小説NO.1『序』ケムリのナカデ・・・
今私のいる場所。
ここは「スラム」だ。そう、廃墟。
危険な煙がたち登っている。
・・・私もそれに酔う。酔いたくなくても、染みついてしまう。この香り・・・。
(ああ、誰か来たわ・・・。)
逃げないのよ。逃げたって無駄なの。どこにいっても、同じこと。
こんなこと、日常茶飯事。今は・・・。
誰かが私のスカートを乱暴にたくし上げた。
嫌というまもなく、彼の、「快楽の武器」が、挿入される。
顎がガクガクするほど腰を激しく振る男。
(いったぃ・・・!ああ、もう・・・。ほらね、言わんこっちゃない(ノДT))
・・・。ああ・・・うう。。
やっと声が漏らせるくらいになった頃、
男は私から、ぬめった「彼の躰の一部」を抜き、
私の口に、それを押し込んで、思いきり・・・射精した。
あ、驚いたって?
そんなのはここでは当たり前の光景なのよ。
私に何枚かのお札を投げつけると、その男はどこかへ去った。
(クソ・・・!私は売春婦じゃないっての・・・(´□`。))
なぜか零れ落ちる涙。それに、自分でも驚いていた。
もう、怖くもなんともないはずなのに。
何処なのかもわからない、「ここ」で、生きていくのだろうと、割り切った
はずなのに・・・。
「愛のある生活がしたい・・・」
ふと、声が漏れた。
まさか、こんなセリフをまだ自分が呟くだなんて・・・思ってもいなかった。
「ここ」へ来て(好んできたわけじゃないけど;)5年、たったように思う。
17歳だったなぁ。・・・私も今は22歳。
これからどうしようか・・・
こんなとこにいなかったら、前の場所に居たら・・・。大学でも行っていたの
だろうか?