ウォーキングデッド シーズン9 第14話の感想 ミショーンが切なすぎる(涙) | 戦国好きのアドリブ雑記帳

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戦国ネタ(話)が多いですが、基本は感じたこと雑記した内容です・・はい。

ウォーキングデッド シーズン9 第14話の感想です。
 
ネタバレありますので、未見の方はいつものように自己判断で読み進めてくださいね。
 
 
ストーリは、過去 (リックの行方が解らなくなった後) と、現在 (ウィスパラーズの登場と王国におけるコミニティ間の会議開始前) を、行き来しての展開でした。
 
過去のシーンでは、ミショーンとダリルの背中に付いた❌の傷についての、詳細が解ります。
 
そしてミショーンが何故?頑なに外部の人間を拒絶していたかも、明らかになりました。
 
現在のシーンでは、ウィスパラーズからヘンリー  (リディアも) を助けだしたダリルとコニー達が、アレクサンドリアへ立ち寄ります。
 
ジュデスは、やって来たダリルと話してリディアをダリルが助けた事を知ります。
(本人は、ヘンリーを助けただけと言いはりますが)
 
更にジュデスは、ニーガンとこれまで話して来た事で、過去の救世主との戦いを聞かされていました。
 
そうした中で、アレクサンドリアの人達以外の、愛すべき仲間をミショーンが受け入れない事に疑問を感じて行きます。
 
この二つの出来事を上手く絡めて、交互に過去と現在の出来事を見せて行く演出でした。
 
ストーリーの構成的には良くできた進行でしたが正直感想は、過去と現在の行ったり来たりは、少し解り辛い部分もありました。
 
今回明らかになった、過去に何がありミショーンが頑なになったのか?
 
その答は、非常にショッキングな物でした。
 
リックがいなくなった後も、ダリルとミショーンはリックの行方を探していました。
 
また各コミニティも、カールとリックの意思をついで、行き来をしての交流をしていた様です。
 
そんな中でミショーンは、お腹にRJを宿していました。
 
大きくなったお腹でリックを探し続けるミショーンを気遣いながら、無理をするなと言うダリルですが、本人は見つかる迄 『一生探し続ける』 と言い切ります。
 
そんなある日に、アレクサンドリア周辺で彷徨う女性をロジータ達が見つけて連れて来ました。
 
その女性は何と、崩壊する以前の世界でのミショーンの学生時代の友人でジョスリンという名の人物だったのです。
 
そしてジョスリンは、多くの子供達の面倒を見ていました。
 
ジョスリンの話では
 
『大人は、皆が狂った』
 
との事で、子供達以外の大人は彼女だけでした。
 
この 『大人は、皆が狂った』 の言葉が後に意味を持って来ます。
 
ジョスリン達をアレクサンドリアへ迎え入れたミショーンでしたが何と、彼女と子供達は、食糧とアレクサンドリアの子供を盗んで姿を消してしまいます。
 
その中には幼いジュデスもいました。
 
ダリルとミショーンは、外に出て彼女達を探すのですが、実はジョスリンは 『大人は皆が狂った』 と自ら言っていた通りで、生残ったジョスリン自身も正気を失い子供を洗脳していて、崩壊した世界で大人が油断して手が出せない存在を利用していたのです。
 
そして、洗脳された子供達によってダリルとミショーンは焼きごてで、背中に❌の焼印を捺されてしまうのでした。
 
その後に何とかダリルが脱出をしてミショーンを助けると、今度はミショーンの前にナイフを持った子供が❌印の敵を殺せ!
 
とジョスリンに命じられて、襲いかかります。
 
 
妊娠中のミショーンは、わずかですが腹に傷をおってしまいます。
 
子供に攻撃出来ないことを利用して、ジョスリンは角材でミショーンを殴り倒します。
 
このままではお腹の子供まで殺されてしまう状況となり、ミショーンは腹を括りジョスリンを殺します。
 
しかしジョスリンに洗脳されていた子供達は、ミショーンに尚も刃物を持って襲いかかります。
 
更にその中の一人の子供は、連れ去られたジュデスやアレクサンドリアの子供達が閉じ込められている車にナイフを持って向かいます。
 
このまま子供相手に手を出す事を避けていれば、ジュデスもお腹の子供も殺されてしまうという状況に追い込まれたミショーンは、哭きながら洗脳された子供達を殺す事になってしまいました。
 
この子供が相手でも容赦ない展開や、狂気に満ちた人間達が現れるというのは、過去のウォーキングデッドにおいても、度々ありました。
 
キャロルの娘ソフィアの件。
 
更にキャロルとタイリースに突き付けられた、リジーとミカの現実と対処。
 
人間を食糧とする、終着駅のギャレス達。
 
この世界で狂い、全ての命を無に返すという発想で殺しまくるウルフ達。
 
ウォーキングデッドの世界は常に非情で、その時その時での判断が求められます。
 
過去において、そんな表現に対して番組自体に様々な批判がでた経緯から、ここ最近は過激な展開は押さえぎみで、小手先のストーリーのこねくりまわしが、主になっていました。
 
今回は、久しぶりに挑戦的な内容で、そこにしっかりとしたミショーンの人間ドラマがありました。
 
ですが、このミショーンに起きた出来事を表に出さずに謎ばかりをここまで引っ張り過ぎていた感があり、もう少し早い段階でこのストーリーは見せて欲しかったという点が残念です。
 
また、まだまだマギーやタラとのミショーンの確執の原因が今回の話なのは解りましたが、細部が描かれずに直接的な理由は解らないままです。
 
もっと早くにこの事実を出していれば、ミショーンというキャラクターの評価が、こんなに下がることも無かったのに、残念です。
 
 
さて、残す所あと二話でシーズン9も終わりですが、いよいよウィスパラーズの恐怖の攻撃で原作では大量のメンバーが首を切られて木の棒に頭をくし刺しされますが、誰がその犠牲になるのか?
 
ドキドキして、落着きません。
 
 
 
おまけ 
 
 
このふたりが・・・