(このシリーズでは
以前紹介した出来事を
もう一度振り返って、
その時の心理的な動きの面を中心に
書いています。)
受付前の椅子でしばらく待っていると
検査画像データの読み込みが終ったらしく、
白衣姿の技師らしき人から呼ばれ
プラスチックの診察券を渡され
同時に読み込みの終わったディスクを返却された。
「聴神経腫瘍」という病気がわかって
非常に短期間のうちに(10日間ほど)
いろいろとコトが進んでしまって...。
この時はまだ
正直言って、自分の考えというのか
覚悟というのかが、
全く固まっている状態ではなかった。
病気のことも(何か気が進まなくて)
ちゃんと調べていたわけではなく、
これから診てもらうK先生のことも
地元の総合病院の医師から教えられた
内容以上のことは知らなかった。
K先生が凄い医師であることは
このあと気を取り直した自分が
いろいろと調べまくった末に
わかって行くのだが...。
逆にこんなにトントン拍子にことが運んで
本当に大丈夫なのか?
思考停止した状態で
言われるままに
こんな都会の大学病院で
手術を受けて大丈夫なのか?
実際に大学病院にやって来て、
これから脳神経外科の外来へ
向かういう段階になって、
何か恐ろしさにも似た
不安な気持ちが
急速に自分の中に広がっていくのを
感じていたのです(^^;
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