僕が花粉症になったのは、花粉症という病気がテレビで取り上げられるようになってから数年後のことでした。その頃、同じ職場で花粉症だったのは一人か二人ぐらいしかいなかったような・・・、それくらいの、花粉症がまだメジャーになりかけぐらいの頃です。
ある年の夏のはじめ頃だったか、スギ花粉の季節が終わろうかという時期に、いきなり鼻がムズムズっとして、「ああ、来年から本格的に花粉症になりそうだな」と思っていたら実際そのとおりになりました。
それから数年間、花粉症にかなり苦しみました。目は常時かゆく、掻いてはいけないと思いながらも寝ている間に激しく目をコスってしまったりで、白目が常にピンクか黄色くなっている状態。一時期はこんなにひどいのなら、いっそもう失明してしまいたいとすら思うほどでした。無論鼻の方も同様の惨状でしたが、どれだけひどかったかの説明は省略した方がよろしいでしょう(笑)。
市販薬も飲んだし、特に目の方が生活に支障をきたすぐらいひどかったので眼科にも行きましたが、薬を飲んで一時的に症状が若干軽くなることはあっても、薬の効き目が落ちると痒みが一層ぶり返すという悪循環。これはもう、僕は一生このツラさと付き合っていかなければならないんだろうなと心が重くなったものです。
もし根本的に治す方法があるとしたら、それはもう体質改善しかないと思い、ある年から薬を飲むのを一切やめました。そうしているうちに一つ気づいたことがありました。仕事中、あるいは仕事が終わった直後、または入浴中や風呂上がりの直後など、症状が軽くなるのに気づいたのです。
「体温が高ければ症状が軽くなるのでは」と考えていたところ、テレビの情報番組でだったか、「花粉症は花粉が体に害を及ぼすわけではなく、体が花粉の侵入に過剰に反応して起こる」という話をしているのを聞き、なるほどと思いました。
つまり、体温が上がっている時に症状が緩和されるのは、実際に花粉が体に入って来ないからではなく、体が「花粉が飛んでくる季節の温度ではない」と感じているからではないか。だとすれば体を普段より暖かくすれば症状は軽くなるのではないだろうか・・・と考えました。つまり自分の体をだますのです。「もう花粉の季節じゃないよ」と。
それからは体温が下がる帰宅後や就寝時など、普段より一枚多めに羽織って過ごすことにしました。寝苦しさはありましたが徐々に花粉症は緩和されました。もちろん、医者でも何でもない素人療法なので他人様にすすめるわけにはいきませんが、自分では十分効果があったと思っています。ここ数年はサボってしまってるので目がかゆくなりますが(笑)。
っていうかこの話、数年前にも書いたような気がしないでもないですが、どうせ誰も覚えてないだろうしこのままアップしよう(笑)。
