夢見ごころ | 楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

夢見ごころ

あなたの夢は何ですか?

toshiさんのブログ を拝見し、あまりにもわかりやすく、すがすがしい内容で力強さを感じ、私も今こそ必要なことではないかと思いました。

社会に出て10年~20年近く過ごしてくると、夢って言葉使わなくなりますよね。

それは壮大なものではなく、極めて現実的で、その上諦めが折り込まれた、矮小なものに成り下がってしまい手の届く「目標」しかなくなっているような。

むしろ、いい年をして、夢なんか語ってると恥ずかしく現実をみろよといわれるでしょう。

廻りと比べ生活水準で、上下を競ったりする時期なのかもしれません。


私の場合、子供時分、スポーツもそこそこ、勉強もそこそこ、不良でもなく、真面目でもなく、可もなく不可もなくの平凡そのものだった。それが嫌で、何か取り柄が欲しくて、世の中に何か風を吹かせ、必要とされる人になりたいと思ったりしたんですね。

それで、建築にって感じで、

建築の先生が「建物を見て涙を流してもらえるものが造りたい。」と話してくれたことがそのまま、僕の夢になったんです。

今の日本の不景気で夢をみるってなかなか難しい事だと思うんです。
物の価値観、こだわりを軽視し、容量のよさ、世渡り上手だけで成り立つことに違和感を感じながらも停滞しないといけない時代。

でも、やっぱり夢を持ちそして語らなければと思います。

toshiさんが仰るように、人間が他の動物達と圧倒的に違う点は

愛する心と
夢を持つこと

だと私も思います。

動物も子供や仲間を助けたり思うことはあるでしょうが、愛という程のものではありません。また目標(獲物をとったり)は持つかもしれませんが夢は描かないでしょう。

僕達は厳しい現実の中で生き抜く為の術は叩き込まれていますが夢の見方は、戦争後間もない親をもつ世代のため、ちゃんと教わってこなかったのかもしれません。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

自分に子供ができた時に、両親にしてもらった現実的なことプラス、夢を見させてあげたいなと思います。

そのためにもそれを教えれるようにならなといけないなとも思います。むずかしいですが・・・

夢だけをみててもいけません。

これから、生きぬくためにも、
現実の上にしっかりと見据えながら、夢を描きまた育むということに注力していくべきかなと思うんです。

いつも偉そうなで立派なことを書いてしまって、理想主義者感は否めません。
賢く立派に見られたいわけでもなく、ただ理想を掲げることで、自分自身に何か奮い立たせ少しでも近づきたいと思うんです。

実際は生きてくことで精一杯で今の自分にいつも自問自答。

しかし、もう少し踏ん張って夢を見たいと思っています。

夜書いてるんで、消すかもしれません・・・。