日本という国は、平成の時代に入り、過去の古き良き昭和の時代に別れを告げ、
経済のあり方やビジネスモデル、人々の個々の価値観、ライフスタイルなどなど
ありとあらえるものが変化さらには多様化してしまっている。
景気低迷やグローバル化も現実であるし、少子高齢化も現実である。
しかし、政府が音頭をとっている世の中の制度や仕組みは、
その時代の変化や多様化にまったくといってよいほど対応できていない。
というか、対応しようとしていない。
そもそも戦後から今までの日本は、経済や市場が縮小化するという経験がないし、
そういう環境化での政治施策も経験がない。だから思いつかない。
これほどの少子高齢化に対応する制度や仕組みにはまったくなっていないし、
少子高齢化を改善する策もまったく実っていない。
日本は、戦後60年近い間、ある意味一定の決まったライフスタイルを前提に、
成長することが当たり前の経済の中で、ただ頑張っていればよかった。
世の中の制度も仕組みも、そういう時代にはとてもマッチしたものだった。
しかし、時代が変わり、環境も変わったにも関わらず、制度や仕組みは、
いまだに過去のライフスタイルや経済成長を前提として、
改革しようとか、改定しようとか考えている。
先行している国や技術、経済があって、それに追いつけ追い越せを掲げ、
右肩上がりの経済成長を続ける状況下では、先が予測できたし、
何が良いか答えも想像がついた。
しかし、平成24年の今は、過去に誰もが経験したことがない、
誰も行ったことがないところに来ているし、これからどこへ向かうかも判らない。
そんな現状の中では、まったく今までにはなかった概念を持つべきだし、
前提をすべてリセットして、現状に見合った前提から作り直すべきである。
そして、そういう新しい前提と概念をしっかり作り直したうえで、
その前提や概念の中で、成り立つ制度や仕組みをイノベーションしなければならない。
そういう覚悟を持って、今後のあり方を、真剣に早急に考えないと、
本当に手遅れになると思う。
まずは、現状をしっかりと見据えた、前提や概念を作り出すべきだろう。
専業主婦なんて過去の遺産である。
両親が2人揃っていて、子供2人くらいを子育てしていく「家庭」なんて概念も
当たり前ではない。
シングルマザーやシングルファザーもどんどん増加するし、
それを受け入れられる社会にすべき。
高齢者が育てたっていい。外国人が育てたっていい。
市場は成長しない。したがって、経済も成長しない。
過剰な安心安全を追求しすぎた結果、
無駄や無理が盛りだくさんになっている。
貧困国になるのだから、賞味期限が過ぎた食べ物を
なぜ廃棄してしまう?
自己責任で食べたらいい。そうすれば、無駄がなくなる。
なぜ、一人住まいをする?
複数人で生活したほうが、経済的であるし、効率がよい。
エアコンを効かせるんではなく、服を脱げ!
暑い時間に行動するな!
それでも成り立っている国はいくらでもある。
新車や新品である必要はない、中古の中古の中古でも、
使えるならばぜんぜん問題ない。
これからの日本は、成長とか最先端とか、そういう概念を捨ててみてはどうだろうか?