徳川美術館展 尾張徳川家の至宝 後期展示
サントリー美術館に行ってきた。「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」の後期展示である。7月上旬には前期展示を鑑賞している。「石首魚石入蠟色塗刀拵」「石首魚石入蠟色塗脇指拵」江戸時代 安政4年(1857)、安政元年(1854) 徳川慶勝(尾張家14代)所用 こちらはぱっと見、黒字に白の水玉模様に見えた。この白い部分は石首魚(「いしもち」の異名だそうだ)の「耳石」だそう。え、耳石って何だったけ、と調べると、三半規管内に作られるもので、主成分は炭酸カルシウムだそうだ。焼き魚の頭を分解していると出て来るそうだ。ほう…。「熊毛逆頬箙」 一具 江戸時代・18世紀 徳川宗睦(尾張家9代)所用 矢を持ち運ぶための道具で、矢を差す方立という箱の外側に黒い熊の毛皮が使われおり、正面にトンボの飾りがついていた。大色紙「はるくれは」 一幅 伝 藤原公任筆 平安時代 12世紀 現在、NHK大河ドラマ「光る君へ」を熱心に見ているため、「藤原公任」というと、演じていらっしゃる町田啓太氏の麗しい姿が目に浮かぶ。とても素敵な料紙だった。重要文化財「柳燕図」 一幅 伝 牧谿筆 南宋-元時代 13世紀徳川綱吉(5代将軍)・徳川光友(尾張家2代)所持 上部に柳の枝、2羽の燕が止まっており、下部には飛んでいる燕。うーん。やっぱり良いよねえ。静けさがあって、ぼうっと見ていられる。「菊折枝蒔絵四種盤」 一面 江戸時代 19世紀俊恭院福君(尾張家11代斉温継室)所用 お香の道具だそうだが、何だかそれだけでゲームのような。 「四種盤」を調べると、お香を聞いて、それが何なのか当てる遊び「組香」の道具で、「源平香」「競馬香」「名所香」「矢数香」の盤を用いる4種の道具と盤がセットになっているだそうだ。 お香を当てると、盤の上でコマがわりの物を進めていって勝負を競うらしい。ほう、馬に乗った武者の人形は「競馬香」のコマだったのか。国宝「源氏物語絵巻 橋姫」 一巻 平安時代 12世紀月明かりの下で楽器を演奏する大君、中君と女童、女房。それを垣根から眺める薫が描かれている「宇治十帖」のなかのシーン。展示替えも多く、見ごたえがあった。**********************しっかりと鑑賞した後は、お腹も…と言っても予約などしておらず、ふらふらとサントリー美術館のある東京ミッドタウン内を歩いていたら、以前美味しかったイタリアンのお店に待ち列がない!ということで入店。「本日の前菜」左のモッツァレラチーズとメロンが美味しくて、真似できないかなと思った。「本日のスープ」久しぶりにコーンポタージュを飲んだような。甘味がほどよく美味しかった。「赤城牛サーロインのグリル 葡萄と萄とポルチーニ茸 マスタードシードソース」この赤城牛が美味しかった!赤城牛は赤城高原温泉のお宿で食べたのが最後だったかも。ミニサラダ付き。「本日のデザート」チョコレートケーキ。濃厚で美味しかった。最後にコーヒーで、大満足。