■2024/3/2(土)

夫の新卒で入社した会社の同期の友人と、同じ会社で2年先輩のお二人で、入院している病院に面会に来てくださいました。

ゴルフに頻繁に行っていた仲間でもあって、昨年11月に膵臓がんが分かって以来の対面でした。

奥さん連れで参加の食事会で、私もお会いしたことがあって、私は6年ぶり位でした。


夫の膵臓がんが分かった頃、私から今日来てくださった同期のお友達には、すぐに事情を連絡していました。

バイパス手術前の昨年11月初旬でした。

すぐに面会に来てくださると、おっしゃってくださったのですが…

夫が同世代の元気な友人に会うのが辛いというか、病気になって、見た目も痩せたりして変わった自分を見られたくないという気持ちが当時はあって、いったん面会をお断りしたという出来事が有りました。


今年1月に退院して、12月に余命告知も有ったので、少しでも元気なうちにと、本人から連絡して、自宅に来ていただいて、お会いする話をすすめていたのですが、

2/26に緊急入院したため、病院の方に来て下さいました。

友人の妹様も、臓器が違う癌ではありますが、がんサバイバーとのことで、何かと理解いただきすい感じで、夫もリラックスして、1時間位話がはずみました。


お二人が、お帰りになった後、

夫は「俺ばっかり、話してたな」とつぶやきましたが、「あなたに会いに来たのだから、それでいいのよ」と私は言いました。

普段は夫はおしゃべりなタイプではなく、

話をふられたら話すくらいの人なのです。


友人との会話の中で夫が、

「抗がん剤は、ダメだって言われたから…」と言ってるの聞いて、

医師はそういう言葉は使ってなかったけど、結論総合的に考えて、そういう意味のことを昨日おっしゃったので、

昨日医師との面談後、自分自身で「標準治療終了」を受け止める辛い時間があったのかと思うと、なんとも言えない気持ちになりました。

また、今日は来てない仲間の奥様がまだお仕事されている話になった時に、

「この人(私の事)は、自分が介護状態になったので、昨年末で仕事を辞めて…」と、友人の前で夫が話した時、

今迄私の前ではそんな素振り見せなかったのに、そんなこと思ってたのかと、胸が締めつけられる思いでした。

私は退職して、今は夫の扶養家族にしてもらいました。それのほうが、心理的にバランス取れるかなと思ったのですが、夫からしてみればバランス取れるほどでなかったのかな、と感じた日でした。