こんにちは。真帆です。


小学校教諭として、23年間で関わった子どもは4,000人以上

不登校、発達障害、その他さまざまなママと子どものお悩みに寄り添ってきました♡
退職後は、UMIの「不登校・ひきこもり集中講座」→「カウンセラーコース」で、さらに学びを深め、現在は、子育てカウンセラーとして活動中です

ひといちばい敏感な子(HSC)や、発達凸凹の子ども達って、
みんなが、難なくできることでつまづいたり、
同じことをやるにも、人一倍、勇気や努力が必要だったり、
敏感さや落ち着きのなさ故に、先生から注意されることが多かったりして、
「なんで、みんなと同じようにできないんだろう」
「やっぱりダメな子だ」
って、どうしても自信を失いがちです(T_T)
そのうえ、
ひといちばい敏感な子(HSC)や、発達凸凹な子ども達が持つ個性は、
学校という集団生活に合わせるのに、他の子達よりも、たくさんのエネルギーを必要とするので、
充電切れを起こしやすい傾向にあります。
では、充電切れを起こすとどうなるか???
小学校の先生として、たくさんの子ども達を見てきた経験のなかで、よく見られたのは・・・
書く文字に力が入らなくなる。雑になる。
覇気がない顔つきになる。
宿題に取り組めなくなる。
友達と遊ばなくなる。
学校に行き渋る。
などが、ありました
特に、学校に行き渋るのは、子どものアラームのようなものです。
これ以上、エネルギーを奪われたら危険壊れちゃう、というときに、
子どもの、頭は、「学校へ行かなきゃ」と思っても、
子どもの、心と身体が、子どもを動けなくするので、
ランドセルが背負えない
玄関から出ようとすると、足がすくむ
学校の校門がくぐれない
教室に入れない
のように、本人の意志の力ではどうしようもないほど、もう、一歩も動けなくなるのです。
学校や教室は、「危険なところ」って、
子どもの“潜在意識”が認定してしまっている状態、と言えますね。
そうなる前に、
または、
すでに、そうなってしまった場合は、もう一度、
自分自身への信頼・自信のようなものや、
エネルギーをしっかり貯めて、また動けるようになるために、
ひといちばい敏感な子や発達凸凹な子どものママに(もちろん他のママにも)、ぜひ、やっていただきたいことがあります
それは、子どもを
褒める♡
認める♡
承認する♡
ということです。
私たち母親って、
言わなくたって、子どもに愛情は伝わっているに決まってる!
って思いがちですが、
実際は、これ↑びっくりするくらい伝わっていないんですよね
私は、息子を過保護&過干渉な子育てで育ててきたので(汗)、
猫可愛がりし過ぎたかな
愛情が重かっただろうな
な〜んて思っていたのですが、
中学生になった息子に「怒られた記憶しかない」と言われたときには、
(反抗期だったとはいえ)、ひっくり返るほど驚いたものです
また、
カウンセリングをさせていただいて、いつも、思うことは、
母親や父親から、
「愛されずに育った」
「他の兄弟のほうが大切にされていた」
「認めてもらえなかった」
「条件つきでしか褒めてもらえなかった」
って、思い込んで生きてこられた方が、とっても、とっても多い、ということです。
愛情って、親が思っている以上に、子どもには伝わっていない
ということ、なんですよね
そこで、HSCや発達凸凹で、日々の学校生活の中で、自信を失いがちな敏感な子ども達には、
ぜひ、ぜひ、「褒める」「認める」「承認する」言葉のシャワーを、浴びせてあげてほしいな♡
って思うのです♪
これ、登校しぶりが再燃した、うちの娘ちゃんにやってみたのですが、
効果は絶大でしたよ
朝、教室の前でグズグズ言っている娘ちゃんを、お友達が毎朝、取り囲んでくれる(笑)
➡「娘ちゃんは、たくさんのお友達に助けてもらえる魅力がある子だね。」「娘ちゃんって、人気があるな〜」
漢字の再テスト。一度で合格。
➡「娘ちゃんが本気を出したらすごいね」「やるときはやる子だね」「記憶力、めっちゃいいよね」
いつでも、どこでも(笑)
➡「娘ちゃんは、みんなの宝物だよ」「娘ちゃんが笑顔で楽しそうだと、ママまで嬉しくなっちゃう♡」「産まれてきてくれてありがとう」
娘ちゃん、「うん」「うん」って、真顔で、全肯定で(笑)、そして当たり前のように、
私からの「褒める」「認める」「承認する」言葉のシャワーを
受け取ってくれましたよ
本当に、効果は絶大で、
娘ちゃん。朝、「あれ?なんだかスッキリ」って言いながら、爽やかに目覚めるようになり、
あんなに嫌がっていた体力テストを難なく受けて、「楽しかった〜♪」って帰ってきたり、
約束通り、5時間目の終わりに迎えに行ったら「6時間目までやっていく」って言ったり(エネルギーが切れなかったようだ 笑)
(クラス替えのストレスでなくなってしまった)自分への信頼とか自信、エネルギーが、
また、貯まり始めて、
日に日に元気になるのが、
見ていて、分かりやす過ぎて、笑っちゃったほど
小学生は、間違いなく、喜んで受け取ってくれると思います(笑)
中・高校生は、これまでの親子関係によっては、最初は「なんだ?なんだ?」って警戒されるかもしれないけど(笑)、
内心、まんざらでもないと思うので、様子を見ながらやってみてくださいね
私は、大学生の息子には、言葉のシャワーは、さすがにどうかな?と思い、
選りすぐりの一言を、伝えるようにしています。
「バレた〜?」な〜んて言いながら、息子も、まんざらでもない様子で、受け取ってくれてます♡
(自律神経失調症による体調不良に、長い間、悩んでいた息子。運転免許も取得できました〜♪こちらも、順調に回復中です♡)
ママ自身が、「褒める」「認める」「承認する」言葉のシャワーを口にするのに抵抗がある。
そんな場合は、ママ自身の、心のブロックが関係しているので、
そちらの解消も、並行して進めていってあげてくださいね♪
子どもとの境界線って、とっても大切だけど、
それと同じくらい、その子の特性に合わせた支援も、やっぱり大切だな、と思う今日この頃。
ひといちばい敏感(HSC)や、発達凸凹な子どもたちは、
他の子に比べ、自信をなくしたり、エネルギー切れになったりしやすいので、
「褒める」「認める」「承認する」言葉のシャワーで、絶えず補充してあげると、
エネルギー切れになることなく、元気に動け、
『心の器』も徐々に大きく、強く、育まれていきますよ♪
という、お話でした。
よかったら、あなたの子育てに、取り入れてみてくださいね
今日も、ママと子ども達にとって素敵な一日となりますように。


心のブロックを解消し、ママが本来の自分に戻って、楽しく子育てできるようになるカウンセリングです(^o^)
子どもの『心の器』を育む関わり方についても、お伝えしています♪

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