実践研修講師をやっていると、ビジネスラーニングにも関わらず、
学校の勉強と同じように、必至に問題と解答をセットで記憶しようとする人がいる。
しかし、それはかなり限界のあることである。
まず、ビジネスにおいては、数えきれない問題が、随時発生する。
そして、その答え(解答)は、必ずしもひとつではないし、
また、正しいかどうかも、やってみないとわからないことが多い。
にも関わらず、問題と解答をセットで記憶したところで、
今後、また同じ問題やその解決策に出会うことが少ない。
また、問題も絶え間なく発生し、その都度、解答(解決策)を導きだし、
本当に解決するかまで追求し、解決まで導かなければならない。
間違っていたら、また違う方法を考えて、
トライ&エラーを繰り返しながら、いつかは、必ず解決するというように・・・
仮に、一度解決に至った問題について記憶したとしても、
必ず、その方法で解決するわけでもないし、
今後、問題が起きた時の参考程度にしかならない。
ビジネスにおいて大切なことは、どうすれば解決策が導き出せるかという
その思考のプロセスのパターンを身に付けることである。
思考のプロセスのパータンを身に付けることで、
どんな問題が起こったとしても、
与えられた条件の範囲で、いくつかの解決策を考えだし、
それを実行し、解決するまで検証することができるきずである。
この方法であれば、いつなんどき、どんな問題に遭遇しても、
冷静に問題を受け止め、理解・把握し、
その解決策を考え出すような思考ができ、
解決に導けることがおおい。
そういう意味で、問題と解答を記憶するという行為は、
その量やパターンも限りないし、記憶行為そのものに限界である。
皆さん、是非、思考のプロセスのパターンを身に付けてください。