私は普通に横3~5列くらいの並び幅で真ん中にいましたが・・
電車が入っいて来て、前の人達が10名程で度乗り込んでは次の電車を待つという状況で、少しずつ列の前に進むのですが私は、周りの人がぶつかったり押し合わない様にと、気を使いゆっくり進んだところ、周りの人は電車が来る度にギリギリまで、我先に乗ろうとして前に強引に進みました。
結果的に私は、少し後ろの人が前へ出て来て押されてしまい、横に弾かれ列の幅の中央に居たのに、右端に追いやられてしまいました。
電車が来る度に列中央の人の強引な進行が早くて,ちっとも前に進めずに仕方なく危ないので、2本程電車が来ても列の右端で待っていました。
このままでは、私はずっと電車に乗れないので、仕方なく電車が来ると追いやられた右端から左斜めに進んで、電車に乗ろうと試みましたが、そうすると隣の人から
『混雑しているのだから、割り込んで進むな!』
怒鳴られてしまいました。
私は中央に位置して周りの方にぶつからない様にと、ゆっくり進んでいたら後ろからの人に押し出されて右端へ流されただけで、割り込むどころかそのせいで何本か電車を見送ったのに、いつの間にか強引に割り込むマナーの無い奴として怒鳴られてしまったのです。
暴風雨が去っても中々、台風一過とはならなかった昨日の午前中でした。
河越夜戦 その壱は コチラ
前回は コチラ
関東官僚上杉家を二分していた扇谷上杉家当主の上杉朝定を討ち取り、約八万の軍勢と言われた古河公方の足利晴氏と関東官僚上杉家の連合軍に北条氏康が打ち勝った、河越夜戦。
この戦に勝つまでの経緯を前回までは書いて来ましたが、今回はその後に北条氏康による関東制覇と、その後における周辺大名達の動向を書いて行こうと思います。
この河越夜戦は八万の大軍勢を、約10分の一軍勢(八千)にて奇襲戦で勝利し事から、日本三大奇襲戦(厳島の戦い・桶狭間の戦い)の一つに上げられています。
厳島の戦いで毛利家が中国地方の唯となった事や、桶狭間の戦いで、織田信長が天下統一に向けての先駆けとなる全国へ名を知らしめた件と同じように、河越夜戦もその後において北条家の関東制覇とその周辺の大名達に、大きな影響を与えた歴史を動かす事になる戦でした。
少し意外かと思われるかも知れませんが、あの義将として語られて武田信玄のライバルとして知られる上杉謙信は、この河越夜戦で北条氏康が勝利した事により生まれたと言っても過言ではないのです。
その経緯はこうです。
河越夜戦により当主が討ち取られた扇谷上杉家は、滅亡の道をたどる事になりました。
そして扇谷上杉家と関東官僚上杉家を二分していた山内上杉家もまた、北条家の猛攻を受けてその勢力を大きく失って行き、天文21年(1552)に山内上杉家当主の憲政は越後の守護代でだった長尾景虎を頼り身を寄せる事になるのでした。
その後の上杉憲政を庇護した景虎は、北条と真っ向から対立して小田原城を包囲したり、川中島にて宿敵武田信玄と数度の小競り合い(川中島の戦いの第1回~3回)を経て、時の将軍足利義輝より関東官僚の職を授かり憲政から山杉家の家督を譲り受ける事になったのです。
ここに、現代に名を馳せる上杉謙信が誕生する事になったのです。
無論これは結果論で、上杉家の家督を景虎が受け継がなくても彼ほどの人物であれば違った形で名を馳せたとは思われますが、河越夜戦を制して関東官僚上杉家の力を削ぎ、関東に大きな勢力を築いた北条氏康の存在が無ければ、景虎が関東官僚となり上杉家を継ぐことも無く、その後の活躍も周辺の有力大名である武田・今川・北条と渡り合った結果も違ったものになったでしょう。
そして、この上杉謙信の誕生だけでなくで、武田・今川・北条による 『三国同盟』 もまた、河越夜戦の勝利の結果から生まれた同盟でした。
次回は河越夜戦の勝利が、どうこの三国同盟に繋がったかを書いてみたいと思います。
つづく
昨日、新元号の 『令和』 が発表されてから2日が経過しました。
テレビやニュースでは必死こいて、この元号の意味を説明する方々の話と、概ねの響きが良いだとか、良好な反応の声が聞かれています。
一方で比較的に、個人的な見解がハッキリと表明されがちなブログにおいては、令の字から来る否定的な意見や違和感、そして不安?も、多々見受けられます。
こうした、公(パブリック)の発言と、私(プライベート)の発言での 『令和』 の受け止め方に対する発言が分かれるのも、これから書こうと思う私が感じた 『令和』 から受けた印象の具現化の様に感じてしまいます。
私が 『令和』 という元号の発表を聞いた時にまず感じたのは違和感でした。
その理由は 『令』 の字から来る 『命令、法令』 というイメージによるものでしょう。
上からの命令に支配された 『和』 という仲良しこよし。
そんな感想が直ぐに頭の中に浮かびました。
この発表から2日経ち、メディアなどでは
『万葉集を経典にした、令月(めでたい月)の柔らかな風や、梅花の香り等を称えている』
そんな説明が、必死になされていたり、令の持つ解釈として良い意味の事例が、あちらこちらで説明されていた2日間でした。
ですが 『令和』 と聞いて直ぐに
『あ~万葉集から来ているのね』
だとか
『梅の香を感じながら、和を持って行くんだね』
などと感じた人は、ほとんどいなかったはずです。
大抵の方が、令の字から来る 『命令、司令』 という言葉のインスピレーションがまっさきに頭をよぎったのでは?
それなのに、良い元号だと感じるなどの声がテレビ等での公で発信される物からは多く聞かれ、私信が伝えられるブログやツイッターなどからは、私が感じた様な感想が多く発信されていて、中には
『平和を命令してる様に感じさせる』
なんていう意見もありました。
そもそもが、和というのは話し合いを持って解決に当たるという、集団における協調性と言う名の 『集団主義』 の象徴の様に私は感じています。
決してこの和を大切にする事が、全面的に悪い事だとは思いませんし協調性や他人を理解する日本人の素晴らしい感性だとも認識はしていますが、反面では日本人が物事を決める際に決断が遅れ、会議~会議で答えを迅速に出せないシステムの素になる精神でもあると思っています。
個人主義で、私に走りすぎれば 『わがまま』 になり、まとまりの無い集団になります。
一方で集団主義で、周りの意見ばかりをおもんばかると、それこそが 『忖度や同調圧力』 を生み、それは最近の集団の中の同調圧力によって違う意見を受け付けないという、いじめ等の心理的要因を作り出したり、目上の人間との力関係から来る忖度をしてネジ曲がった行動をさせています。
ですから少し極端に言えば、命令されて皆が和と言う名の集団心理で、忖度や同調圧力を持ってまとまる。
という意味にさえ感じてしまいます。
すでに、これから来る未来の元号に決まったからには、意を唱えるのはケチを付ける様で良くない。
そんな心理が働いていて…
公(パブリック)では良い元号だという意見ばかり。
私(プライベート)では、命令される仲良しこよしの様で違和感ありと感じる意見が多い。
こんな使い分けによる 『令和』 という新元号の感想意見の表明され方が、まさに 『令和』 という言葉の反応にピッタリだとさえ感じています。
因みに 『令』 の字が過去において元号に使用される候補に上がった事が、江戸時代に一度あります。
その時には朝廷側がこの令の字を用いて 『令徳』 という名を選考した様ですが、幕府は
『令徳とは、徳川に命令すると読み解く事ができる』
と反対して没になっています。
過去にもやはり 『令』 の字は命令という上からの指示を連想させられた事があった様ですね。
ウォーキングデッド シーズン9 第15話の内容です。
ネタバレ(今回は特に衝撃的で重大な出来事あり)が、ありますので未見の方は自己判断で読み進めてくださいね。
○内容
オープニングでは、ヒルトップの住民がアルファに襲われて頭の皮をはがされます。
王国にて各コミニティー間の親睦祭(Huluでは会議と訳されています)が行われて、登場人物のほぼ全て(ニーガン・アーロン・シンディ・ローラなどの、一部のキャラは登場していませんでした)が参加していて、非常に明るい雰囲気で盛り上がります。
開催に向けたエゼキエルの演説では、リックやカール、ジーザスの名前も上がります。
ミショーンと、タラやその他の仲間との確執がとける雪解けシーンや、キャロルとジュディスの再開シーンなど、胸が熱くなるシーンが盛りだくさんでした。
アルデンにルークが歌を唄う提案をしますが、イーニッドとアルデンはりんごアメを口にしながらの恋人宣言をして、歌を唄う事を承諾します。
ジュディスが、ジェリーとその子供達と一緒に、無邪気に動物の真似をして遊んだりしていまた。
アレクサンドリアは、リディア(ウィスパラーズのリーダーの娘)を、亡命者として受け入れる事をゲイブリエルが宣言しました。
その事で起こり得るウィスパラーズの脅威から、各コミニテイーが防衛協定を締結する事になり、ヒルトップはタラ。 オーシャンサイドはレイチェル (登場時は子供だった娘) 。 王国はエゼキエル王とキャロル王妃。 アレクサンドリアはゲイブリエル神父。 と、それぞれによりミショーンが以前に作成した憲章へサインをして、各コミュニティーが共同体としての未来を誓いあいます。
ハイウエイマンのオジーと、元救世主で今はアレクサンドリア住民となったDJは、親睦祭が危険に更されない様に、外に出てウォーカー退治をしています。
ダリルは、コニーにドッグの餌やりを頼みますが、その際の微妙な仕草には、何だかロマンスの予感を感じさせる雰囲気が!
鍛冶屋のアールは妻のタミーと共に、ウィスパラーズがウォーカーの群れの中に捨てた所をコニーが助けた赤ちゃんを抱いて、名前を付けて可愛がっていました。
兎に角、王国での親睦祭は皆が笑顔でとても和やかに進行していきます。
ここまで視ている時点でウォーキングデッドの、もはやフォーマットとも言える
『幸せの後には、不幸 (死) が訪れる』
事が頭をよぎり、全てのキャラにというかコミニティー全体への、大きなフラグが立った様に感じていましたが・・
ズバリその予感が的中する事になってしまいました。
アルファが、オープニングでヒルトップの住人を殺害して、頭皮を剥いでいましたが、それをカツラの様に被り変装して、王国の中に侵入していたのです。
普段のウォーカーのマスク姿や、汚れた顔での素顔からは想像できない綺麗な顔立ちでしたが、頭に殺した人間の頭皮ごと被っている事を考えると、このアルファの綺麗な姿も不気味でたまりません。
エゼキエルはアルファと接触しますが、全く気が付かずに王国の中を案内して回ります。
時間軸は少し飛んで、皆が王国での親睦祭を楽しむ中で場所を知られているヒルトップにウィスパラーズが襲って来る事を危惧して、ダリル・キャロル・ミショーン・ユミコ・マグナ達という戦闘力の高いメンバーが王国を後にしてヒルトップへ向かいます。
途中で、外でウォーカー退治をして警護についていたハイウェイマンのオジーと、DJに出会います。
ヒルトップから王国へ向かった住民の馬車が、襲われた後を発見してハイウエイマン達は王国へ向かい、ダリル達は先を急ぎます。
夜になり、ダリルがウォーカーの足跡を追走する中で不審な状況を見て取り、引き返そうとしますが、そこにウォカーが襲ってきます。
百戦錬磨のメンバー達は襲い来るウォーカーを撃退しますが、その後ろから武器を持ったウィスパラーズが現れて囲まれてしまいました。
そこにダベータが現れて武器を捨てる様に指示します。
捕まってしまったダリル・キャロル・ミショーン・ユミコの中から、姿をみせたアルファはダリルだけを呼び出して、アルファと二人で少し離れた崖へと向かいました。
その崖の下には、物凄い数のウォーカーの群れが跋扈していました。
群れの中にはウィスパラーズが混ざっていて、誘導しているとのこと。
群れを集めて操れる事を示したアルファは、いつでも各コミニティーへ大量のウォーカーを雪崩込ませて壊滅できることを示唆します。
そして、リディアのことは諦めたので、もう返さなくても良い、但し自分達のテロトリーを主張して、今後そこへ踏み込む者が入れば容赦なくコミニティーを襲う事を伝えて、ダリルに拘束した仲間と共に北へ行けと伝えます。
そこに自分達の縄張りの境界線としてメッセージを残してあると言うのです。
ダリル達を開放した後に、リディアの事で涙を流すアルファでしたが、そこに偶然現れたウィスパラーズがその姿を目撃します。
アルファは自分の涙を流した姿を見たメンバーを口封じに殺すのでした。
開放されたダリル達は、アルファの言った北へ向かいますが、そこで木に縛られ怪我をしたセディークの姿を発見します。
セディークは自分のいた場所から丘の上を指さして涙を流します。
そこには、首を切られて木の枝に刺され生首だけのウォカーとなり、小さく口をパクパクしながら小声で唸る10名の仲間達の姿が・・
オジー (ハイウェイマンのリーダー)
アレク (ハイウェイマンのNo.2)
DJ (元救世主で、今はアレクサンドリアの住民)
フランキー (ニーガンの複数いた嫁の一人で、マッサージ師)、
タミーローズ (鍛冶屋アールの奥さんのおばあさん)
ロドニー (ヒルトップの若者)
アディ (ヒルトップの若者でメガネの少女)
イーニッド !Σ( ̄□ ̄;)
タラ !(゜ロ゜ノ)ノ
ヘンリー (´д`|||)
ダリルは、キャロルの気持ちを慮り
『見るな!俺を見ろ。』
と言いキャロルがヘンリーの首を見るのを遮ります。
セディークも連れ去られたのですが、アルファはこの大量虐殺をメッセージとして仲間に伝えさせる為にあえて殺さずにメッセンジャーとして残した模様。
セディークは、王国にて皆の前でこの事実を伝えますが、ウィスパラーズの趣旨である恐怖を伝えるのでは無くて、彼らが最後まで勇敢に立ち向かった姿から、知り合ったばかりだったり、知らない者もいた中で互いが助け合い最後の時を迎えた。
亡くなった仲間は、友であり英雄だと伝え、この事で恐怖による混乱を迎えるのでは無くて、皆がまだ命の時を繋ぐ仲間として今後も、互いに協力し合う力を証明したと伝えるのでした。
感想はあまりに衝撃的でしたので色々感じる所もあり、また次回に。
ウォーキングデッド シーズン9 第13話 の感想です。
多少のネタバレがありますので、未見の方は自己判断で読み進めてくださいませ。
ヘンリーくんは今回も、安定のうざさ爆発💣💥でした。
それはさておき、ついにウィスパラーズのベータが本格的に登場しての、ダリルとタイマン勝負になりました。
!!(゜ロ゜ノ)ノ
しかしベータは、凄すぎです。
ダリルにナイフで刺されてもアンダーシャツが、対刃物の防護仕様になっていて、全く効き目無し。
(漫画の刃牙に出てくる、本部のアラミド繊維か? 笑)
バトルが繰り広げられた部屋の仕切を体当たりで壊して進む姿は、ゴジラが暴れているみたいでした。
ビミョーにチープな感じは、ありますが兎に角強い!
最後も、エレベーターシャフトからダリルに突き落とされて死んだと思ったら、数十メートル下へ落下したにも関わらず、骨折の一つも無く生きてました~⁉️
また、新たに現れたコミニティの 『ハイウェイマン』ですが、前々回の王国のメンバーが映画の為に電球を探していた際に、さりげなく映った謎のマークは彼らの物でした。
そして、王国に対して物資を欲求して来た為に、またも救世主の様な略奪集団かと思ったら!
何ともコミカルな蛮殻 (バンカラ) 野郎の集りで、キャロルの笑顔と映画鑑賞にコロリと態度を豹変して、会議へ集まる各コミニティの道中護衛する事に。
てっきり、あの謎のマークはウィスパラーズの物で、王国はピーンチ!
と思っていたのですが・・
てっきり、また余計な敵キャラ登場。
と、思い込んで興ざめしかけていたら・・
この視聴者を裏切る展開は、果たして吉と出ているのか?
ヘンリーくんの、もはや定番化した空気を読めない『やらかし』を始めとして、ベータの怪獣みたいな強さといい、ハイウェイマンといい、ついでに前回のロジータを取り巻く四角関係といい、ウォーキングデッドの『リック無き後』はコミカル路線なのかな?
ミショーンの意固地な理由や、ダリルとお揃いの❌の傷の謎。
マギーの急なジョージーだっけ?の所へ行ってしまった理由と、ミショーンとの確執。
中途半端に引っ張る謎ばかりのミステリー仕立てと、コミカル路線が合わさって完全なB級ドラマになって来た感があるウォーキングデッド。
マジで、今後の内容と視聴率は、復活出きるのか?
リックを中心にした、濃厚なヒューマンストーリが薄れてしまってきたのを、改て実感する回でした。
追記
今回のダリルとコンビで動いていた、コニーだけが、ウォーキングデッドらしい良いキャラだと感じてそれが救いでした。
ウォーキングデッド シーズン9 第12話の感想です。
ネタバレがありますので、未見の方はご自身の判断で読み進めてくださいね。
オープニングは、ヒルトップから娘のリディアを取り返したアルファと、リディアの会話から始まりました。
ダリルが必要にリデイアを返すのを拒んだ理由を尋ねるアルファ。
リディアはダリル達に同情をかう為に、弱いフリをして嘘を付いた結果だと話します。
そして、ヒルトップは農地がメインで、大した武器を持っていない事を探り当てたと言います。
アルファはその話を、くだらない言い訳と詰まらない情報しか話せないのか?
と言い、掟を破ってまで助け出したかいが無いと冷たく応えます。
リディアは、自分を助けてくれたのは情報を得る為だけ?
と悲しい顔で質問するとアルファは、その質問は愚かだと言ってウィスパラーズの面々と移動を続けるのでした。
何だか掴みどころの無いアルファの言動ですが、この時点では何処か母親の情の様なものも感じられました。
後にNO・2 らしきベータという大男のウォーカーの面を被った人物が登場しますが、ベータにアルファは、リディアが3歳の頃に(この世界になる前の話)、リデアがイタズラでクリーニングのビニールを被り窒息死しそうなった話をします。
その際に、二度と同じ過ちを侵さない様に、息を吹き返したリディアを思っきり殴り付けと語るのでした。
どうやらアルファとベータは特別に親密な関係で、この二人がウィスパラーズの面々をまとめている様です。
そんな感じでリディアをヒルトップから取り返したアルファ達は、ウォーカー歩きをして移動しながら、彼らのキャンプへ向かっていましたが、ここでまたもやヘンリーくんがやらかしてくれます!
敵のリディアに惚れちゃったヘンリーくんは、なんとウィスパラーズの後を付けて来ていたのですが、ここであっさりとベータに見つかり捕まってしまいます。
しかも、何者で何処から来たのかと聞かれて
『ヒルトップからリディアを助けに来た』
と応えちゃう状況の読めない、お馬鹿なヘンリーくん。
リディアはこの危機的状況を切り抜けようと、自分が疑われたりヘンリーが他の者達に殺され無い様にと機転を利かせて、いきりきなり!
『バカなんじゃない?』
と、へンリーくんを思いっきりグーパンチで殴り倒します。
そんな感じで、あっさり後をつけて来て捕まったヘンリーくんですが、そんな彼を助けるためにヘンリーくんの後を追っていた、ダリルとコニーとドッグ(犬)。
追走名人のダリル、聴覚障害者独特の五感以外の鋭さを持つコニー、嗅覚鋭くヘンリーの匂いを嗅ぐドッグ、とこの三名(二人と一匹)がそろっていますから、あっという間にヘンリーが捕まった場所まで特定して追いつきます。
そこでウォーカーが現れるのですが、ナイスなコンビネーションで、ウォーカー退治もバッチリ。
そんな中で、ウィスパラーズの中では、一悶着起こります。
キャンプに着いた一行は、ウォーカーの面を外して各々が座り込んでいました。
そこでヒルトップにて、赤ん坊を置き去りにした女性らしき者とその彼氏が、アルファに意義を唱えたのです。
他の者とは関わらない、仲間が部外者に捕まっても取り返すことはしない。
そんな掟があった様なのですが、アルファは自分の娘の為に仲間を犠牲にしてリスクを犯した。
こういった内容の抗議したのですが、直ぐにベータに取り押さえられてしまい、アルファからは皆の前で
『異議を唱える権利は皆にある。 そして私にも自衛する権利がある』
と言われて、なんと女性はワイヤーで首と胴を切り離されてしまいます。
更にベータにナイフを突きつけられていた男には、彼女の切り落とされた生首を渡して、それにビビって泣きそうになると
『泣くのは弱い証拠だよ』
とつぶやくと、腹をアルファに刺されて殺されます。
これを見せつけられた、他の仲間は静かにウォーカーの様な動きで各々がその場から離れます。
ウィスパラーズも、ニーガン率いる救世主の様に一定のルールと、メンバーに権利の様なものがあるのは解りましたが、ニーガンの様に仲間に対して規律さえ守れば人は資源という考えから、ある程度の自由意志を認めて 『アメとムチ』 を活用している訳では無く、アルファはかなりの暴君だというの解るシーンでした。
そして、そのシーンを目の当たりにして、かなりビビっていたヘンリーくんでしたが、夜になると途中でリディアが自分のあげたコインの様な物を、ネックレスにしているのを見て満更でもないとニヤケ顔になり、危機感なく、スヤスヤと寝ていました。
しかしアルファそんなに甘い相手ではありません。
呑気に寝ているヘンリーくんを叩き起こすと、リディアにナイフを取らせてヘンリーを殺す様に指示します。
戸惑いながらもヘンリーを刺すしか無いと決断しかけたその時、ウォーカーの群れがキャンプを襲います。
ウォーカーの面を被っていなかった者達は、次々と襲われて行きます。
そこにウォーカーの面を被ったダリルとコニーが現れて、ヘンリーくんを助けに来ました。
どうやらダリル達がウォーカーを誘導してなだれ込ませた様で、危機一髪のところでヘンリーくんは助かったのですが・・・
ここでも、ヘンリーくんはヘンリーくんでしたぁ~!
なんとダリルに逃げるぞ!と言われているのに
『リディアも一緒じゃなければ行かない』
とダダを捏ねます!
そして無理やりヘンリーの腕を取りダリルが引っ張って逃げ出すと、リディアの手をヘンリーくんがつかみ、躊躇しているリディアも一緒に脱出することに。
あ~!これでもう今後は、ウィスパラーズとの全面戦争は避けられなくなりました。
本当にヘンリーは次から次へと、やらかして仲間を窮地に追い込みます・・
今回はウィスパラーズとヘンリーくんの、やらかしストーリーがメインでしたが、もう一方で久々のアレクサンドリアも登場。
ミショーンは相変わらず意固地で、過去に何があったのか?
どんどん皆と孤立して行き、とうとうジュディスからも、ママは変わったと言われてしまいます。
そしてセディークの子供を身ごもったロジータですが、なんとその事で現在つきあっているゲイブリエルはロジータから
『今後を決めるのはあなた』
と言われて悩んでしまいます。
そんなゲイブリエルの前に現れたユージーンが
『今後の他人の子を妊娠しているパートナーと付き合い続けた場合の二人の幸福度』
を計算してまとめた書面を作りゲイブリエルに渡します。
それによると、初めはギクシャクする関係になるが、落ち着くと互いの幸福度や信頼度は飛躍的に上がり幸せになれる可能性が大だとの結論。
まさに、できる子博士ユージーンによる 『恋の方程式』 の完成です。
しかもユージーンは、自分はロジータにベタ惚れだが、ロジータは自分で無く、子供を身ごもった相手のセディークでも無く、ゲイブリエルを愛している。
『ロジータは腐った世界の中での希望の光だ』
『少事を追って、大事を逃すな』
と、自分の気持ちよりもロジータの幸せを願いゲイブリエルに諦めるなと諭すのでした。
これからお腹が大きくなるロジータの為に伸縮性の高いウエストのズボンまで用意していて、これをゲイブリエルからだと言ってプレゼントする様に勧めます。
ユージーンwww!
ヘタレで人の気持ちが解らずに、空気の読めなかった、あのユージーンが本当にロジータの幸せや、ニーガンにビビり裏切っていた時に、自らの命をとして助けに来ていたゲイブリエルの事を考えられる様になったなんて、成長しましたね。
このユージーンの爪の垢でも煎じて飲めば、へんりーくんも空気が少しは読める様になるのでしょうかね。