今日から8月
今日から8月ですね。今朝も蝉の大合唱が辺りに響き渡っています。木々が生い茂り蝉にとっては良い環境のようです。まなは坂をスタスタ上り、礼拝室の方に行く気満々でした。礼拝室から年配のおじさんが出てきて「おはようございます。まなちゃん、おはよう〜」と、まなの首周りを撫でてくれました。おじさんはクールネックに手を当て、「冷たくて気持ちがいいね〜」と笑っていました。おじさんの頭には青い手拭いが巻かれていましたが、私は汗かきやからね〜とサッと拭いて早く乾く手拭いが便利なんだそうです。まなは、おじさんが階段を掃くのを上から眺めていました。おじさんは先に慰霊碑の周りの清掃をし、ゴミが多く食べ物が置かれている事があり困ると溜め息をつきっぱなしでした。野良猫だけでなく、鳩や鯉に餌やりをするだけで片付けをしない人は責任感に欠け、心が無いと言っていました。野良猫や鳩の死骸があっても無視で、すぐ近くで餌やりと言う名のばら撒きをする人も見ています。陰で片付ける人がいる事に、思いが至らない人が一定数いるのが残念です。置き餌(紙皿に入れて放置の)や地面にばらまいたフードに虫が集ったり、カラスが飛んできて食べるのも見ますが、その光景を餌やりだけする連中に見せたいのが本音です。おじさんに一言告げて帰ろうとすると又、ノーリードのシーズーと飼い主の年配男性が来るのが見えました。シーズーは吠えず温厚そうでしたが、誰も居ないだろうとノーリードにする飼い主の神経が理解できません。又、こっちがコースを変えるしかないかと思ったら、私を見た途端、飼い主がコースを変えて去って行きました。あ、前方に嫌な奴が居るとでも思った感じです。ノーリードの犬を見ても、私は可愛いと思いません。まなが吠えもせず、スルーしていたのが幸いでした。おじさんも呆れた様子でしたが、別の礼拝室に行くのに、まなが同行するのを見て「まなちゃん、賢いね〜」と、褒めてくれました。おじさんに寄り添い、歩くのを見て、「まなちゃんが元気で安心しました」と、おじさんも表情が穏やかでした。おじさんは以前、シェルティが家に居て、まなを見て柴犬を迎えたいと思う時期もあったものの病気になり自分も高齢者で、最後まで世話が出来ないからと柴犬の置物を買い、まなの写真を撮って眺めていると言っていました。今朝も優しい人に会えて良かったね。