- シャブに手を出すとこういう風になりますよということで
- 全国の中学校や高校の図書室に置いて回りたいです。
- こういう人間がいるという時点で歌舞伎町は『魔都』です。
- 彼女の行方を知っている方は誰かいませんか?
まじめな話、僕はこの本を文部省の推薦指定図書として、
全国の中学校や高校に一冊づつ配って欲しいと思って
おります。内容は壮絶そのもので、義父から性的虐待を
受け続けた太田アスカは歌舞伎町で13歳でヤクザに
「ユキネタ」と呼ばれる純度のものすごく高いシャブを使った
セックスの味を覚えさせられることをきっかけに、シャブと
セックスまみれの人生でありまして、『極道の妻』にはなるわ、
ひとりの刑事をシャブで破滅させるわ、挙句の果てにはシャブを
打ちながら出産をするなどで塀の中を行ったり来たりする
人生を送った彼女は一人の作家と出会うのです。
それが『夜回り組長』と呼ばれる石原伸司でありまして、
それから彼女と二人三脚で一緒に更正の道を歩もうと
するのですが…。結果は本編で見ていただくとして、彼女が
今どこで何をしているかと言う行方はネットで検索しても
出てこないので、ご存知の方がもしいらっしゃれば教えて
いただきたいのですが。石原氏ともどうやら連絡は取って
いないと言うことで、壮絶な軌跡を見せられてしまいます。
いずれにせよ、くり返しには成りますが、本書は覚醒剤の
恐ろしさを知る上では、うってつけの本であると
確信しています。
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