうタイプかもしれない。

 

阪本・園村コンビの映画は、当然激しいアクション(ガンアクション含む)あってのものだが、果たしていくらアクションの訓練をしたからといって、伊澤沙彩織がいないのに高石あかり一人で大丈夫か、、、、と心配したのだが稀有に終わった。

阪元裕吾の巧みな演出により、激しいアクションシーンは「ベイビーわるきゅーれ」でも出演していた三元雅芸がきっちりと魅せてくれる。

もちろん、高石あかりも「ベビわる」で培った軽快なアクションを随所で見せてくれる。

 

出てくる役者さんも一流のスタントアクターたちが中心だ。

今回も川本直弘、木部哲といった役者さんのアクションのキレで持っている。

だから、演技がどうこうよりアクションシーンを安心して観ていられる。

本宮泰風、山口祥行らVシネマの名俳優らも多数出演していて、暗黒社会の雰囲気を盛り上げてくれる。

 

阪元裕吾の作品は、なんとなく北野武監督の世界観に通じるものがあるような気がする。

血と暴力、銃、義理人情。シンプルだが、人間が内に秘めてしまっている、危うくて醜い何かをチラ見せするような感じ。

ずっと感じていたわけではないが、本作を見てちょっと思ったりした。

 

工藤を慕っていた同じ組織の影原利久(黒羽麻璃央)とともに、(工藤が憑依した)ふみかは、組織を壊滅させる。

目的を果たした工藤は成仏するのだが、ふみかとの涙の別れのシーンはない。

知らないうちにいなくなっていた。

そして、すべてが終わって普通の生活に戻れたふみかを待っていたのは親友のマホ。

二人で笑いながらアパートに帰って行くところで、物語はスパッと終わる。

阪本作品はこの辺の情に流れない締め方が心地よい。

 

映画を観ていながらふと思ったのだが、すべてが終わった最後にふみかがそのまま殺し屋組織に入ってしまい、それが「ベイビーわるきゅーれ」のちさとにつながってたら面白いのにな、と想像した。まあ、それは蛇足なので無しでいいけど。

 

高石あかりが朝ドラ女優になった今、阪元裕吾もなかなか彼女を使いづらくなるのかもしれないけど、でも、やはり伊澤彩織とのコンビをファンとしてはどうしてもまた観てみたい。

しばらくは無いかもだが、ぜひ、待ってます。

6月14日以来、一カ月ぶりのラウンドだった。

 

レイクランドCCは、2010年12月末に、月曜のセルフオープンデーに有休ゴルフで行ったきり。昼ご飯は弁当、シャワーのみというプランで、15年前ということもありほとんど覚えていない。今回早朝スタートプランで安かったので予約した。

 

4時半起きで5時45分にマサ・Yさんが迎えに来てくれてGO。

歴史と伝統のあるコースらしく、クラブハウスまでの導入路や、館内の雰囲気、木製のロッカールームなど、非常に重厚感のあるつくり。

前回来た時はゴルフを始めて5年、そこまでじっくりとゴルフ場を観察する余裕もなかった。

 

先週金曜日から夏本番の暑さになってきた。今日も朝から蒸し暑い。

6:56のティオフだったが、少し早くスタートできた。

 

INコース

 

10 ミドル 413y 3-2 ボギー

11 ミドル 329y 4-1 ボギー

12 ロング 512y 4-2 ボギー

13 ミドル 375y 4-2 ダボ

14 ミドル 383y 4-1 ボギー

15 ショート 136y 2-1 パー

16 ロング 482y 7-1 トリ

17 ショート 182y 2-2 ボギー 

18 ミドル 341y 2-2 パー

 

(ティショット)

10 △右

11 △左

12 〇

13 X左

14 ○

15 〇9I

16 X左

17 △5I手前

18 △左

 

MATT 46 珍しくティショットが乱れる

マサ・Yさん 48 昨日の接待ゴルフから2連荘だそう

 

なんか珍しくティショットが安定しない。

10番は右にすっぽ抜けたが、11番は左に、13、16番は左に引っかけテンプラみたいな変な球で、トラブルに。

こんなにティショットが乱れたのはいつ以来だろうか。

 

パターはここのところ不調なので、エースパターをやめて、セカンドパターに入れ替えようと思っていたがすっかり忘れてしまっていた。

 

1番でいきなり1.5mのパットを外してボギースタート。

そこから13番は2mを寸止めでダボ。

16番はティショット左、2打目の4UTもなぜか左に引っかけてしまい、トラブル続きのトリ。

18番、4UTで2オンし、ロングパットもOKに寄せてパーが獲れたのだけが、前半の唯一良かったホール。

 

10番のティイングエリア。打ち下ろしの左ドッグ。

 

10番、グリーンからフェアウェイを振り返る。1.5mのパットは外す。。。涙

 

昔、オンワード樫山がオーナーだったこともあるので、カートにはこんな意匠が。

今でもプロショップには23区のウェアを売っている。

 

15番ショートのティイングエリアで。

スタッフのホスピタリティもまずまずよく、コースの管理も行き届いている。

フェアウェイの芝付きも良い。

総じて隠れたいいコースだと思う。

県外者にあまり知られないでほしいと願う。

 

お昼はなんと1時間20分待ち。。。。

さすがにだれてしまったが、食事はなかなかよかった。

MATTは日光HIMITSU豚のカツ丼をチョイス。+600円弱だったが、肉厚の豚肉はジューシーで美味であった。

 

 

OUTコース

 

1 ロング 496y 4-3 ダボ

2 ミドル 340y 4-2 ダボ

3 ショート 139y 2-2 ボギー

4 ロング 474y 4-2 ボギー

5 ミドル 387y 4-2 ダボ

6 ミドル 396y 3-3 ダボ

7 ミドル 305y 3-2 ボギー

8 ショート 176y 2-2 ボギー

9 ミドル 383y 3-2 ボギー

 

(ティショット)

1 ○ややダフリ

2 ○

3 △9I手前

4 ○

5 〇

6 ○

7 ○

8 〇5UT

9 ○左

 

MATT 46-49 95 叩いた・・・パターがひどい。。。。

マサ・Yさん 48-53 101 惜しい、もう少し踏ん張れば。。。

 

後半はティショットはもとに戻ったものの、パットがなぜか一筋違う、入らない、、、というホールが連発。

 

1番は1.5mのパットが惜しくも入らず3パットダボ。

2番、1.5mのパットが一筋違い入らず。

3番、2mの下りパットはカップにけられる。

4番、2mのパットが一筋違い入らず。

5番、2mのパットが寸止め・・・

6番、1.5mのパットが一筋違いで入らずダボ。

8番、1mのパットをまさかのミス。

 

16番、6番でガードバンカーにつかまるも、今日は二回とも上手く脱出できて良かった。

ティショットが安定したものの、アイアンショットがイマイチでパーが獲れそうなホールがほとんどなく、パットのミスでダボだらけに。

7打もパットでミスしていたら、そりゃスコアもこうなってしまう。。。

 

午後はどんどん気温が上がってかなり辛かったが、早くスタートしたおかげで1時半には上がることができた。

ただ、前後半ずっと前にいた3人組(おっさんx2+夜のお姉さんぽい女子)が、えらく下手くそで、遅い遅い。。。。

特におっさん二人が異様に下手くそでスロープレイだったので、かなり待たされた。

夜のお姉さんは、最後の方は二人をほったらかして先に行ってしまうし。

多分、次のラウンドはないでしょうね・・・・笑

 

マサ・Yさん、昨日もゴルフでお疲れのところありがとうございました。

また次回、よろしくお願いします。

 

帰りに寄ったセブンで買ったスムージーが、冷たくて甘くて美味しかった・・・・・

今日は午後から秋葉原に出張。

ちょうどよい機会ということでツネッチに連絡し、久しぶりにお昼を一緒に食べることにした。

 

近くに勤め先があるツネッチにお任せして、店を選んでもらう。

「孤独のグルメ Season6(2017年)」の第8話でとりあげられた、御徒町の「羊香味坊」がツネッチプレゼンツ。

 

まだ11時と早かったため、店も開いたばかり。

誰もいない店内で、五郎さんばりにのんびりと食すことができた。

 

ランチメニューのいくつかある中から、羊肉刃削麺+半チャーハン 1100円をチョイス。ちなみに先ほどGoogle MAPのメニューの写真を見てみたら、1年前は1000円だったみたい。そりゃ、値上がりもするわな。。。

 

スープはあっさり(魚介とラム肉ベース?)、麺はきしめんのような太麺。

チャーハンはほどほどの塩加減で旨味も感じられる。

総じて、1100円のランチとしては、美味しく満足できた。

お店は中国人のスタッフ中心で、ホスピタリティはあまり感じられなかったが、それも本場感あってよいのではないか、と前向きにとらえる。

 

今日はツネッチと2年ぶりに会えて、ゆっくりと積もる話ができた。

4月以降、異動した先の職場では人生の大先輩ばかりなので、気軽にバカな話もできなかったので、大学時代に戻ったかのように楽しい時間が過ごせて、良い気分転換に。

 

ツネッチ、ありがとう。

また東京に行った時はよろしく!!

 

帰ってきて「孤独のグルメ」の当該エピソードをもう一度見てみたが、8年前と比べてだいぶ店の外観もくたびれていた。時の流れを感じる。

 

9時50分頃、宇都宮駅にて。

台風5号の影響で、雨風が凄かったが写真ではわからず。。。

 

昨年はアメリカから3年ぶりに帰ってきて初めての夏を経験し、日本の夏はほんとに暑いと再認識した。アメリカ中西部の夏の素晴らしさを一生知らないでいればよかった、と後悔するほどだった。

 

今年も変わらず暑い。

しかし今年は昨年よりも酷い気がする。

梅雨はほとんど雨が降らず、蒸し暑い日々が二週間も続いた。

ここ数日は雨が降り、涼しくて梅雨の時期らしさが戻ったが、来週からまた猛暑が戻ってくるという。そのまま梅雨明けになるかもしれない。

 

ああ、夏だけオハイオに戻りたい。。。。

 

 

前後編あわせて約1時間でサクッと見られるし、2023年当時、メジャーの入り口に立ったばかりの原菜乃華のフレッシュな演技を楽しみに観てみた。

 

原菜乃華は、現在朝ドラ「あんぱん」で今田美桜、河合優実ら人気女優と肩を並べて出演。

大きく澄んだ目、すらっとした容姿、愛くるしい童顔を持ちながらしっかりした演技もできる、まさに次世代を担う若手女優の筆頭株として、ここ数年注目している。

 

このドラマは高崎市とTV東京がタッグを組んで作った地元PRドラマの第四弾とのこと。

過去には伊藤万理華主演作もあったようだ。

なので、演技がどうこうというものではなく、高崎の食の魅力を紹介するのが主目的。

群馬は小麦の生産量が東日本一とのことで、高崎がパスタの街と言われるのも、なるほどと思える。

 

まだ当時10代だった原菜乃華が、キャピキャピと高崎の名物を紹介し、色々な高崎の名物グルメを紹介していくが、頼もしい食べっぷりとモノローグは同じテレ東の「孤独のグルメ」の五郎さんばり。

ただただ美味しそうに食べていくだけだが、彼女の持っている女優としての輝の眩しさが心地よい。

最近では「推しの子」でも注目されたようで、この華を生かして活躍してもらいたい。

この大きな目が彼女のチャームポイント。

大きさだけではなく、きれいなまん丸目も魅力。

 

焼きまんじゅうは本当に美味しそうだし、パスタ好きとしては紹介された2つのパスタはぜひ食べたい。また「オランダコロッケ」では、昔、MATTが少年時代に大阪で食べていた「ミートコロッケ、通称ミーコロ」に似たコロッケが出てきた。これは一度食べてみたい。。。

 

共演者は群馬出身の渋川清彦。だが同じく共演の池谷のぶえは茨城県、銀粉蝶は栃木県出身だったりする。。。(原菜乃華はバリバリ東京都・・・)

 

日本の地方にはその地の特産物を生かした豊かな食文化がある。

こういうドラマなら、ウェルカム。どんどん作ってもらいたい。

普段はラブロマンスは積極的に見ないのだけど、古川琴音がヒロインということで、彼女の演技を楽しむ目的で観てみた。

 

2007年にヒットした台湾映画のリメイク。河合勇人監督。

SixTONESの京本大我が主演ということで、おそらく彼のファンによってしっかりと興行成績は支えられただろう。

人気アイドルのお相手となると、これまた気を遣うので女性ファンにやっかみを受けないキャスティングとして、古川琴音が選ばれたのではないだろうか。

実力のある彼女にとっては経緯はどうあれ、ヒロインを演じるチャンスができたのだから、MATTのようなファンにとってはありがたい限り。

 

その古川琴音、とても良かった。

存在とお芝居だけをずっと見ていたい、という女優さんはそうそういない。

特に、コケティッシュという言葉がピタリとはまる若手女優は、古川琴音以外には思い当たらない。この映画のヒロイン・内藤雪乃を演じるにあたり、彼女は少々舌足らずな話し方をしている。もともとややそのきらいはあるものの、努めてそういうしゃべり方をしていた。

その役作りによって、ミステリアスな雰囲気をまといながらも、京本大我演じる樋口湊人を追い回す、ちょっと不思議で可愛い女の子を上手く表現していた。

古川琴音。

もし自分が映画監督やドラマの脚本家だったら、絶対に主役で使いたい女優さん筆頭。

 

彼女はきっと、監督、脚本家が色々と試して使ってみたくなる女優さんではないだろうか。

今まで彼女の出演作はたくさん観てきた。どれも印象に残っているが、「偶然と想像」が一番良かったかな。濱口竜介監督も古川琴音の持ち味を活かしている、と感心した。

 

想像力貧困なMATTは、物語の途中まで雪乃は幽霊なんじゃないのかと思っていたが、そのプアな予想は、ラスト30分であっけなく覆させられる。

実はこのお話、バリバリのSFだった。

雪乃は21年前の世界から、音大の古くなって使われなくなった施設にあるピアノのある部屋を通じて、過去と未来を行き来していた。

 

タイムリープの設定が雑だ、という映画批評が多々あったが、そもそもラブロマンスなのだからSF設定は主菜ではない。そんなことグダグダ言うな、と。

(まあ、演出上でちょっと違和感の残る部分は確かにいくつかあったけど、、、)

若くして病に冒されてしまった雪乃の、湊人を想う切ない気持ちがラスト30分の種明かしで、切々と綴られる。

雪乃は自らの命の時間が幾ばくも無いことを知りながら、限られた時の中で、湊人と共にいる日々を美しいものにしようとする。

その健気さと一途さに思わずほろりとさせられた。

 

共演者は横田真悠(「荒ぶる季節の乙女どもよ。」が懐かしい)、坂口涼太郎、皆川猿時(「東京サラダボウル」は良かった)、西田尚美、尾美としのり。

横田真悠。

「西園寺さんは家事をしない」で久しぶりに見た。大人っぽくなりました。

 

古川琴音がヒロインを普通の女の子として演じている、というのはレアかもしれない。

でもこの作品で演じた雪乃は、彼女の持っている魅力をばっちりと表現できる役という意味では、ファン必見の作品と言えるかもしれない。

週末の映画・ドラマ鑑賞では、チョイスに失敗してもそれを忘れるくらいの作品に出合えれば、失敗も帳消しになる。

 

湊かなえの小説は読んだことがない。女流作家の小説は好きでよく読んでいたので、いつかしっかり読んでみたい。

映像作品は「告白」「落日」「母性」と期待を裏切らない面白さだったこともあり、2019年のWOWOWドラマのこの作品、Netflixに上がった時から観ようと思っていた。

 

脚本が清水友佳子、女優陣も実力者が揃っていて、面白くない要素はどこにも見当たらない。

ドラマは全6話、5つのエピソードで構成されている。

風景からおそらく富士市、富士宮市あたりが舞台だろうか。5つのエピソードはそれぞれが各話と世界がつながっており、脇役のキャラクターも重複して出たりしている。

 

娘を大切に思うあまり、一人の女性、人間としての成長を歪めてしまうほどの愛情を注ぐ母親と、その母親から逃れたくても逃れられず、人生が少しずつ歪んでずれていく娘の様を、それぞれ主演する女優陣の熱演と、よくできた脚本が視聴者をぐいぐいドラマの世界に引き込んでいく。

各エピソードは主人公のモノローグから始まり、物語の終盤を先に見せ、その結末が起こる過程を見せていくというスタイルで作られている。

 

第1話「ポイズンドーター」、第2話「ホーリーマザー」

 

藤吉佳香/寺島しのぶ
藤吉弓香/足立梨花
野上理穂/山下リオ
羽村乃愛/山田杏奈
江川弘子/渡辺真起子
野上塔子/宮崎美子

落合モトキ

片岡礼子

和田正人

黒田大輔

 

寺島しのぶ演じる佳香の、娘への過剰な干渉ぶりは「ホーリーマザー」ではなく、まさに毒親(ポイズンマザー)に見える。そのため娘の弓香が不憫に思えてしまう展開に、視聴者はまんまと騙されてしまう。1話で娘の視点から母親を見せられた視聴者は、後半の2話で母親の娘への想いと、自らの不器用な生き方を見ることになり、そこで真実を知ることに。

そこには共に懸命に生きようとする二人の女性がいるだけで、「毒」な母親も娘もいなかった。

 

主人公の親子を演じる寺島しのぶ、足立梨花の競演はもとより、若いながらも山下リオ、山田杏奈の確かな演技力、ベテランの渡辺真起子の狂気の芝居が光る。

 

山田杏奈。

またも貧しい家の可哀そうな女の子役。。。。

この頃の彼女は、そういった役がハマりすぎていた。

 

第3話「罪深き女」

 

天野幸奈 /清原果耶

天野聡美/坂井真紀
黒田正幸/髙橋優斗
水崎綾女
峯村リエ

清水伸

落合モトキ

茅島みずき

 

どのエピソードも主人公の主観目線と、その真逆にある第三者の目線で真実をあぶり出す手法だが、それが一番ハマって面白かったのはこの3話だ。

 

名作「透明なゆりかご」の1年後に主演した清原果耶は、まるで別人の少女を演じており、表現力の豊かさが発揮されている。やはり彼女は早熟な女優さんだと再認識した。

坂井真紀演じる母親の狂気が、徐々に見えてくる演出はなかなか怖い。

無理解で他人の人生に干渉することが、本当の助けにならないどころか悲劇の引き金を引いてしまうというのが、救いがたく後味が悪い。

ラストシーンで車に跳ねられても、血だらけになりながら歩いていく幸奈がかなりホラーだ。

 

第4話「ベストフレンド」


漣涼香/中村ゆり

漣頼子/中村久美
大豆田薫子/ 山田真歩
郷賢/和田正人
小宮孝泰

佐津川愛美

 

個人的には好きな話だった。湊かなえらしい、女性の内なる感情をえぐり出すような作品で、しかも最後までミステリー要素も加えながら展開していくため楽しめる。

中村ゆり、山田真歩(実は同い年、この時はともに37歳)が、本当に良い演技をしている。この二人は大好きな女優さんで、主演を張る実力がありながらも、実はこういう作品の方が彼女たちの演技を本当に楽しめるのかもしれない。

 

好きな話の反面、芸能界の裏側の醜い側面や、主人公の涼香が、心の内にはドロドロしたものを抱えながらも人間臭く懸命に頑張って生きているのに、まったく報われずに命を散らしてしまう結末が、あまりに切なくてちょっと辛い。

 

第5話「優しい人」


樋口明日実/倉科カナ

樋口実貴子 - 赤間麻里子
奥山友彦/浜野謙太
徳田淳哉/奥野瑛太
斉藤萌/柳ゆり菜

峯村リエ

阿部亮平

水間ロン

 

明日実を演じる倉科カナがフェミニンな優しい女性を演じているのが新鮮だった。

彼女もまた厳格な母親の呪縛から逃れられない可哀そうな娘の一人。

明日実と関わる二人の男性を、浜野謙太、奥野瑛太が濃淡をつけて演じているのが、ストーリーを面白くしている。

1・2話での主人公・弓香同様に、厳格な母親の教えのせいで歪んだ「優しさ」を身に着けてしまった結果、自分が誰のために、何のためにその「優しさ」を持ち合わせて生きているのかが、わからなくなってしまう不幸を描く。

ただ、このエピソードでの母親・実貴子は、自分の生き方を最後まで貫きながらも、娘への愛情の注ぎ方が間違っていたのだ、と気づいた佳香と違い、最後まで自分の娘との距離感を正そうとしなかった(というか、理解していなかった)。

そのせいで、明日実が十字架を背負ってしまったのだろうか。

 

最終話「マイディアレスト」


寺崎淑子/伊藤歩

寺崎和子/梅沢昌代
寺崎有紗/佐津川愛美
 

この話は一番怖いかもしれない。伊藤歩の怪演が光る。

母親に加え、妹の有紗(佐津川愛美の役作りが素晴らしい)という二人の女性に、幼少期から抑圧された結果、極めて歪んだ愛情、恋愛感情を身に着けて育ってしまった淑子。

自らが正しいと信じる世界に浸ってしまい、周囲から別次元に存在しているかのようなふるまいは、3話の清原果耶演じた幸奈と重なるかもしれない。

まるで淑子という人間が、そこに本当に存在するかのような伊藤歩の芝居は必見だ。

ここでの母親は悪気がない毒親で、完全に一人の人格を壊してしまった、という点では地味ながら実は最凶の毒親だったかもしれない。

 

最期に、全編通してエンディングで流れる主題歌は、聴きようによっては不気味な歌だ。

母親の歪んだ愛情が全面に押し出されるような歌詞と、その気味悪さとアンマッチな童謡のようなメロディ。耳に残ってしまう。

 

何気なく観たが、かなり満足度が高かった。

ただ、どの話もまったくハッピーにはなれないので、気持ちが落ち込んでいる時にはお勧めできないかな。。。。。