これまでの経過⑧ ~大学病院へ(その1)~ | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

手術入院まであと2週間余りとなり、先日2か月ぶりに病院へ行ったこともあり、ここ数日は急に現実に引き戻された感じでぐったりしています。

いつまで冷静にブログを書いていけるかなぁと。

いろんな方々の闘病ブログを拝見していると、私よりもずっと深刻な病気を抱えている方が、リアルタイムに自分に起こる出来事を淡々と書かれていたりして凄いなと思います。

病気、それも深刻な病気になればなるほど精神的なダメージは大きく、病気と闘う前に自分自身と闘わなければならないと痛感しています。このことについては、また後日回を改めてお話ししたいと思います。

 

さて、1週間後、地元の総合病院の医師から紹介された東京の大学病院を受診する日がやってきました。大先生に診ていただく約束は取り付けてもらったものの、この病院の制度としては初診の予約ができないため、朝できるだけ早く受付をしてくださいと言われていました。

午前7時半、病院の外で並ぶ覚悟で行ってみると、もう入り口は開いていました。受付番号札を発行機から取って「外来診療申込書」を記入し初診受付前の椅子に座って時間まで待ちます。受付が始まると番号順に呼ばれるので、診療申込書といっしょに保険証、紹介状、検査画像データの入ったディスクを提出します。この時、※「限度額適用認定証」というのを一緒に出すと登録してもらえます。

 

※「限度額適用認定証」

これは「高額療養費制度」で入院や手術など医療費が高額になった時、自己負担額の上限を超えた部分を後日(3か月後ぐらい)支給されるのですが、3割の自己負担といっても先に自分で立て替えるのは厳しいので(医療費が100万円だとすると30万円!!)、それを先に現物支給として「保険者」が直接病院へ支払ってくれるため、自分への請求が軽減されるというものです。(職場等で申請すればすぐに発行してくれます。実際には入院までに用意できれば良いです。 

※保険者は保険証の発行者で保険証に記載されています。手続き先は、社保の場合は各健康保険組合(職場等)の窓口、国保の場合は在住市町村や国保組合の窓口になると思います。

 

受付が終わってしばらく待合椅子で待っていると、番号を再び呼ばれて診察券を渡され、検査データのディスクを返却してくれます。それから脳神経外科の外来受付の場所を案内されるのでそちらに移動することになります。

検査データの読み込みにしばらく時間がかかったので、やはり早めに来て正解でした。

 

< (その2)へつづく >

朝、出勤前にこれを書いているので...(^^;