小説NO.2 煙の世界 ~視線~
うつろな目で付近を見渡すと、
さっきの私のような女と男や、薬に酔った廃人・・・そんなのばっかり(_ _。)
あー・・・
逃げ出すにも、なぁ。。
こんなとこからどうやって・・・
よく見張りの者にも、見つからないもんだわ。
それもそうだよね、だってここは現世じゃないんだから。
現世と死界の間にあるゴミ捨て場。
それがここなの。
だからよ。くだらない、信じられないような奴ばっかり・・・いるんだよ。
もう私も、その一部ってわけ・・・(´・ω・`)。
・・・・・・・・!?
ふと、視線を感じた。
視線を感じるなんて珍しい。だって、そんな間もなく、襲ってくる人々ばかりだから・・・。
だってここは野獣の世界なんだもの。
思ったら即!
そんな醜い世界だから、「間」って、ないのよね。きっと。
不思議な気持ちになりつつ、そっと視線の方向に、顔を向けた。