昨夜久しぶりにヘッダー画像を更新しました。
久しぶりといえばブログ更新をご無沙汰していました。
新しく手に入れたBOSS GT-1に夢中になっていたわけではなく、
仕事が過激に忙しかったり、友人のライブの応援だったり、
バイオリンとクラシックギターの生演奏を聴きに行ったり、
新たに勉強することがあったりでリアルワールドに集中しておりました。
そして前回ちょろりと紹介しますと言っていたBOSS GT-1。
ひととおり触っていじってほぼ全ての機能を試してみました。
以前愛用していた1995年発売のME-8からおよそ20年後の最新機種です。
もっとも進化しているのはPCとの連携ですね。
マルチエフェクター+アンプシミュレーターなので
USBケーブルでそのままインターフェイスとして使用できます。
またPC画面でプリセットのトーンをいじったりバックアップできる
専用アプリケーションも現代では当たり前ですね。
気に入った点がいくつかあります。
まずアウトプットの設定がとても具体的であること。
「JCインプット」や「JCリターン」と明言できるのはBOSSならでは。
自分はもっぱら「スタックリターン」でJCM900のリアパネルに接続しています。
それからメニューの入り方、選び方が複数用意されていること。
深い階層までたどらずにいじりたいパラメーターだけを触れます。
PC専用アプリで全パラメーターを一つの画面で確認・変更してから
現場で個別のエフェクターをちょいちょい微調整という使い方をしています。
そして最後にBOSSの最新モデリングや定番エフェクターが入っていること。
シングルコイルをハムやアコギっぽく変化させるギターシミュレーター。
スローギアとかフィードバッカーなども用意されています。
ROLANDといえば昔からギターシンセにも力を入れているメーカーですが
そこで培われたギターモデリングの技術を利用して
エレキをアコギのようなサウンドに変化させ、それに胴鳴りを加えて
フラットな特性のアンプシミュレーターをかませてライン出力する。
なんてところまで簡単に再現できる優れものです。
安くて高音質なかわりに省略されている部分があります。
たとえばパラでエフェクトをかけたりできませんし
外部コンパクト用のループなどもありません。
外付けのフットスイッチ用端子が一つだけなのでフットスイッチか
エクスプレッションペダルのどちらか一方しか追加できません。
それでも実際に使ってみての感想は十分満足と言えます。
最小限のツマミやボタンでも不自由を感じない操作系は優秀です。
昔から変わらないBOSSの安心感はいまだに健在ですし
安くて軽くて音質に手抜きはないとなればヒットしたのもうなづけます。
せっかくのコンパクトマルチなのでできるだけこれ単体で
勝負したいところですがいつもは前段に一つだけブースターを追加しています。
デジタル系エフェクターと出力の弱いビンテージ系ピックアップの
相性をマッチングさせるためにいつもやる手です。
そのうち作りこんだプリセットの内容やお遊びの動画も上げますね。
テーマ:Effects