小説NO.10 ~到着か~
目の前は霧で覆われていて、どんな家(もしくは宮殿だったり(゚ー゚;?!)が
あるのかはまだ見えない。
その前に、気になっていたことをルースに尋ねようとした。
「ルース・・・さん。あなた・・・」
「ルースでいいって!(・∀・)
早くいこうや!シュリさんまってるよー!!」
人が言いかけた言葉を遮って。。もぅ!
でもそちらのほうが話しやすくなったのも確かだし、いいか。
「ルース。あなた人か竜かどちらなの?本当の姿は・・・どっち?
いつも変わる瞬間も見えない。まるで私の記憶から変身している自分を消しているように。
あと、もうひとつ。あなたはナゼ父である王様を裏切ったシュリの味方をしているの?」
(一度敵を見てしまっているからか、
誘導尋問みたいな聞き方になってしまったかもしれないなぁ(;^_^A )
でも知りたかった。ルースがどんな人なのか。
人ではないのかもしれないけれど・・・。
ルースをこうやって正面からまじまじと見たのは初めてかもしれない。
最初あったときは目が線になるくらいヘラヘラ笑っていたから、そればかり気になっていたもの。
そういえば私、シュリの顔も金属部分しかみていなかった・・・あと、白いマント。
ティッシュみたいに真っ白って思ったから覚えてる A=´、`=)ゞ
ルースは髪の毛が長くて少し天然パーマ。
瞳は切れ長で奥ぶたえ。瞳の色は竜の色、紫。鼻は高くって、真顔だと意外とσ(^_^;)かっこいい。
銀色の鎧は腕だけつけえていて、淡い緑のTシャツを着てる。何だか不思議な格好。。
2本の婉曲した剣を背中にバッテンにして担いでるんだなぁ・・・
あー。私、人に関心がなくなっていたんだ。
あの廃墟ではレイプしてくるヤツや、薬やって酔ってるヤツしかいなくって、顔を見たいとも
思わなかったから。
そんなことを考えてたらギュ-っと締め付けられるような頭痛に襲われた。
-自分から歩み寄ること。
-ヌクモリ・こころ・・・・こころ・・・ココロ・・・・・・・愛
-わすれ・・・ないで・・・
意識が遠のいていくわ・・・
「おおおおい!!!だ、大丈夫か?!(°Д°;≡°Д°;)
俺朱音ちゃんの質問にまだ何も答えてねぇよ??お腹すいたのか!?」
急いでシュリに会わせねば!!
相当現世とこっちの世界との波に呑まれて弱ってるようだ。
ルースは霧にみせかけた結界を解こうとした・・・が、
背後から凄い気と冷風がそれを邪魔した。
「おい、ルース。久々じゃねぇか。
悪ぃがお前に興味はない。その娘いただくぜ?」
「誰だ?・・・・・?!お、おめぇは・・・」
ルースは驚きを隠せなかった。
小説NO.9 ~記憶~
「朱音~!
早く学校いかないと!」
(だれ?どっかのおばさん??)
「おめーも俺に似て遅刻魔かよ( ̄▽+ ̄*)」
(どこの青年よ?うっとおしぃ・・・)
ん~・・・どっかでみたような・・・「人・光景」
思い出せない。ここはどこなんだろう?
この人たちはだれなんだろう?
わけも分からぬまま、弁当箱をそのおばさんに渡され、
見覚えのある青年にでこピンされ・・・
私はこういうのだ。
「いってきまーす!」
「いってきまーす・・・」
「いってきます・・・。」
「・・・ます・・・。んん・・・?」
-あたたかい。
-これはまるで忘れてしまったぬくもりの様・・・
「あれ?レディをおこしちゃったんかな?俺(´0ノ`*)ww」
低くて安心する声がする。
「え?Oo。。( ̄¬ ̄*)
・・・あぁ、私あなたの上でねてたんだわ。
変な夢見てたの。廃墟(・・・あ、いつもいるとこ、じゃ、ないの。
ムカつくんだけどそれが何だか嬉しくもあって・・・優しい人もいて・・・」
寝ぼけた声で私は紫色の背中に顔を押し付ける。
「っく・・・」
温かく、しょっぱい液体が頬を伝って口に入った。
「そらーよかった。
まだ涙が流せるんだなぁ(^ε^)、まだ間に合うよ。シュリ様もよくあんたを見つけたもんだ。
ふつうここの世界くると、現世のことは、まーったく覚えてられないんだぜ?
影も形もこちら色に染まっちまう。
朱音ちゃん、あんた、家族のこと夢見てたんだな?」
「え?か・ぞ・く?」
ルースの言葉に一瞬戸惑う。
そうか、私には母さんと兄ちゃんがいるんだった。あの声は・・・そ、そうだったのねΣ(・ω・;)
あれ?
父さんは・・・・・?
「ほれ、そろそろつくぜ!
疲れちまったよ~、丸2日飛びっぱなしだからw 後でチューしてね♪」
「丸二日!・・・すごっヽ((◎д◎ ))ゝ
ちゅ、チューはしねーよ!ばか!」
顔がほてった。こんな軽いやつごときに火照るなんてわたしったらもぅ、どうなってんのよ最近?!
ガクン!
「ひぃっ((((((ノ゚⊿゚)ノ」
急下降したかと思ったら、ルースはバサッと着地した。
「ほいよ(^O^)!ついたよー。」
私がよろけつつ立ち上がって見ると、
いつの間にかルースは、竜の姿から人の姿に戻っていた。
小説NO.8 ~紫の竜~
「・・・・・。」
あまりにあっさり敵が倒れたものだから、なんだか嬉しいような・・・ものたりないような・・・(〃∇〃)??
「おい、お前さんよー。」
低い男の人の声。何?また・・・敵(@@;)?!
「お前が朱音ちゃん?シュリ様に連れてくるよう命じられたのだが・・・、
大したもんだねー。鞘つけたまま敵倒しちゃうなんて、さ!(#⌒∇⌒#)ゞ」
この人、シュリの味方っぽいけどなにこの軽さ;
強いの?
私、こんなんに着いていってだいじょうぶかしら?
「いえ・・・鞘はわざと付けたままにしていたんじゃなくって、正直に言うと、ぬけなかったんです。」
思ってることは心にしまって、私は会話を続けた。
「だから大したもんだっていってんの~さ!シュリ様のとこいきゃわかるっての^^
あ、ちなみに俺、ルース。よろしっく(●´ω`●)ゞ!」
(なんて軽いヤツ;)
気を取り直して・・・
「ルースさん、ですか。。で、わたしはどうすればいいのですか?」
「俺に乗りな!」
「は?!」
もくもくと煙が立つと、そこには紫の竜かいた。
「あなた・・・ルース????のっていいの?」
おびえて聞く私に竜は「キュウ・・・」と鳴いた。
(ルースなんだとしたら遠慮はいらないわねw)
と、いうわけで、私は竜に飛び乗った。
きっとシュリに会える。
そうしたら、このわけの分からない現状を説明させないと!
それと・・・王子ってのも、さりげなく聞いてみよう(`・ω・´)ゞ
それにしても、竜の背中って気持ちがいい♪
気づけば私は眠りについていた。
小説NO.7~初めての決闘~
鞘をにぎり、私は剣を引いた( ̄ー ̄
・・・ぃや、実際は「引こうとがんばってみた
」
ぬけない~~~~~~~~~~~!(((( ;°Д°))))
なぜ?!なんで?え?
するとヤツは嬉しそうに笑う。
「馬鹿が!剣もぬけぬのか!ならこちらからいくぞ?お譲ちゃん?」
ヤツは剣を抜いてかかってきた。
「だぁ、もう、しかたないわね!
この役立たず!!!」
私は鞘ごとヤツの振り下ろした刃を受けた。
(あー、もうだめかも・・・)
と思ったそのとき。
「・・・な・・・に?!」
私はヤツの攻撃をバッチリ(?)鞘ごと受け止めていた。
私ってこんなに怪力だったっけ?!(;^_^A
っというか、相手はひるんでいる!今しかない!
私は鞘の先端で、ヤツのみぞおちを思い切り突いた。
「ぐ・・・・は・・・」
小説NO.6 ~シュリからのペンダント~
(こんにちは。間にBLOGやら挟んじゃいましたが小説更新です。)
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「お前、おびえているな?ふふふ、無理もないか。」
不気味な笑い声が反響して聞こえるのにはわけがあるようだ。
だんだんわかってきた。
ものすごい速さで私の周りを移動しているんだわ。
囲んで逃げられないようにするかのように・・・。
ちらっと黒いマントが見えた気がした。
(シュリ!!!)
思わずシュリからもらったペンダントを握り締めた。
するとペンダントが熱気を帯び始め、静電気にも似た、支えきれないほどの激しさを持った。
「貴様、なんだそれは?!」
私を散々驚かせたやつのいうことかよ!
いつもならこんなに荒っぽい性格にならないだろうに、今日の私はなんだかおかしい((o(-゛-;)
「貴様・・・その姿!何者だ?!」
「うじゃうじゃウッセーんだよ!こんちきしょう!」
自分の言葉とはおもえない。
しかし確かに自分の言葉であり・・・・・・・・・え?!
自分の姿が変化しているのがわかった。まるでゲーム出てくるキャラクターのような
鎧と剣。そして・・・マント。私のマントは赤い。確かシュリは白だった。
こいつもマントをつけているし、何か意味があるのだろうか?
しかもそれだけじゃないΣ(゚д゚;)!
みえる。やつの動きが。すべて・・・みえる。
のろい・・・のろすぎる。さっきまでこれが見えなかったのかな?!
まぁいいか。今度シュリに会えたら聞けばいい。
私が戦うしかない。
シュリも、助けられるかもしれないし・・・
まだヤツが混乱しているようなので、今のうちしかない。
私は剣に手をかけた・・・・・
小説NO.5~秘められし力?~
しんと静まり返った空気に凍りつくように私はたたずんでいた。
「はい。私が朱音です。」
はっきりそれをいうのがやっと・・・。
明らかに、緊張している自分に気づいていた。
「さっき何者かがここへきていたな?ここの人物とは思えぬ気を感じた。
だれだ?」
答えたら、シュリがやられる・・・!
そうに違いない。とっさに出た言葉は明らかな、嘘。
「わかりませんね。私は薬を売ってほしくって、ねだってたんですけどね~、
アイツは名乗りもせずヤりもせずでね~まったくわけわかんなかったよ!」
(なんでこんな売春婦のふりしてるのよー!( ̄へ  ̄ 凸)
しかもシュリって人、まだ良く知らないのに;)
「うそは、いかんよ?」
ククク・・・という笑い声とともに、私はまた圧力のような熱風に倒された。
姿も見えない。
声だけが胸に響く。
怖い、こわいよ・・・シュリ!
「君はやつを知ってる。ヤツはシュリ王子だろ?
俺様はアイツの父上、つまりアグラー王の使いの者でね。
裏切り者のシュリを連れ戻すのが任務なんだよ。
ただ・・・お前はシュリ王子の逃亡と関わっていそうだなぁ?ちがうか?あ?」
おそらくその通りだと思う。
しかし、現世と死界の中間地である、この世界を支配している王の息子が何故私を?
わからない・・・。
「ネェちゃん、おっと朱音さんよ。悪いが連れて行かせてもらうぜ?
そしたらきっとアイツも現れるから。」
そんなーーーーーーーーー\(*`∧´)/!
私はここにいるべきじゃないといわれたり、連れてくとか言われたり、
なんなのよ!!!!!!
「あんた!姿くらい見せやがれ!」
なんか私強気だなー。まぁいいか。
そのとき空気が・・・いや、世界の壁の一部?がパキっと音を立てた気がした。(私の勘違いかな?)
「ふふ、シュリ王子が貴様に目をつけたのがわかったぞ。
貴様、凡人ではないな?」
ヤツが段々近寄ってくる。分かる。見えないけど、もうすぐそこにいる・・・
どうすれば・・・
シュリ、あなたの世界って、どうなっているの?
小説NO.4 ~シュリ 朱音(アカネ)~
「君にできること?」
暫く彼は考えていた・・・が、
「ない。」
あっさりそういった。しかし、こう、付け加えた。
「ない・・・というか、関わったらどうなるか分からない。
やめたほうがいい。それだけだ。」
腑に落ちない。
「なんであなたはそんなに私を救出したがるの(・・;)?
あなたは誰?何者?」
私は思わず叫びそうになる。
「だまれ!アイツが・・・来てしまう。」
厳しい目でそういうと彼は腰を下ろした。
「今は私が何者でもいいだろう。
名前くらいは伝えておく。シュリだ。君は、朱音(アカネ)だね?」
「なんで私の名前まで・・・(゜д゜;)?!シュリ?」
「いずれ分かる。わからぬまま現世に帰れたらそれが一番だが、な。」
しばらく沈黙が続き、彼は金属の手で私の手をにぎった。
「必ず、守る。」
・・・そう彼が言ったとき、胸が熱くなったのは気のせいだろうか?
「シュリ。あなたに会いたいときはどうすればいい?」
思わずたずねた。
「これにパワーを込めて僕を想って。これは私の義眼と同じ石で作られている
ペンダントだ。」
そっとそれを首に付けてくれると、シュリはマントを翻し、スラムから消えた。
(パワーを込める?ぱ・・・わ・・・~~~ヽ(゚◇゚ )ノ?)
良く分からないが、久々に会話が出来た気がした。
後ろでは酒臭い男が阿片の漂う女と絡み合っている。
私はこれまでなんとも想わなかった光景にもかかわらず、吐き気を感じた。
なんなのだろう?まるで人間の感情があるみたい。
どうだっていい。
また、シュリに会いたいと思った。
そのときだ。
「うっ。。。」
とてつもない圧力が私にかかった。
気付くと周りには誰もいない。先ほどの男女さえも・・・。
そしてどこからともなく、ぼんやりと、しかし胸に響き渡る声がした。
「・・・貴様が、朱音とやらか?」
小説NO.3~視線~
「君はナゼここにいる?しかも5年。」
視線の主は年齢不詳の男性・・・もしくは・・・メカ。
彼は左腕と左脚、顔の半分が金属で出来ている。
「なぜって?わからない。
きづいたらここにいた。それまでは現世で普通に高校に行っていたし、
本当にここにきたときの記憶がないのよ。」
私は続ける。
「むしろあなたは?なぜそういった容貌なの?」
彼は顔色ひとつ変えないで答えた。
「僕は・・・いてはいけない存在だったんだ。現世に。
だからここに連れてこられた。
基本ここは人間界でやっていってはいけない人たちの、モノたちのゴミ箱だからね。
僕は現世で殺されたんだ。バラバラにされたんだよ。それをあの方が助けてくださった。
ここの者として。
だから、君はここにいるべきじゃないって、5年前から感じていた。
何かの間違いで、きみはここにやってきたのじゃないか?
その気持ちは今も変わらなくて、真相をこっそり探っているんだ。
内緒で、現世へ行ったことも、あるんだ。」
「まちがいで?私はここに?」
良く分からない。混乱する。
それが正直な気持ちだった。
ただ、こいつが嘘を言っているようには見えないのも事実。
「・・・ねぇ?
わたし、なにか協力できるのかしら?」
小説NO.2 煙の世界 ~視線~
うつろな目で付近を見渡すと、
さっきの私のような女と男や、薬に酔った廃人・・・そんなのばっかり(_ _。)
あー・・・
逃げ出すにも、なぁ。。
こんなとこからどうやって・・・
よく見張りの者にも、見つからないもんだわ。
それもそうだよね、だってここは現世じゃないんだから。
現世と死界の間にあるゴミ捨て場。
それがここなの。
だからよ。くだらない、信じられないような奴ばっかり・・・いるんだよ。
もう私も、その一部ってわけ・・・(´・ω・`)。
・・・・・・・・!?
ふと、視線を感じた。
視線を感じるなんて珍しい。だって、そんな間もなく、襲ってくる人々ばかりだから・・・。
だってここは野獣の世界なんだもの。
思ったら即!
そんな醜い世界だから、「間」って、ないのよね。きっと。
不思議な気持ちになりつつ、そっと視線の方向に、顔を向けた。
小説NO.1『序』ケムリのナカデ・・・
今私のいる場所。
ここは「スラム」だ。そう、廃墟。
危険な煙がたち登っている。
・・・私もそれに酔う。酔いたくなくても、染みついてしまう。この香り・・・。
(ああ、誰か来たわ・・・。)
逃げないのよ。逃げたって無駄なの。どこにいっても、同じこと。
こんなこと、日常茶飯事。今は・・・。
誰かが私のスカートを乱暴にたくし上げた。
嫌というまもなく、彼の、「快楽の武器」が、挿入される。
顎がガクガクするほど腰を激しく振る男。
(いったぃ・・・!ああ、もう・・・。ほらね、言わんこっちゃない(ノДT))
・・・。ああ・・・うう。。
やっと声が漏らせるくらいになった頃、
男は私から、ぬめった「彼の躰の一部」を抜き、
私の口に、それを押し込んで、思いきり・・・射精した。
あ、驚いたって?
そんなのはここでは当たり前の光景なのよ。
私に何枚かのお札を投げつけると、その男はどこかへ去った。
(クソ・・・!私は売春婦じゃないっての・・・(´□`。))
なぜか零れ落ちる涙。それに、自分でも驚いていた。
もう、怖くもなんともないはずなのに。
何処なのかもわからない、「ここ」で、生きていくのだろうと、割り切った
はずなのに・・・。
「愛のある生活がしたい・・・」
ふと、声が漏れた。
まさか、こんなセリフをまだ自分が呟くだなんて・・・思ってもいなかった。
「ここ」へ来て(好んできたわけじゃないけど;)5年、たったように思う。
17歳だったなぁ。・・・私も今は22歳。
これからどうしようか・・・
こんなとこにいなかったら、前の場所に居たら・・・。大学でも行っていたの
だろうか?