2012年観戦試合ベストゲームランキングの続きです。
今回は一気に15位~6位までの10試合を発表します
第15位 プロ2勝目とプロ初セーブ
9月11日 公式戦 vs広島19回戦(東京ドーム)
巨人 6-3 広島
勝:小山雄輝 2勝1敗
敗:ブライアン・バリントン 6勝13敗
S:高木京介 2勝1S
本塁打:阿部慎之助22号、ブラッド・エルドレッド6号
小山投手が前回の先発に続き、すばらしいピッチングでプロ2勝目
中盤はスイスイとアウトを重ねていったし、初完投初完封も狙えるくらいの内容でした。
9回は代わった田原投手が打ち込まれると、高木京介投手がピンチをしのいでプロ初セーブ
優勝目前の9連戦初戦を若手投手だけで勝てたのは大きかった
あと、小笠原選手が一軍復帰即スタメン。
誰よりも大きな声援を浴びてましたよ
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第14位 阿部慎之助デー
7月12日 公式戦 vs広島12回戦(東京ドーム)
巨人 6-2 広島
勝:澤村拓一 7勝7敗
敗:今井啓介 1勝2敗1S
本塁打:長野久義10号、11号、天谷宗一郎4号
阿部選手のプレーヤーズデー。
橙魂とも重なって、ものすごい人が詰め掛けてました。
再びオレンジ一色に包まれたドームで大暴れしたのは長野選手
プロ初の2打席連続ホームランに、試合を決定づけるダメ押しの2点タイムリー。
4安打4打点の大活躍でした
あと、前半戦最後の観戦でようやく念願叶った澤村投手の先発。
ピンチは多かったけど、粘り強く投げてくれました。
山口投手に失点がついたことが唯一残念なこと…
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6月11日 交流戦 vsロッテ4回戦(東京ドーム)
巨人 8-4 ロッテ
勝:高木康成 1勝
敗:中郷大樹 1敗
本塁打:阿部慎之助8号、長野久義5号、今江敏晃3号
由伸選手のプレーヤーズデー。
交流戦優勝を懸けた大一番で、防御率0点台を誇った杉内投手が3回4失点
まさかの展開だったけど、中盤は打線が底力を発揮して逆転
最後は鉄壁のスコット・鉄太朗(←初めて使った!笑)で逃げ切り勝利。
原監督が試合後に「今季ベストゲーム」とコメントしましたね。
2番手でマウンドに上がった田原投手はプロ初登板。
反撃の流れを作ってくれました
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5月23日 交流戦 vs西武2回戦(西武ドーム)
西武 0-2 巨人
勝:杉内俊哉 6勝1敗
敗:岸孝之 4勝4敗
S:山口鉄也 1S
本塁打:村田修一3号
杉内投手と岸投手のすばらしい投手戦。
内容からすると岸投手の方がよかったけど、ホームランで先制し、たった1度のチャンスで追加点を奪って勝利。
代打・石井選手のスクイズ、お見事でした
ただ、この試合のハイライトは9回裏。
無死満塁を無失点でしのいだ山口投手
球団記録の21試合連続無失点を達成すると同時に、チームを“9”連勝に導いてくれました
村田選手の守備もすばらしかった。
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第11位 内海哲也バースデーゲーム① 、②
4月29日 公式戦 vs阪神5回戦(東京ドーム)
巨人 2-0 阪神
勝:内海哲也 2勝3敗
敗:岩田稔 1勝4敗
S:西村健太朗 1敗5S
選手たちがオレンジユニフォームを身にまとってプレーした最初の試合。
この日から橙魂伝説が始まったんです
内海投手は30歳のバースデー先発
ランナーを出しても持ち味の粘り強いピッチングで自らを祝いました。
打っては加治前選手がプロ初タイムリー
お立ち台でケーキをプレゼントする、なかなかいい演出もありましたね。
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第10位 144試合目のドラマ ※まだこの日だけ簡潔版
10月7日 公式戦 vsDeNA24回戦(東京ドーム)
巨人 2×-1 DeNA (延長10回)
勝:福田聡志 8勝1敗
敗:藤江均 3勝5敗1S
本塁打:矢野謙次1号、井出正太郎2号
レギュラーシーズン最終戦。
矢野選手のサヨナラホームランにはもちろん興奮した
でも、この日の一番のドラマは坂本選手と長野選手の最多安打争い
未だかつて、こんなにも美しいタイトル争いがあったのか?ってくらいよかった
試合後にドラマの裏側を知って、この試合の価値がさらに高まったし。
台本のない、純粋な人間ドラマを見たような感覚です
個人的には試合後のセレモニーでサインボールをゲットしたこともいい思い出だな。
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第9位 勇人と“6”尽くし!
9月14日 公式戦 vs阪神22回戦(東京ドーム)
巨人 3-2 阪神
勝:杉内俊哉 12勝2敗
敗:岩田稔 8勝12敗
S:西村健太朗 3勝1敗26S
本塁打:坂本勇人13号
杉内投手が立ち上がりに2点を失い、打線は岩田投手を打ちあぐね、どうしてもあと一本が出なかった
そんな中、一振りで試合をひっくり返してくれた坂本選手
もうこの場面でホームラン打つしか勝つ方法がない
そんな場面で打ったホームランには感動したし涙出た。
ジャイアンツの強さを感じた試合でもあったな。
あと、谷選手の350二塁打達成は忘れちゃいけない
逆転のきっかけにもなったし、頼りになるベテランですよ。
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第8位 由伸300号&内海完封
8月17日 公式戦 vs広島16回戦(東京ドーム)
巨人 5-0 広島
勝:内海哲也 11勝6敗
敗:ブライアン・バリントン 6勝10敗
本塁打:高橋由伸8号
観戦記のタイトルでおわかりのように、この日は由伸選手と内海投手に尽きます
由伸選手が巨人の選手としては史上5人目となる通算300号
昨年1500本安打も打ったし、やっぱりバリントン投手とは相性のいいみたいだね。
由伸選手の快挙に花を添えてくれたのが内海投手
危なげなしとはまさにこのこと。
見事な完封ショーでした
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第7位 3年ぶりのリーグ優勝 、リーグ優勝のウラ話
9月21日 公式戦 vsヤクルト21回戦(東京ドーム)
巨人 6-4 ヤクルト
勝:内海哲也 14勝6敗
敗:増渕竜義 2勝6敗
S:西村健太朗 3勝1敗30S
本塁打:阿部慎之助26号、宮出隆自3号
3年ぶりのリーグ優勝を決めた試合。
1日ソワソワしてたのが昨日のことのように感じます
阿部選手のホームランとタイムリーや、亀井選手の好走塁などで序盤からリード。
一時同点に追いつかれたけど、試合を決めたのは長野選手
キャンプでの抱負を有言実行してくれました。
優勝決定の瞬間も、二度とないようなまさかの展開でした(笑)
胴上げを生で見られるのは幸せなことだとつくづく思います。
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第6位 日本シリーズ連勝
10月28日 日本シリーズ vs日本ハム第2戦(東京ドーム)
巨人 1-0 日本ハム
勝:澤村拓一 1勝
敗:武田勝 1敗
S:スコット・マシソン 1S
本塁打:長野久義1号
大事なシリーズ第2戦を任されたのはCSで好投した澤村投手。
いきなり死球からスタートして、阿部選手にバシっと頭を叩かれる場面もあったけど…笑
長野選手が先頭打者ホームランで取った1点で十分だと感じるほど、この日のピッチングは最高だった
まだ2年だけだけど、ここまでで最高のレベルじゃないかというくらい。
8回の3者連続三振は圧巻だったし、あの雄叫びは気持ちいいレベルを超えてたよ
試合を締めたマシソン投手はシリーズ史上初の1球セーブも達成。
お立ち台では澤村投手がお約束のこのセリフ…
「あさっても勝つ」
さて、残りはベスト5のみとなりました。
夕方か夜にはアップする予定で~す