SOMPO美術館に行ってきた。

 

今年のSOMPO美術館は、私にとって魅力的な展覧会が多いので「年間パスポート2026」を求めた。これで何度でも鑑賞できる!

 

 

「開館50周年記念 ウジェーヌ・ブーダン展―瞬間の美学、光の探求」である。

 

 

ウジェーヌ・ブーダンの約30年ぶりの回顧展ということで、大変楽しみにしていた。

 

「海景」 1883年 油彩/カンヴァス ディエップ美術館

 

 

 ブーダンといえば「海景画」。

 帆船、そして遠くに蒸気船が煙を上げているのも見える。

 解説パネルによると、ブーダンは帆船が帆を膨らませて海上を滑走する姿を好んだそうだ。

 

「ル・アーヴルの停泊地」 1892年 油彩/カンヴァス 個人蔵

 

 

 手前に、小さなボートに2人の人物がシルエットのように描かれ、ほう、ブーダンもこんなふうに描くのね…と思った作品。

 

 次は、1897年国民美術協会のサロンに≪ベネツィア≫として出品された連作のうちの3作品。ブーダンが生前、手放そうとしなかったお気に入りの作品だそうだ。

 

「ヴェネツィア、埠頭とサン・ビアージョ教会」 1895年 油彩/板 ランス美術館

 

「ヴェネツィア、税関とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」

1895年 油彩/板 ランス美術館

 解説パネルに「ラグーナ越しに臨むサルーデ聖堂の白いドームと金色の球体を頂く税関の建物が精密な細部描写よりも、明るい空気の振動の中に溶け込む色面として捉えられている」とあり、その解説にくっと来てしまった。

 手前には水面に幾つものゴンドラが浮かんでいる。

 

 本展覧会には、子ども向けだと思われる解説パネルがあり、鑑賞のポイントなども記されており、私には大変役立った。

 こちらには「雲のかたちや水の動きを追ってみましょう 時間はいつごろに感じますか」とあった。 なるほどねえ、そうやって眺めてみれば面白い。

 

「ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・マッジョーレ」

1895年頃 油彩/板 ランス美術館

 こちらは本展覧会のチラシに使われている。

 

 

 

 

「水飲み場の牛の群れ」 1880年 油彩/カンヴァス ランス美術館

 

 

 チラシに、真ん中に掲載されている作品。

 水辺に集まる牛たち。空は画面の左は濃い灰色の雲だが、右にいくにつれて雲は白く、その間から水色の空も見える。チラシの写真より実物はもっと明るい。

 

 子ども向けだと思われる解説パネルには「風はどちらから吹いていそうですか。このあと天気はどうなるでしょう」とあった。

 

 うーん。どうなんだろう。空は半分くらい濃い灰色の雨雲、しかし水面は割と明るく牛たちも明るく描かれているような。気分的には晴れて欲しいが。

 これから、どんどん雨雲が空を覆って雨が降り出すような気もする。

 

 

 鑑賞を終え、新宿駅方向に移動しながらお昼ご飯のお店を探そうと、近くの新宿エルタワーの地下をうろついたところ、「肉とワインの酒場  Ferrous 」というお店。

 こちらは以前もランチで利用したことがあり、お値打ちで美味しかったような。

 

ローストビーフ丼 牛すじスープ付き

 

美味しかった!

私はローストビーフ丼というものが好きなのであった。

 

この後、新宿3丁目までぶらぶら歩いて、伊勢丹新宿店の地下食料品売り場へ。

現在、玉川高島屋の地下食料品売り場が一部改装中で、なんと伊勢丹新宿店も一部改装中!うむむ。