10月15日に行ってきた「フェルメール展 その1」からの続き。

 

本展覧会の見所は、フェルメール作品であるということは言うまでもないが、他の作品も秀作揃いで大変見応えがあった。

 

☆メモ☆

 

海上のニシン船」 シモン・デ・フリーヘル  (1649-1650年頃 ロッテルダム海洋博物館)

 海上の船を描いた作品が3点展示されており、本作品が一番地味な感じだが、私はその穏やかさが大変好み。じっと見ていたい気分だったが、この海洋の船を描いた作品群は大変な人気で、且つイヤホンガイドもあり、そして、展示スペースが狭く、「交通の難所」のような混雑になっていた。

 

アルクマールの聖ラウレンス教会」 ピーテル・サーンレダム (1635年 カタリナ修道院美術館、ユトレヒト)

 教会内部の静かな風景が描かれている。人物は2名。祈っている人と歩いている人。歩いている人の足音がカーンカーンと聞こえてきそうな感じである。

 ※調べてみると、この作品は2016年の「フェルメールとレンブラント展」にも展示されていたようである。ふむ。

 

ユトレヒトの聖母教会の最西端」 ピーテル・サーンレダム (1640ー1645年頃 アムステルダム国立美術館)

 教会内で老人たちが話をしている。何だか探偵に見えてくる。帽子を被っているから?

 今回、ピーテル・サーンレダムの2枚に大変惹かれた。

 風俗画に描かれた室内の床には、物(やゴミ)が落ちていたり、乱雑に置いてあったりすることが多いような気がするが、今回のこの2枚に描かれた教会の床には物が落ちておらず、大変清潔で、キレイで、とても端正に描かれていた様子にも惹かれたのかも知れない・・・。

 

本を読む老女」 ヘラルト・ダウ (1631-1632年頃 アムステルダム国立美術館)

 レンブラントの弟子の1人らしい。ほう!写真のような、写真以上に描かれた作品だった。肌や毛皮の質感が何ともいえないくらい。

 

トビアと天使のいる風景」 アブラハム・ブルーマールト (1610ー1620年頃 ユトレヒト中央美術館)

 画面中央に描かれた「ゲゲゲの鬼太郎」の家のような、木の上に家(小屋?)は何だろう・・・。

 調べてみると「鳩小屋」らしい。確かに鳩が数羽飛んでいる様子が描かれている。

 そして、アブラハム・ブルーマールトは「毒麦のたとえ」という絵でもこの「鳩小屋」を大きく描いている(こちらは小屋の開口部に鳥がとまっている様子が描かれれているので鳩のための小屋と言われれば、なるほどと思う)。うむ・・・。

 

と、大変満足なフェルメール展であった。

 

 

美術館の壁に、フェルメール作品の女性たちが・・・。

 

 

美術館外に儲けられた当日券売り場。公式キャラクターのミルクさんが「入場のコツ」を教えてくれている。確かに時間枠後半の入場だと並ばないで良いかも知れない。

 

又、時間枠と次の時間枠の間の30分間に、会場内は比較的空いていたように思う。

 

私は、9:30~10:30の入場時間枠のチケットだったので、10:30から次の時間枠開始の11:00までの30分間に、いつも混み合っていて足を踏み入れるのに躊躇するほどだった最初の展示室や、「交通の難所」のように渋滞状態だった、海上の船を描いた作品が3点展示されている箇所に行った。10:45から15分間は特にガラガラになっていて、ビックリするほどゆったりと鑑賞できた。

 

今回はなかった「取り持ち女」が1/9から展示されるので、もう1度行きたいような気がする。

 

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「Afternoon Tea TEAROOM」で、フェルメール展とコラボレーションした「秋のスペシャルアフタヌーンティーセット」が食べられると聞いて、行ってきた。

 

 

牛乳を注ぐ女」に描かれた女性が作っていると言われている「パンプティング」を、当店では、「スイートポテトプディング」として食べられるようだ。

 

 

おお、「ミルクさん」ではないか!

大変美味しく、満腹になりました。