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前回の続きです
キリさんを待ってた状態で、
私は当時仕事をしていなかった。
家にほぼ1日いる状態で、
彼からの連絡をただひたすら待つ毎日。
待つことがこんなに苦しいんだ。
時は動いてるけど、
私の時間は止まっている感覚で
この時間って何なんだろうなって思ってた。
両親からは心配されつつも、
キリさんとはもう関係を断ったほうが
いいと言う両親。
私は受け入れられず、
反発して両親さえも
私の心から追い出していた。
友達も話せば絶対やめたほうがいいって。
そう言われたくなくて、
自分から話すことを止めた。
友達からは腫物扱いになった。
大好きなアロマテラピーも
辛さから使わなくなってしまい、
殻に閉じこもるようになった。
皆のいいたいことはわかってる!
最後は頭ではわかっていたけど、
心が受け入れられなくて本当に苦しかった。
結局キリさんとは決別した。
アロマの仕事、友達、両親にも呆れられ、
ここからどうしよう・・・
とにかくまずお金がないと
生きていけない。
と思って仕事をすることにした。
仕事をしている間は、
私自身のことは忘れられるので
救われた部分もあった。
アロマテラピーは封印して、
今は抜け殻のようにただ息をしよう。
そんな日々が続いた。
ある日、部屋の掃除をしていて
精油ボックスを久々に開けてみた。
ボックスを開けただけでふわっと香る。
何の香りかはわからないけど、
懐かしい。
精油を1本取って蓋を取る。
嗅いでみたら講師をしていた時に
戻った気がした。
懐かしい・・・
私そういえばやっていたな・・・
あの時頑張ってて輝いていたな。
私は泣いた。
アロマの香りは過去やその当時のことを
瞬時に思い出させてくれた。
そして同時に
私って今まで何やってるんだろう
どうして周りの人を
傷つけてしまったんだろう
このまま人生終わったほうがよかったな
あの時ああすればよかった·····
なんで、なんで、なんで。
自分を責めた。
やっと今までの自分を振り返りはじめた。
事が起こったときはショックすぎて
直視できなかった。
もっと思い返せるようになってきたのは最近だから
私の中で本当に記憶から
消し去りたい出来事だったんだろうなぁ
本当に辛い時って、
思い出すことさえもできないんだ。
できない自分が弱い人なんだと
また更に責めた。
アロマの香りに包まれながら、
私、このままでいいの?
と自分に聞いた。
私はどうしたいんだろう・・・
このままの私は嫌だ。
私は変わりたい。
もっと自分のことを知りたい。
好きになりたい。
こうなってしまったのは
私の心が未熟だったから。
そう思った私は、
自分のことを知れば、
何か変わるのではと思っていた。
(当たらずとも遠からずだったけど)
そう思ったことは今でも覚えている。
でも何をしたらいいのかは
まだわからない。
そこで私が思いついたことは·····
続く
次で最後にしたいです
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