今日は雨が降ったり止んだりの天気ですが、雨が止んだ頃に2回目の散歩に行きました。
涼しかったのもあり、まなの足取りは軽やかでした。
礼拝室にお参りに来る人を離れた所から見ていると、柴犬が居たと言う年配の女性に声をかけられました。
「うちも柴犬が居たけどね。
私も歳をとって、もう犬とは暮らせんけど、傍に来てくれるんやね。
有り難うね」と首周りを撫でて貰い、まなは気持ちが良さそうでした。
他にも声をかけてくれる人がいたね。
その後、坂を下り西に向かいました。
途中にザッザッと側溝を浚う音が聞こえてきて、まなが早足になりました。
左に曲がると気さくなおじさん、優しいおじさん、市の職員が側溝の掃除をし終わり、ゴミ袋に落葉や小枝を回収し、側溝脇に置いている最中でした。
まなは、おじさん達がいるのに気づいていたようです。
軽トラックに乗ってきた市の職員が「こんにちは。
まなちゃん、散歩やね〜」と、まなの背中を撫でてくれましたが、まだ紅葉の季節ではなくても落葉が多いですと苦笑いしていました。
市の職員がゴミ袋を軽トラックに積み込み、事務所に戻って行くと気さくなおじさん達が近くの蛇口で万能鍬を洗うのを目にしました。
側溝掃除は終了だったそうです。
気さくなおじさんが「まな、この辺を掃除したから臭いやろ?
今日は撫でられへんけどな〜」と声をかけてくれましたが、おじさんの表情が少し和らいでいたね。

私「朝から、周りの側溝掃除をされているんですか?」

私「お墓の所有者が掃除をするのではないんですか」

私「掃除をしてくださいと言われたんですね」
おじさん曰く、事務所の人が電話口で対応しキツく言われたそうです。
側溝も綺麗に掃除して貰い有り難いと伝えると、おじさん達は「仕事やしな」と言いながらも、ホッとした表情でした。
おじさん達にお疲れ様ですと伝えて、来た道を戻りました


坂を上り、ひと息ついて暫く経つと、涼しげな目元のおじさんが歩いてくるのが見えました。
もう夕方になったね。
おじさんは各礼拝室の鍵を閉めに行くところでした。
まなは、おじさんに同行する気満々で見守っていました。
「まなちゃん、また会うたね。
さあ、行きましょうか」と、おじさんが歩き出すと、まなは傍を離れず寄り添って歩いていました。
おじさんは、まなが傍に来てくれると嬉しいし、近所の柴君も散歩で会うと同じ感じだと言っていました。


力が強いと家の人が言いよったね」
私「5歳だと元気溌剌ですね。
散歩でも走り回りそうですけど」

おじさんは家が近くでも、仕事の日に柴君に会うことがない、ここは他の犬もよく見るものの吠えてばかりの犬も居るし、リードが長め、ノーリードの犬も居るしで、自分から声はかけないと言っていました。
まなが他の犬に無関心なのを見て安心したそうです。
おじさんが鍵を閉め終わり、まなの耳の後ろを撫でてくれた後「またね👋」と事務所に戻るのを見て帰りました。