国境も絶景、梅雨の終盤に。
梅雨の終盤、曇り空でも国境にそびえる山々がテッペンまで見えたので、
自身初めてとなる国境の沢へ登り、圧巻の絶景とともに撮らせて頂きました。
トマの耳、オキの耳、衝立岩、国境に広がる大自然で撮るのは贅沢でしかありませんね。
そして後半は、定番となった国境のトンネル、国境のループで撮りました。
この頃になると雨が降り出しましたが、この日の東京は激しい雷雨に見舞われたようです。
湿気の高い中でこの日もまた、霧のマジックとともにシャッターを押しました。
Model : Hakobe Chikuma
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
6月の終わりに
6月の終わり平日休みは大雨で出掛けるのも億劫でしたが…。
社会現象にもなった東海道山陽新幹線の引退が発表された、総合試験車ドクターイエローが走っていたので、
ふと285Km/hが繰り出す水飛沫で撮りたくて出撃しました。
この日、静岡県では大雨で新幹線が遅れたりするほどの雨だったにも関わらず、
まさかの現地に到着し通過時間をむかえる頃は、小康状態と言うオチに恵まれてしまいました。
と言う事で、サクっと片付ける事は出来ず課題を残す事になってしまいました。
そして翌日も関東は微妙な予報だったので、晴天予報となっていた新潟県へと展開しました。
完全な思いつきで磐越西線を走る、C57 180が牽引するSL"ばんえつ物語"を撮りに出撃しました。
新津界隈から追いかけ山間区間まで、バカの一つ覚えのように面縦で抜いての撮影でした。
会津に近づいたところで、有名な橋梁で二十数年振りに撮ったりと充実した往路でした。
終盤の会津盆地では深読みし過ぎて、折角見えた磐梯山バックを撮れなかったのがちょっと残念です。
メラメラの洗礼と夏の緩煙だったものの、空気の良い土地で有意義な時間でした。
午後の西陽に向かって走る復路は全て面縦でやりました。
どうしても個人的には、後方の客車が好きになれないのが本音ですね。
爆煙になる機会はありませんでしたが、復路の太陽光は背景とともに本当に綺麗でした。
新潟県新津から福島県会津若松まで、全線を追いかけてこの列車を撮るのは2年振りの事。
昨年11月に仙台へ行く途中に寄り道して撮ったりしましたが、この時期なりの画は撮れた1日でした。
こうして梅雨真っ只中の6月の〆は、磐越西線のSLとなりました。
さて、今年も7月がやって来ました。
今年も定期異動をむかえましたが、残留となったものの部下が何人か変わり新たな体制となりました。
昨年は動きが少なかっただけに、今回はかなり変わった感じがしますね。
2024.6.28 : 東海道新幹線
2024.6.29 : 磐越西線沿線
イーグルサウンド百里の空に響く
小松基地より303SQが移動訓練で展開していると聞き、曇り空の百里基地へ展開しました。
昼前に到着したものの汚空だったので、シャッターを押すも現像する画は無いので割愛です。
勝負は夕方からの流し撮りとし、3rdの地元3SQのF-2の着陸からです。
そして303SQのF-15イーグルのナイトアタックから本勝負です。
306SQの機体も連れてきていたようで、そこはバリエーションがあって良かったですね。
ナイトのバーナーを狙いましたが、ちょっとだけ離陸時間が早かったのが惜しかったです。
理想な時間で離陸したのは地元3SQのF-2でしたが、直前で北風R/W03運用となったのでシフトしました。
私にとっては定番となったお立ち台で、F-2も久しぶりに流しました。
F-15に比べるとバーナーリンクがハッキリと写るF-2が、背景に映えてくれています。
そして訓練終えイーグルが帰って来ました。
薄暗くなる中で、その勇姿を右から左に振って流し撮りしました。
背中が期待出来ないのと汚天気だっただけに、流し撮りメインで展開した平日休みでした。
暗くなったところで、チャーター便が飛来し良い感じにスポットインしたので。
たまには茨城空港で夜撮しようと出発を待ち、クリアになったところでシャッターを押しました。
基地を背に出発するtigerairを撮ってコンプリートしました。
2024.6.25 : 航空自衛隊百里基地
休日の慣熟訓練
午後休の平日、新型レール輸送車キヤ195系が不具合を起こしたようで救援列車が運転されました。
地元を通るのでその姿を撮りましたが、牽引したのはDE10 1654で沢山の撮り鉄さんの姿がありました。
小名木川支線~新金線にDE10が入線するのは久しぶりの事で、地元は久しぶりに大盛り上がりでした。
その後は成田ファイナルコーナーへ転戦し、Weststar AviationのB767-238(ER)を撮りました。
レアな機だったのですが鉄板で撮ろうとは思わず、脚が出る前の姿を撮ろうとギャンブルしました。
西陽を浴び良いコースで入って来てくれたので、綺麗に理想通りで撮る事が出来ました。
午後から夕方の短時間でしたが、他の機も撮った成田ファイナルコーナーでした。
A380は頭上のターンで撮り、今回はBランシフトで居座ってました。
JetstarのB787は捻り過ぎて、逆バンクでコースを戻すシーンが撮れました。
翌週の平日休みは再び北への遠征を企むも、本隊が帰投した事と悪天候により断念しました。
と言う事で夕方からのんびりと成田空港へ展開し、雨だけに低い雲に期待して夜練をしました。
なかなか思うように撮れませんでしたが、UPSのB747がこの日の一番になりました。
2024.6.14 : 小名木川支線新金線沿線・成田ファイナルコーナー
2024.6.18 : 成田空港
梅雨前の百里基地で
晴れた平日休みだったので、築城基地から6SQが展開していた百里基地と向かいました。
渋滞にハマりながら到着すると、既に出発承認が出ていた6SQのF-2が4機離陸しました。
ギリギリ間に合いましたが、3機目のベタ低と4機目のショートの捻りが良かった事に安堵しか無かったですね。
その後地元部隊の3SQのF-2もローカルで離陸しました。
3SQもすっかり捻るのが当たり前になっているだけに、ベイパーを出した画を撮る事が出来ました。
ただスッキリ晴れなかったので、メラメラの洗礼をガッツリ食らいました。
訓練からの戻りを待っていると聞き慣れないコールサインが…。
まさかの入間基地より、電子戦支援隊のEC-1が飛来しコンバットピッチからの着陸が撮れました。
午後イチで離陸してくれたので、2018年の飛来以来となるその姿を撮る事が出来ました。
青空が広がった午後も、6SQのF-2は4機で訓練を実施してくれました。
メラメラの洗礼はあったものの、その姿をしっかりと撮る事が出来ました。
日常のフライトが寂しいだけに、お客様の飛来した百里は充実した1日となりました。
実はこの日、日米合同訓練を実施している松島へ展開を企んだのですが…。
本隊の到着が遅れていただけに、その展開は断念し近場の百里展開に変更しました。
その判断が良く、6SQのF-2やまさかのEC-1まで撮れた事に運が良かった1日でした。
2024.6.12 : 航空自衛隊百里基地
房総半島のローカル線を主役に
6月の日曜日休み、前夜は飲んでいたのでのんびり起きて午後から小湊鉄道へ。
この日は観光急行の"天北"のHMを付けた、キハ40を主役に撮りました。
ただ午後からの展開だったので、上り4号のみを山区間で面縦で撮って終了となりました。
この日は普通列車で元祖ヨンマルコンビの、オリジナル1号機と東北色2号機が充当されていたので、
観光急行を撮った後はこの2両編成を追いかけ、上り26Aから山区間で撮りました。
新緑と草の繁茂が梅雨と夏の始まりを象徴していました。
梅雨時期が迫っているだけに、終始ドン曇りだったこの日。
ヨンマルの折り返しを待っている間に、キハ200の単車でこの季節らしい画が撮れました。
この列車の時だけ、撮り鉄さんの姿もなくクリアに撮る事が出来ました。
その後は日没まで、下り25Aと上り34Aを撮らせて頂きました。
正直一週間前にこの運用が欲しかったですね。
やはり小湊鉄道のヨンマルの中で、私は東北色2号機が好きですね。
帰り道に、昨年末以来となる日本武道館へ寄り道して藤井フミヤさんのツアトラを撮らせて頂きました。
搬出作業の中で、タイミング良く看板車が動いてくれたのでその姿をサクっと撮ってコンプリートしました。
サクっと撮れましたが、タイミング悪く土砂降りとなりサクっと濡れてしまいました。
2024.6.9 : 小湊鉄道沿線・日本武道館
秩父鉄道から成田ファイナルコーナーへ
6月の平日休み、秩父鉄道を工場入場のため甲種回送される東武鉄道の9000系を撮りました。
そんな車両を牽引したのは秩父鉄道のデキ103で、今年の始めに貨物列車で撮った機関車でした。
走っている事は知っていましたが、この甲種回送列車を撮ったのは初めての事でした。
秩父鉄道の羽生駅近辺で撮ったあとは、圏央道を横断して成田ファイナルコーナーへ転戦しました。
午後から夕方にかけて青空が広がってきたので、西陽を浴びる機をのんびりと撮っていました。
雲を突き抜けるシーンでは、モフるA380の姿が撮れたりと充実した午後のひとときでした。
帰り道に成田空港へと寄り道して、短時間でしたが夜撮もしました。
狙いはANAのA380でしたが、滑走路に入ってラインナップで停まる画が狙いでした。
条件は難しかったですが、初めてこの場所で夜の画を撮って1日を終えました。
2024.6.7 : 秩父鉄道沿線・成田ファイナルコーナー・成田空港
雨降る安田記念の栄光
今年の安田記念は雨降る中で行われた東京競馬場でした。
第74回"安田記念"を制したのは、一番人気のJ.マクドナルド騎手が騎乗するロマンティックウォリアーでした。
ゴールの瞬間、マクドナルド騎手は一本指を高らかと突き上げてくれました。
ウイニングランでは雨がパラつく中で、終始笑顔のマクドナルド騎手でした。
ゴールの瞬間と言い、久しぶりに喜びを表現してくれる表情豊かな画を撮る事が出来ました。
ダービーではやらかしてしまいましたが、この安田記念では良い瞬間を撮らせて頂きました。
最後は表彰式でのレイと馬服を装着した優勝馬を。
スタンドが指定席になってしまっただけに、この画を撮るのも一苦労ですね。
観客とともに、雨の画で撮ってこの日はサクっとコンプリートしました。
2024.6.2 : 東京競馬場
6月の始まりは房総半島のローカル線で
6月の始まり、ルーティンのポートレート撮影は、久しぶりの房総半島のローカル線となりました。
往年のキハを使用した観光急行を脇役に、撮り鉄さんの合間を縫ってシャッターを押しました。
房総で走る往年の車両を脇役にしっかり撮りたかったので、この急行列車の運用は好都合でした。
夕方近くになると快晴になったので、西陽とともに田園地帯の駅で。
東京から近い関東の近郊で撮れるだけに、ポートレート撮影でも定番になっている場所ですね。
最近は北関東方面が多かっただけに、ちょっと一休みの6月のルーティンでした。
最後は定番の車両を脇役に撮りました。
ポートレートではこちらの車両の方が画になりますが、個人的にはヨンマルが良いですね。
そんなのんびりと撮った6月の始まりでした。
Model : Hakobe Chikuma
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
空飛ぶペンタゴンの飛来
5月の終わり、アメリカ合衆国オースティン国防長官を乗せたE-4Bが横田基地に飛来しました。
シンガポールへ向かう際、給油等の理由でクイックで立ち寄った空飛ぶペンタゴンでした。
朝に飛来の報を聞き、たまたまの平日休みにまさか撮れるとは思わなかった大物の飛来でした。
E-4Bに続いてオファット空軍基地所属の偵察飛行隊より、RC-135Sコブラボールも飛来しました。
長年軍用機を撮っているのにも関わらず、実はこの偵察機を撮るのは初めての事でした。
なかなか縁の無かった飛行機だけに、実はE-4Bよりこちらの飛来の方が私にとっては嬉しいものでした。
着陸から約2時間後、シンガポールへ向け国防長官を乗せたE-4Bが離陸しました。
天気だけが残念でしたが、日没間際だっただけにその迫力ある転がりを撮らせて頂きました。
E-4Bナイトウォッチを撮るのは6年振りの事で、撮れるうちに撮る事が出来て良かったです。
午後、横田基地に転戦して来るとハークやグロマスも撮る事が出来ました。
その昔、AIR FORCE ONEを撮った場所で一度着陸機が撮りたいと思っていたので、迷いもなくこの場所にしました。
ドン曇りな空だけにスカイショットより山や西東京の街を背景に、その大物の飛来が撮れて良かったです。
この週の始め激務が三日間続き、落ち着いたところの平日休みでしたが。
天気がイマイチだったものの、そんな天気なりに充実した撮影が出来た横田基地でした。
4月に続き5月も熱かった西東京の米軍基地でしたが、これで落ち着きそうですかね。
2024.5.30 : 米空軍横田基地