昔からこの「5S」という概念は大切だと言われ、現場で実行されてきた。
「5S」とは、
整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)の頭文字をとって、
5つのS、つまり「5S」である。
3年前に、5Sについて再度勉強した際には、
5Sの順番として、昨今は「躾(しつけ)」が一番はじめに必要で、
もっとも重要であると学んだ。
それは、躾(しつけ)ができていないと、
整理も整頓も清掃も清潔もままならないんだということであった。
たとえば、時間にルーズであるとか、
きれいという基準(常識的レベル)の意識差であるとか、
モラルの低下であるとか・・・
昔は、常識的なレベルでといえば、それで解決した。
しかし、最近では、その常識とか価値観とかそういうものが、
多様化という流れの中で、均一化できなくなってきている。
したがって、少なくとも仕事の現場で必要な躾(しつけ)として、
最低限の基準とか価値観というものを設定・提示し、
それが基準であるということを共有しないと、
残りの4Sが実行できないということである。
そのため、5Sの中ではじめに必要なのは躾(しつけ)なんだと言う。
さびしいことではあるが、それが現実。
グローバル化やIT化が進み、
ライフスタイルや価値観が多様化すれば、
当然、その中での常識というものも多様化してしまう。
つまり、人によって整理できている状態、整頓できるいる状態という基準が、
まちまちであっては、当然5Sが実行・達成できないということである。
人々が組織として、同じ方向へ進むためには、
あるべき姿(ゴール)の共有ができないとはじまらない。
つまり、5Sとしてのゴールを明確に設定するということである。
まずはそこからということであろう。
さらに、+2Sを追加しておこう。
それは、しっかり、しつこくである。
私はかつて、「4C」というものを提唱させていただいた。
(4Cとは、chance、change、challenge、continueのこと)
その中にもある「continue=続ける」、つまりしっかり、しつこくが
大切であるということであろう。
どんなに良いことでも、一回だけとか、そのときだけでは意味がない。
繰り返し続けること。つまり習慣になることが大切なのだ。
最近、仕事の現場(物流の最前線)で、この「7S」の貼り看板を見た。
まさにこのことこそ、現場ではとても大切かつ重要な概念であろう。
