楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために -20ページ目

もうすぐ着工です

前回ご紹介したももちゃん家、着工まじか。

この時が一番きつい。

いつも、ヘタレなのかこの時期に恐怖心か好奇心かわからない状態になる。

いい家になるのか?
思い残すことはないか?
職人さんにすべて表現できてる図面か?

このお家の設計してるのは当たり前だか、私。
よくも悪くもキーを握っているのは間違いない。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために


心配で細かな詳細図面を何枚も書いてしまう。

今で何枚書いただろうか?80枚くらいかな?
役所に提出する図面を合わせると90枚くらいかな?

一般のメーカーよりもはるかに多い。

これは、自慢できることではない。

ビジネスの採算性から考えると失格。

でも、細かい納まりまで、気になる。

プライベートではかなり適当なのに・・・

ここで終わらせて、職人さんにまかせても、大丈夫なんだろう。

でも、後悔しないように。

お客さんに、職人さんに認めてもらいたい、綺麗な家になるようにしたい。

自分にかできないことを少しでも表現したい。

なら、もう少し、最後までがんばろう。

深夜に書いてるのでまた、消すかも。



仕事ってなんだろうね。

こんにちは。
気持いい季節ですね。

日本に四季があるから涼しい・暑い・寒いって肌で感じ取れ、何カ月かおきに、いろんな姿が見えて楽しめる。

それってほんとすばらしいなと最近思います。一年通じて同じだったら飽きちゃいそうだし、名残惜しくも待ちどおしくもならないしね。

さてさて、ブログ随分放置状態。

昨日今取り組んでいる、若いご夫婦の住まいの最終打ち合わせ。

いつも元気で無邪気な3歳の「ももちゃん」も同席。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

私はいつも人の純粋な目にやられてしまう。

子供の目はキラキラと輝いている。

そんな目をみると試されているようで、自問自答してしまう。

大人になるにつれて、ずるくなってないか?
間違った社会常識を正当化してないか?
人に恥じないような生き方か?
希望をもっているのか?

ふと考えてしまいます。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

この子は物心ついた時に私のこと覚えてくれているだろうか?
私は幼いころに父が家づくりをがんばって取り組んでいる姿を覚えています。



実際、設計の仕事はとてもつらいことが多い。

時間もお金も責任もすべてが割に合わない。

働きながら2つもの資格を取らなければいけない。

頭が悪いせいか、ずいぶん長い間かかったかな。
一番遊びたい盛りの時期をそれに費やし、遊び慣れてる人を見ると、うらやましくなる。

休みを多く、贅沢もできる職業に憧れることは常日頃。(隣の芝は青いんでしょうけどね。)

楽しいことだけを追求する日々でありたいそう思う。

仕事って、自分たちの生活のためにするものです。

しかし、働くことに多くの時間を費やす。
ただただお金をもらうために働くのはもったいない。

家族、人に身近なところで活躍できる仕事に就きたいと思って始めた仕事。
この家族の幸せの一部に携うことができることにとてもうれしく思います。

これを実感できた瞬間、この仕事をしていてよかったなと思う。

子供ためにと先の給料まで考えて家づくりをしている父親。
子供のために自然にやさしい素材をと考える奥さん。
キラキラした目で元気を与えてくれる子供

この家族の愛に少しでも貢献できるって幸せなこと。
私の場合、お客さんと一番近い距離にいて、それを肌で感じ取ることができる。

家づくりに携わる、お客さんと接点をもたない人たちに伝えるのも私の仕事。

このお家の現場の管理を担当してくれる私よりも経験が浅い若い子も打ち合わせに同行してもらっています。大切な仕事をしてるってことを実感してほしいから。


帰宅時一緒に帰ってるときに、「がんばります。」って力づよい返事をくれた。

お金があって贅沢であればいいものが得られたり、造られたりするものではなく、気持ち次第で、いいものは造られていくのだろうと思う。

なんか楽しみです。

なんの仕事でも同じで今自分が取り組んでいることって人のなんらか必要とされていることです。
必要とされていることを実感しながら働くことができれば、もっとやりがいがでるのかもしれません。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

ももちゃんから頂きました。
ありがとう、元気を分けてもらいました。

いいお家になるようにがんばるよ。










人とのホントのつながり。

こんにちは、水谷です。

先日、アメブロでお知り合いになった方と初めてお会いしました。

それも大会社の社長さん。

あまり人を地位で見るのは好きではないのですが、社長さんと知ったのはやりとりする以後のこと。

私がブログで書いていることは正論だし、できていないことの方が多い。

ブログと実物は別人とよくいわれるので、多くの方と接して人を常に見極めている立場の社長さんにお会いして、自分の甘さや薄っぺらさを見透かしてもらおうなんて思い、お会いしました。

昔から、「社長」してる人って尊敬に値し、松下幸之助さんとかユニクロの柳井さんの本も熟読しました。

社員をたくさん抱えてる方は化け物だといつも思っていて、

毎月、何百万、何千万ものお金を生まないといけない重圧ってどんなものなのか。

社員も働いたのだから、その対価としてお金をもらうことは当たり前のことなんですが・・・

給料の3倍利益を生んで、初めて給料として賄えると考えると、すべての人が毎月それくらいの働きをしてるのか?ってなると、とても難しいことなんだと思います。

ましてやゴールデンウィークなんてはさむと五月なんで働く日はごくわずか。

その社員だけでなく、その家族も支えてるんだから。

すごいなーって思います。

そんなスーパーマンと、見た感じが自他ともに認める貧相な私がしっかりお話できるかなと心配してたのですが、

実に気さくでいい意味でふつうの方でした。(笑)

社員を伸ばしてあげたい。今はダメでも大成させてあげたいって話を聞いてすごいなって思いました。

そういった言葉はどこでも聞けそうに思えるけど、実際にサラリーを与えてる経営者から聞けることは少ないような。

結婚もしてない、背負うものが何もない私は、実にしょぼいなって感じました。

まあ、そんな堅い話ばっかりではなく、色々話したのですが、

印象として、いいことも悪いことも含めて、とても自分に素直で純な方で、私が人と人のつながりに対してこうありたいと思ってることがすごく似てるなと感じました。


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために


「正論も掲げないと実現に至らない。」

僕もそう思うんです。

なにか掲げてそれに向かうことってとても大切なことだと思うんです。

話くどくなりそうなので、このあたりで。

それにしても、○○会社って看板があるわけではない私。
「水谷」という個人に会いたいって言って頂けるのはとてもうれしいなと思います。

私は丸裸な自分という存在を必要し認めてくれる人が一人でもいると幸せだなと感じます。
これからもその人たちのために生きていきたいって思います。

ちょっと大げさかな?


実に面白い一日でした。






春ですね。

随分久しぶりに服を買いました。今日はそれを着て仕事に。

ピンクのシャツと緑のパンツ。

春らしくていいなと思っていたのですが・・・

今日は土地を見に行くことをすっかり忘れてて、案の定、敷地調査してる途中で道路の真ん中で地べたに座り込んで、図面を作成。

車に乗る瞬間に新調の服が汚れているのに気づく。

やっぱ新しく買っても、すぐにぼろぼろになりそう。いつも買って満足。着て適当。

そういえば、昔は着飾るのがすきで、見る人しかわからないセンスを主張したいって時期があったような。

今思うとセンスのかけらもなく、人と違うってアピールしたいだけで、中身なしって感じです。

歳のせいか、人目を気にするために、着飾るのはもうめんどくさいかんじで、価値観がわからなくなってしまった・・・

まだまだ人目を気にしないと、仕事、プライベート共に通用しないのでコギレイ程度に。

さて本題に。

最近、年上の方と話したことなんですが、

とある建築家さんが

「家づくりのお客さんは私のパトロンである、私の作品づくりのためのものである。」と自信満々に言い切っていたって話を聞いたのですが

すごい・・・。

私の自論ですが、自信家さんってとこは見習いたいところですが、個人の感性、力ってたいしたことないような気がします。

私は大工さんのように造ることはできません。左官屋さんのように塗れません。
実際に家を建てることできないんです。

所詮私は、窓口なり、お客さんの話を聞いて考え、線を引くことしかできません。
家づくりの1コマにしかすぎません。

私のするべきことは、お客さん、造り手がやりがいのあるステージを造ることかな。

個性って個人を主張することも大切なことの一つだと思うのですが、学生時代のクラブ活動や文化祭のように、人を活かし、分かち合いもっと大きなものを得ることのために個性を使うのが一番いいような気がします。

人は相手を満たしてあげることで、自分も満たされる。
その対価として満たしてくれるようとする。

相乗効果が個人を超えるなんて思います。

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現代の風潮として、国会が代表するように、大きな災害があった最中でも、問題に向き合うことなく、人のアラを追求し責め合っている。

人は皆、欠点もミスも甘えもあらゆる人や組織から守られながら、気付かない形で許されながら生きている。

それがあって毎日幸せに暮らしていける。
そのことを念頭に置けば発言は変わるような。

また、人に伝えるって、本来は自分が経験しないとできないもので、チャレンジし、成功した時のうれしさ、頭をうち失敗したときの苦しみ、そのあとの人のぬくもり。
その経験が、人を励まし、ゆるし、認めることができるんだろう。

守られたところ、甘えてる状態、立ち止まってる状態では何も生まない。
タダの指摘や悪口になってしまうような気がする。

ましてや人を見るポイントが、弁の立つ人、地位、名誉、世間基準になって自分の判断ができなくなる。

それぞれ皆違う感情があり、個性的に生きていくためには、自分で勉強し判断することでしか解決方法はないように思います。

自分らしい道を進んでいけるようにがんばろうと思う今日この頃でした。

ちょっとすっきりしたいがためのブログでした。

明日からまた一つプランをしないと。頭真っ白にしてがんばろー。














































これからの30代の木の家づくり

こんにちは、水谷です。

ブログのネタがたまりにたまってるんで、小出しに書いていかないと忘れてしまいそう。

今30代同世代の住まいを手掛けています。

25坪1500万円。夫婦2人 3歳のお子さん、将来もう一人予定の計4人の住まい。

今まであまりこの値段ではしたことがない。

今の時代、我々の世代にはこの予算が現実的じゃないかと思います。

25坪。私はこのぐらいの坪数が一番住みやすく、密な家づくりができるようと思っています。

家づくりは坪数に依って金額は上がります。

ですから、無駄なスペース(廊下、使わない部屋)はもったいない。

無駄なものはすべて取り除く。

そのためにも形もシンプルの層2階に。シンプルな形状にすることにより、骨組みも単純で建物にかかる力の流れも明確で安定している。

(私の場合、構造骨組みを想定しながら、間取りを考えます。そうしないと、間取りだけを優先すると、無理が生じて、ひずみが起こる部分が出てくるので)

地震が起きても問題ない構造とお金ではかねない、自然の恵み「光、風」を充分に取り入れることができる住まいにしようと思っています。

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また、進行状況報告します。









木の家 生活することでさらによくなるように。

以前に設計を手掛けた木の住まいの見学会をしました。

20人もの方々が来てくれました。ありがとうございました。


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嬉しかったことは、「若くしてこんな家を設計ができるだね」と言われたことです。

いい設計をしたというわけではなく、障子や格子、縁など、昔ながらの和を取り入れた住まいづくりだからだと思うのですが、日常生活では、あまりほめられることないので嬉しかったです。


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南側の庭の様子。
木製の建具の奥には縁があって、4.5帖の和室。和室で座りながら、この庭を眺めることが出来るんです。
写真の花は土佐ミズキ。今は花が咲いていませんが、春になると白く小さな芽がいい感じ。

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玄関の様子。

とてもキレイに使って頂いていました。


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玄関正面の坪庭。置物とお花が加わって、とても馴染んでいました。


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階段の横の本棚。

余ったスペースを利用した本棚なのですが帰宅して、本を選びながら、階段を上がって、2階リビングに行く。

これけっこうお気に入り。



私もこのお家は久しぶりの訪問だったのですが、無垢板がとてもいい味が出てました。

こんなに経年変化するものなのかと、とてもびっくりしました。
無垢板はやっぱりいい。

一番変化してたのが、唐松(からまつ)。


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2階リビングの様子。


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上が張り始めの唐松。下が生活して経過した唐松。


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ワックスは新築時に1回無色の自然塗料を塗っただけ。あとは、日頃濡れ雑巾でふいているそうです。
いい味でてます。


松は多く油を含んでますので、年数が経つと、表面に膜を造って光沢を増します。
それにしても、すごい変化です。


国産の木でも杉、桧は有名ですが、唐松はあまり馴染みがないと思うのですが。
詳しくはこちらへ。


足触りも色合いも桧と杉の中間くらいで私はこのフローリングが一番好きです。


この住まいは、1階に杉、縁側に桧、2階のリビングに唐松使ってます。
杉、桧、唐松それぞれ、違う色に、変化してる様子がおもしろい。


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これは縁側の桧の写真。まだまだこれから色が変わっていきそう。


また、張り始めは同じ樹種でも、違う姿、色をしていたのですが、年数が経って、隣り合う板は調和しているんです。

人と同じで、はじめはお互いを主張し合っていたものが、年数が経てば足並み揃えてそれぞれを尊重しあい、お互いを生かし合う。

木も自然。人も自然。 おもしろい


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いい写真がとれたので、少し紹介。左の障子はすりガラスを使っています。
今ではあまり見なくなりましたが、すりガラス結構好きなんです。
ほんわりした光が、いい感じ。


愛着を持って使って頂いているのがわかりました。嬉しい限りです。

家づくりは建てたら終わりではなく、何年後か経過しても新築時以上に満足してもらえるものにしたいと常日頃思います。

励みになり、自信もついた一日でした。

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丹波の町並み 茅葺き屋根の民家

こんにちは。

先日、兵庫県丹波にボタン鍋食べに行ってきました。

丹波は自然豊かで、古い町並みが多い。

今回食べに行ったところは、茅葺き屋根のある古民家。

雪山と古民家とても風合いがでて、いい感じでした。

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下の写真は茅葺き屋根を内部から見た写真。
丸材と竹を藁で編んで骨組みを造ってます。

雪が積もってもびくともしてない様子。
もちろん雨漏れもなし。茅って、隙間から水が漏れそうだけど、何重にも重ねることで大丈夫なんだろう。

茅葺き屋根は奥が深そう。調べてみる価値ありかも。

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囲炉裏で囲みながらボタン鍋いただきました。

猪の味はどう表現したらいいのかな?、豚に近いのかな?
忘れました(・・;)

茅葺き屋根の室内は上部が煙抜けがあったことから、寒かっけど、鍋を食べてるうちにかなり暑くなって、結局ダウンジャケット脱いじゃいました。

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阪神間からもそんなに遠くなく、昔の趣を感じれる丹波。

いいところでした。



古民家リノベーション この家は買ってもいいの?

こんにちは、水谷です。

築40年の平屋建て土壁造の古民家の調査に行ってきました。


昔によく見られた、入母屋屋根のおウチ。
今ではこんな手の混んだお家はなかなか建てれないかも。


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昔の住まいは今では意匠的にも少し古臭く、また間取りも田の字型で畳が並んで生活しにくい。
しかし、木組みは今では考えられないくらい頑丈で、大工の仕事も手が込んでいました。

床下、小屋裏などを調査。

床下はシロアリの被害が少々ありましたが、とても乾燥していました。
シロアリの被害にあった木はやはり米栂といって海外の木。

身近の桧やヒバを使っていたらおそらくシロアリの被害はなかったでしょう。

前もお伝えしましたが、湿気がこもる床下に外国で育った木をなどを使うのであれば、薬剤処理をしてあげないとシロアリの発生を抑えることはできないんです

子供がはいまわる床のすぐ下で薬剤を使うってなんか怖くないですか?

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

小屋裏に入ってびっくり。
大きな丸太が何本も入ってました。すごいです。
今ではこんな大きい木で頑丈に造るとけっこう費用かかるだろうな。

平屋建てでここまでの構造になっていたら、地震がきてもびくともしないだろう。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

昔の家は断熱に対する意識があまりなく、断熱材が床・天井共に入っていないため、とても寒い。

このおうちも断熱材というものが全くなく、調査していても足元からひんやり。

家全体に断熱材を入れ、窓を入れ替えるだけで、快適性はとても改善されます。

土地が100坪、建物45坪。 3900万円 リノベーション費 1000~1500万円 計4900~5000万

5000万代で100坪の土地で大きな庭のある家に住めるって新築では考えられません。

土地の資産価値も考えると、とてもいい買い物。

お客さんに現場調査報告書を提出し、購入をご決断。


中古のおウチ買うのって結構難しいですよね。

このおうちはあと何年もつの?
このおうちリノベーションすると住めるの、いくらかかるの?
地震がきても大丈夫?
見えない床下、小屋裏は大丈夫?

やっぱり中古の住まいを考えるのであれば、購入前にプロに調査してもらってくださいね。
外観は綺麗だけど、中はボロボロって家結構あるんで。



















夢見ごころ

あなたの夢は何ですか?

toshiさんのブログ を拝見し、あまりにもわかりやすく、すがすがしい内容で力強さを感じ、私も今こそ必要なことではないかと思いました。

社会に出て10年~20年近く過ごしてくると、夢って言葉使わなくなりますよね。

それは壮大なものではなく、極めて現実的で、その上諦めが折り込まれた、矮小なものに成り下がってしまい手の届く「目標」しかなくなっているような。

むしろ、いい年をして、夢なんか語ってると恥ずかしく現実をみろよといわれるでしょう。

廻りと比べ生活水準で、上下を競ったりする時期なのかもしれません。


私の場合、子供時分、スポーツもそこそこ、勉強もそこそこ、不良でもなく、真面目でもなく、可もなく不可もなくの平凡そのものだった。それが嫌で、何か取り柄が欲しくて、世の中に何か風を吹かせ、必要とされる人になりたいと思ったりしたんですね。

それで、建築にって感じで、

建築の先生が「建物を見て涙を流してもらえるものが造りたい。」と話してくれたことがそのまま、僕の夢になったんです。

今の日本の不景気で夢をみるってなかなか難しい事だと思うんです。
物の価値観、こだわりを軽視し、容量のよさ、世渡り上手だけで成り立つことに違和感を感じながらも停滞しないといけない時代。

でも、やっぱり夢を持ちそして語らなければと思います。

toshiさんが仰るように、人間が他の動物達と圧倒的に違う点は

愛する心と
夢を持つこと

だと私も思います。

動物も子供や仲間を助けたり思うことはあるでしょうが、愛という程のものではありません。また目標(獲物をとったり)は持つかもしれませんが夢は描かないでしょう。

僕達は厳しい現実の中で生き抜く為の術は叩き込まれていますが夢の見方は、戦争後間もない親をもつ世代のため、ちゃんと教わってこなかったのかもしれません。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

自分に子供ができた時に、両親にしてもらった現実的なことプラス、夢を見させてあげたいなと思います。

そのためにもそれを教えれるようにならなといけないなとも思います。むずかしいですが・・・

夢だけをみててもいけません。

これから、生きぬくためにも、
現実の上にしっかりと見据えながら、夢を描きまた育むということに注力していくべきかなと思うんです。

いつも偉そうなで立派なことを書いてしまって、理想主義者感は否めません。
賢く立派に見られたいわけでもなく、ただ理想を掲げることで、自分自身に何か奮い立たせ少しでも近づきたいと思うんです。

実際は生きてくことで精一杯で今の自分にいつも自問自答。

しかし、もう少し踏ん張って夢を見たいと思っています。

夜書いてるんで、消すかもしれません・・・。

住宅エコポイント復活

エコポイント復活です。

といっても、ちょっと違う形です。

補助を受けれる内容は主に省エネ・バリアフリー・耐震で前とあまり変わっていません。
詳しくは、新築リフォーム

ポイントについては、下記のようになっています。

発行されるポイントのうち1/2までは、即時交換及びエコ商品と交換します。
発行されるポイントのうち1/2以上は復興支援商品と交換してください。

復興の支援もできて、安全で快適な家に住める。
いいことですね。
これから新築・リフォーム・リノベーションをされる方は、是非利用してくださいね。
内容は難しいので、プロにお任せしましょう。

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省エネってホントこれからは国だけでなく、個々にも必要なことだと思います。
「省エネ」と聞くと、節制するとイメージするかもしれませんが、そんなことはないんです。

家の断熱性能の上げることで、無駄なエネルギーを削減し、今までと同じように冷暖房を使っても光熱費を下げることができるんです。

結局、みんなにとっていいことなんです。

新築・リフォーム・リノベーションする際は、ランニングコストのあまりかからない体にもコスト的にも優しい家づくりを目指しましょう。

また後日、お話しますが、日本の家の断熱性能基準を少し上げるだけで、エネルギーは1/3削減できる可能性があるのです。
1/3のシェアを占める原子力発電はいらなくなるんです。

何もせずして、危険だから原理力発電所を無くすことは現状ではできないんです。

これからリフォーム・リノベーション・新築する際は省エネを心掛けてくださいね。
得をすることしかないですよ。