国立市でウェディングドレスのアトリエとフォトスタジオを運営している「ルーチェクラッシカ」デザイナーの光田みどりです。今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
昨日は、ドレス作りに使用する道具について取材を受けました。ものに焦点を当てることで、その人が歩んできた人生のストーリーを導き出すと言うテーマでインタビューしてくださるお二方。私は立体裁断の時に使用するハサミを通してお話させていただきましたが、思った以上に熱く語ってしまい(笑)、ものと人は別のようで密接な関係が成り立っていることを感じ、道具に対しての敬意が改めて湧きました。
花嫁が身につける小物の中でも重要な役割をする手袋。
最近は「初めから手袋をつけません」と言うカジュアル派の花嫁も珍しくありませんが、やはりつけることで品格がぐっと上がる手袋についてまとめてみました。
手袋の歴史は古代ギリシャ時代に遡り、古代ローマ時代の記述の中にも度々登場しています。
西暦100年前後には防寒の他に、ファッションや儀式、宗教のために用いられたと言う手袋。
13世紀頃からは、ヨーロッパの貴婦人の間でファッションとしてリネンやシルクの素材の手袋を着用が広まりました。
ビクトリア朝時代以降の女性は、公共の場で手袋を着用することは靴を着用することと同等に必須であるとされ、カジュアルなシーン、フォーマルなシーンのためのさまざまな手袋を持っていたそうです。
また手袋は王族と権威の象徴とされ、ドレスの一部として用いられました。
(1956年の映画「戦争と平和」のワンシーンのオードリー・ヘップバーン)見事に手袋がドレスの一部となっていることに感動を覚えます。
日に焼けていない美しい白い手をキープするための手袋は、優雅な貴族の証とされ真の女性の象徴ともされました。
現代でも、結婚式では指輪の交換の時、食事、飲酒の時以外は着用するのが正式なマナーとされています。
礼拝や結婚式など神聖な場所では正装として用いられることが多く、品格の指標となる手袋。
私たちのアトリエでは、ウェディングドレスだけでなく、ドレスにコーディネートする手袋にも丁寧に装飾をしてオリジナルデザインのものをご用意しています。
写真は、花びら一枚一枚をカットするところから鉄ゴテを当てて形を作るフランス式のコサージュに、白く柔らかい羽根をアレンジしたもの。
実際の結婚式やフォトウェディングでは、小物などの細部をクローズアップして撮影すると、美しく楽しい思い出がいつまでも心に深く刻まれます。
ご自分が「本当に素敵!!」と思える小物を選び身につけることで味わえる喜びと手袋の持つ独特の優雅さを楽しんでくださいね。
私たちは、こだわりのオートクチュール仕立てのウェディングドレスを制作しているアトリエで、ウェディングフォトの提供をしています。
ウェディングドレスはもちろん、男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質のもの。
洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。
お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。
12月20日までにお申し込みいただいたお客様には、何とヘアチェンジ の豪華プレゼントをさせていただいています。
ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。
今日も読んでくださってありがとうございました。
私たちのアトリエがテーマにしている
「100年経っても色褪せない結婚写真」
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極上の美・豪華ヘアチェンジ プレゼント トップアーティストによるヘアメイク
お客様の嬉しいご感想をぜひご覧ください。
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