小説NO.9 ~記憶~
「朱音~!
早く学校いかないと!」
(だれ?どっかのおばさん??)
「おめーも俺に似て遅刻魔かよ( ̄▽+ ̄*)」
(どこの青年よ?うっとおしぃ・・・)
ん~・・・どっかでみたような・・・「人・光景」
思い出せない。ここはどこなんだろう?
この人たちはだれなんだろう?
わけも分からぬまま、弁当箱をそのおばさんに渡され、
見覚えのある青年にでこピンされ・・・
私はこういうのだ。
「いってきまーす!」
「いってきまーす・・・」
「いってきます・・・。」
「・・・ます・・・。んん・・・?」
-あたたかい。
-これはまるで忘れてしまったぬくもりの様・・・
「あれ?レディをおこしちゃったんかな?俺(´0ノ`*)ww」
低くて安心する声がする。
「え?Oo。。( ̄¬ ̄*)
・・・あぁ、私あなたの上でねてたんだわ。
変な夢見てたの。廃墟(・・・あ、いつもいるとこ、じゃ、ないの。
ムカつくんだけどそれが何だか嬉しくもあって・・・優しい人もいて・・・」
寝ぼけた声で私は紫色の背中に顔を押し付ける。
「っく・・・」
温かく、しょっぱい液体が頬を伝って口に入った。
「そらーよかった。
まだ涙が流せるんだなぁ(^ε^)、まだ間に合うよ。シュリ様もよくあんたを見つけたもんだ。
ふつうここの世界くると、現世のことは、まーったく覚えてられないんだぜ?
影も形もこちら色に染まっちまう。
朱音ちゃん、あんた、家族のこと夢見てたんだな?」
「え?か・ぞ・く?」
ルースの言葉に一瞬戸惑う。
そうか、私には母さんと兄ちゃんがいるんだった。あの声は・・・そ、そうだったのねΣ(・ω・;)
あれ?
父さんは・・・・・?
「ほれ、そろそろつくぜ!
疲れちまったよ~、丸2日飛びっぱなしだからw 後でチューしてね♪」
「丸二日!・・・すごっヽ((◎д◎ ))ゝ
ちゅ、チューはしねーよ!ばか!」
顔がほてった。こんな軽いやつごときに火照るなんてわたしったらもぅ、どうなってんのよ最近?!
ガクン!
「ひぃっ((((((ノ゚⊿゚)ノ」
急下降したかと思ったら、ルースはバサッと着地した。
「ほいよ(^O^)!ついたよー。」
私がよろけつつ立ち上がって見ると、
いつの間にかルースは、竜の姿から人の姿に戻っていた。