ダレン・クラークのテークアウェイの動き
ヨーロッパツアーで活躍し日本でも優勝の経験があるアイルランド出身のプロゴルファー、ダレン・クラークのスイングの動きを示す分解写真がインターネット上で見られます。
(http://www.darrenclarke.com/ism/sites/clarke/swing.shtml)
これを眺めると、テークアウェイの動きの最後のポジションの体勢を見ることができます。その形は、丁度「テークアウェイに要注意」(08-04-25)に書いてあるように、シャフトが水平の位置から30度程上がっています。
この時、脚腰背骨の動きは固く締まって頭は正面向きに保たれ、両腕の動きは「魔法の動き」を保っているように見えます。上体が右を向くように回る時の「反魔法型」の動きは見られません。「核心打法」の参考になるかと思い紹介しました。
(http://www.darrenclarke.com/ism/sites/clarke/swing.shtml)
これを眺めると、テークアウェイの動きの最後のポジションの体勢を見ることができます。その形は、丁度「テークアウェイに要注意」(08-04-25)に書いてあるように、シャフトが水平の位置から30度程上がっています。
この時、脚腰背骨の動きは固く締まって頭は正面向きに保たれ、両腕の動きは「魔法の動き」を保っているように見えます。上体が右を向くように回る時の「反魔法型」の動きは見られません。「核心打法」の参考になるかと思い紹介しました。
つるやオープンを観る
つるやオープン最終日の様子をテレビで見ました。当然、トップを走る岩田プロのスイングに目が行きます。アドレスの構えで両腕の三角形を固め、これを振る動きを確認しています。
この場合、ホーガン流の腕の動きでインパクトの動きを確認するワグルとは異なり、腕の三角形を保って体の動きでクラブを振るために、自然に上体を右に回す動きでバック、左に回す動きでダウンという動きのリハーサルになります。
実際のスイングでは、このままの形の動きで振ると、ダウンでクラブの動きが遅れる形の「反魔法型」の動きが現れ、そのままではボールが打てませんから、インパクトに入る時点で腰を右回りに回す動きを加え、腕の動きを引き止めて前腕を左回りに振る動きを加え、ヘッドを加速してボールを打ちます。石川遼プロの場合も同様な動きが見られます。
この打法では、インパクトをリードするのが右前腕回内、左前腕回外の動きで、この動きは両腕を伸ばして「魔法の動き」で振る場合に比べ、インパクト圏でのヘッドの直線的な動きの区間は短くなります。当然打球の方向性の確保が難しくなります。
これに対して、二位につけていたS. K. ホ プロのダウンは、急速な引き下ろしの動きが特徴的で、そこからインパクトの振り抜きに入ります。この動きには方向性の安定感が感じられます。
岩田プロのスイングのリハーサルで動きの特徴を見たために、最終場面でのドライバー・ショットに危険が現れるのでと予想しました。自分の体調が良くないこともあり最後までテレビ放送を見るとは諦めて休みましたが、結局三位に終わったということを後で知りました。
「目が人を騙す」危険があるとは言え、このようなスイングの見方もあり得るということで、参考までにこの観戦記を書きました。
この場合、ホーガン流の腕の動きでインパクトの動きを確認するワグルとは異なり、腕の三角形を保って体の動きでクラブを振るために、自然に上体を右に回す動きでバック、左に回す動きでダウンという動きのリハーサルになります。
実際のスイングでは、このままの形の動きで振ると、ダウンでクラブの動きが遅れる形の「反魔法型」の動きが現れ、そのままではボールが打てませんから、インパクトに入る時点で腰を右回りに回す動きを加え、腕の動きを引き止めて前腕を左回りに振る動きを加え、ヘッドを加速してボールを打ちます。石川遼プロの場合も同様な動きが見られます。
この打法では、インパクトをリードするのが右前腕回内、左前腕回外の動きで、この動きは両腕を伸ばして「魔法の動き」で振る場合に比べ、インパクト圏でのヘッドの直線的な動きの区間は短くなります。当然打球の方向性の確保が難しくなります。
これに対して、二位につけていたS. K. ホ プロのダウンは、急速な引き下ろしの動きが特徴的で、そこからインパクトの振り抜きに入ります。この動きには方向性の安定感が感じられます。
岩田プロのスイングのリハーサルで動きの特徴を見たために、最終場面でのドライバー・ショットに危険が現れるのでと予想しました。自分の体調が良くないこともあり最後までテレビ放送を見るとは諦めて休みましたが、結局三位に終わったということを後で知りました。
「目が人を騙す」危険があるとは言え、このようなスイングの見方もあり得るということで、参考までにこの観戦記を書きました。
「上体を右に回す」動きの確認
肩と腕の「魔法の動き」の確保が「核心打法」の要点です。特にこの動きは、動きの方向転換の点で新しい動きに入る動きを生みします。この方向転換点では「魔法の動き」が「上体を右に回す」動きを引き出すのです。
ダウンに入る動きでもインパクトに入る動きでも「上体を右に回す」動きが現れるという点が、恐らく多くの人にとって「核心打法」の理解にとって躓きの石になるだろうと思われます。そこで今回はこの「上体を右に回す」動きを納得して貰うことを試みます。
前回の「基本的な考え方が大切」(08-04-26)には次のような記述があります。「スイングの実行には、簡単明瞭なイメージで全体の動きを纏める必要があります。各部の動きが確認されていればこれで実用的なスイングになります。「核心打法」の場合には、テエークアウェイ、引き上げ、方向転換、ダウン、インパクトの動きでスイングが出来上がります」。
このそれぞれの動きの開始を、肩と腕の「魔法の動き」が実現するのです。バックのスタートから「深いトップ」の方向転換まで、「上体を右に回す」動きが現れるのはごく自然に納得できるはずです。そこでダウンからインパクトの動きを確認します。このために「マジック・グリップ」で固めた腕を振ってみることにします。
左手の親指を右手の平で握り、両手の後ろ三本指を内側に巻き込みます。この状態から両手の中指を外側に引き出すように力を入れます。これで両手が固く固まった「マジック・グリップ」の体勢が出来上がります。動きの転換点でこのグリップを肩と腕の「魔法の動き」で左回りに回すことで、新しい動きの区間に入ります。グリップを絶対に緩めないようにする必要があります。
これだけの準備ができたところで、肩と腕の「魔法の動き」の実行で、次々に腕の動きの新しい区間に入る動作を実行してみます。「深いトップ」からダウンに入る「魔法の動き」を実行すると、ここでもグリップの左回りの動きで「上体が右に回る」動きが現れることが分かります。
このダウンの動きの限界で更に「魔法の動き」を強めると、両腕が伸びてグリップを押し出し、その限界で急激に左に引く腕の動きが現れてインパクトの動きが実現します。この両腕でグリップを押し出す動きでも「上体を右に回す」動きが現れます。
こうしてダウンからインパクトまでの動きも、「上体を右に回す」動きで実現することが分かります。これらの動きでは、両手の中指を外側(背側)に引き出して握りを固める動きを一貫して確保する必要があります。
バックのスタートからインパクトに入るまで、一貫して「上体を右に回す」動きでスイングの動きを実現するのが、「核心打法」の核心です。確認してみて下さい。
ダウンに入る動きでもインパクトに入る動きでも「上体を右に回す」動きが現れるという点が、恐らく多くの人にとって「核心打法」の理解にとって躓きの石になるだろうと思われます。そこで今回はこの「上体を右に回す」動きを納得して貰うことを試みます。
前回の「基本的な考え方が大切」(08-04-26)には次のような記述があります。「スイングの実行には、簡単明瞭なイメージで全体の動きを纏める必要があります。各部の動きが確認されていればこれで実用的なスイングになります。「核心打法」の場合には、テエークアウェイ、引き上げ、方向転換、ダウン、インパクトの動きでスイングが出来上がります」。
このそれぞれの動きの開始を、肩と腕の「魔法の動き」が実現するのです。バックのスタートから「深いトップ」の方向転換まで、「上体を右に回す」動きが現れるのはごく自然に納得できるはずです。そこでダウンからインパクトの動きを確認します。このために「マジック・グリップ」で固めた腕を振ってみることにします。
左手の親指を右手の平で握り、両手の後ろ三本指を内側に巻き込みます。この状態から両手の中指を外側に引き出すように力を入れます。これで両手が固く固まった「マジック・グリップ」の体勢が出来上がります。動きの転換点でこのグリップを肩と腕の「魔法の動き」で左回りに回すことで、新しい動きの区間に入ります。グリップを絶対に緩めないようにする必要があります。
これだけの準備ができたところで、肩と腕の「魔法の動き」の実行で、次々に腕の動きの新しい区間に入る動作を実行してみます。「深いトップ」からダウンに入る「魔法の動き」を実行すると、ここでもグリップの左回りの動きで「上体が右に回る」動きが現れることが分かります。
このダウンの動きの限界で更に「魔法の動き」を強めると、両腕が伸びてグリップを押し出し、その限界で急激に左に引く腕の動きが現れてインパクトの動きが実現します。この両腕でグリップを押し出す動きでも「上体を右に回す」動きが現れます。
こうしてダウンからインパクトまでの動きも、「上体を右に回す」動きで実現することが分かります。これらの動きでは、両手の中指を外側(背側)に引き出して握りを固める動きを一貫して確保する必要があります。
バックのスタートからインパクトに入るまで、一貫して「上体を右に回す」動きでスイングの動きを実現するのが、「核心打法」の核心です。確認してみて下さい。
基本的な考え方が大切
これまでの検討の過程から、スイング全体の動きを外から見ても動きの作り方は分からないことが明瞭になりました。図を用いて「スイング面」を説明されても、その説明に添っクラブを振る方法は分らないのです。インパクトの腕の動きなどについても同様です。
更に悪いことには、例えばインパクトの動きについても様々な説明があり、そのどれに従えばよいのかが分からないのです。結局自分自身でボールを打つ動きの「仕組み」を確認し、実験して納得するしか方法はないのです。このような場合に有効な考え方を纏めると次のようになります。
まず、クラブを振る動きを作るのに利用できる体の各部の動き、たとえば手の握り、手首の動き、前腕の動き、上腕の動きなどを検討します。これらを次々につなぎ合わせ、腕の動きを作り上げます。脚の動きも同様です。ここで難しいのは背骨の動きで、これについては慎重な検討が必要です。最後ににこれら全体を組み合わせて、クラブを振る体の動きを作り上げます。
ここで実際にクラブを振って動きの確認をします。この確認の実験で、期待通りの結果が得られれば、作り上げた全体の動きが良いものと納得できます。期待通りの結果が得られない時は、各部の動きや、組み合わせで出来上がる腕や脚の動きを再確認します。動きの再現性に注目し、安定性のない動きは避けます。しっかり内容の分かる動きでスイングを作り上げるわけです。
このように考えると、部分的な動きだけをいじっても役には立たず、全体としての動きの中で部分的な動きを確認する必要が明らかになります。体は様々な部分から成り立っていますから、一つでも曖昧な動きがあると、スイングの動きに曖昧さが現れ、結果が安定しなくなります。この意味で、柔らかな動きを追うと危険があります。固い動きが滑らかに繋がるのが望ましいわけです。
スイングの実行には、簡単明瞭なイメージで全体の動きを纏める必要があります。各部の動きが確認されていればこれで実用的なスイングになります。「核心打法」の場合には、テエークアウェイ、引き上げ、方向転換、ダウン、インパクトの動きでスイングが出来上がります。
「核心打法」では、体の安定を保つ背骨の動きが重要で、これを確保すれば、脚が地球に働き掛けてその反作用で腕とこれに繋がるクラブを振るという、極めて単純な仕組みでスイングが実現します。当然、地球を掴む両足の動きと、クラブを掴む両手の動きが重要になります。「螺旋」の動きと「マジック・グリップ」がこれを確保します。
ここまでスイングのイメージが単純化されると。後は実験でその効果と細部の確認調整をするだけになります。これは楽しみながら実行できる仕事になります。
これで「直線打法」の話は一区切りで、後は実践だけになります。
更に悪いことには、例えばインパクトの動きについても様々な説明があり、そのどれに従えばよいのかが分からないのです。結局自分自身でボールを打つ動きの「仕組み」を確認し、実験して納得するしか方法はないのです。このような場合に有効な考え方を纏めると次のようになります。
まず、クラブを振る動きを作るのに利用できる体の各部の動き、たとえば手の握り、手首の動き、前腕の動き、上腕の動きなどを検討します。これらを次々につなぎ合わせ、腕の動きを作り上げます。脚の動きも同様です。ここで難しいのは背骨の動きで、これについては慎重な検討が必要です。最後ににこれら全体を組み合わせて、クラブを振る体の動きを作り上げます。
ここで実際にクラブを振って動きの確認をします。この確認の実験で、期待通りの結果が得られれば、作り上げた全体の動きが良いものと納得できます。期待通りの結果が得られない時は、各部の動きや、組み合わせで出来上がる腕や脚の動きを再確認します。動きの再現性に注目し、安定性のない動きは避けます。しっかり内容の分かる動きでスイングを作り上げるわけです。
このように考えると、部分的な動きだけをいじっても役には立たず、全体としての動きの中で部分的な動きを確認する必要が明らかになります。体は様々な部分から成り立っていますから、一つでも曖昧な動きがあると、スイングの動きに曖昧さが現れ、結果が安定しなくなります。この意味で、柔らかな動きを追うと危険があります。固い動きが滑らかに繋がるのが望ましいわけです。
スイングの実行には、簡単明瞭なイメージで全体の動きを纏める必要があります。各部の動きが確認されていればこれで実用的なスイングになります。「核心打法」の場合には、テエークアウェイ、引き上げ、方向転換、ダウン、インパクトの動きでスイングが出来上がります。
「核心打法」では、体の安定を保つ背骨の動きが重要で、これを確保すれば、脚が地球に働き掛けてその反作用で腕とこれに繋がるクラブを振るという、極めて単純な仕組みでスイングが実現します。当然、地球を掴む両足の動きと、クラブを掴む両手の動きが重要になります。「螺旋」の動きと「マジック・グリップ」がこれを確保します。
ここまでスイングのイメージが単純化されると。後は実験でその効果と細部の確認調整をするだけになります。これは楽しみながら実行できる仕事になります。
これで「直線打法」の話は一区切りで、後は実践だけになります。
テークアウェイに要注意
バックスイングの第1段階の動きがテークアウェイ(takeawy)です。インターネット上でゴルフの記事を検索すると、バックスイングの最も重要な動きとして、最初の動きテークアウェイを如何に実行するかが議論され、多くの「教え」が示されています。
これを見ると、一体どの教えを参考にするかに迷います。その上動きの説明が曖昧で、実際の動きの作り方がはっきり決まらないのです。中にはバックの最初にクラブのシャフトが水平の位置に来た所で動きの確認をするという話もあります。これは、かなり多くの人に受け入れられるイメージではないでしょうか。
ところが、これが一つの落とし穴になるのです。これを見るために、まず「マジック・グリップ」で両腕を固め、アドレスの体勢を取ります。この場合、緩みのない両腕でクラブが体の動きに繋がります。ここから背骨の正面を前向きに固定したままクラブを横に引くと、動きの限界で止まります。この動きは脚腰の踏ん張りと背骨の動きが作り出します。
この時、シャフトの位置は、水平から30度ほど上に上がります。ここまでの動きの途中では止まるところはありません。ここからクラブの引き上げに入るわけで、その意味ではバックの第1段階の動きの終了点ということで、クラブを横に引く動きの終了点とも言えます。
これが「マジック・グリップ」を使った「核心打法」のバックの第1段階の動きで、ここでは右腕が内側、左腕が外側に捻られる、肩と腕の「魔法の動き」が現れます。これに続く肩と腕の「魔法の動き」で、クラブの引き上げの動きに入ることになります。
何れにしても、「マジック・グリップ」が可能にする、緩みのないグリップと体の繋がりの構造から、このバックのスタートの動きではあれこれ細工のしようはなく、何らの特別な困難はないのです。これに対して多くの「教え」では様々な複雑な動きの確認を要求します。しかしこれらの動きを確実に実行する手だては示されていないのです。
特に、クラブが右水平の位置に上がった所で動きを確認する癖がつくと、思わず体を右に回す動きに入り、右上腕が外側、左上腕が内側に回る「反魔法」型の肩と腕の動きに入ってしまします。これで本来の「核心打法」のバックの軌道から外れる動きに引き込まれてしまいます。
この形のバックスイングでも、「深いトップ」の動きの切り返し動作を適切に実行すれば、「核心打法」型のダウンに入ることは可能ですが、「核心打法」に比べ、無駄な動きがスイングを難しくします。
このように見ると、ゴルフの教えの世界は百鬼夜行の世界のようにも見えます。十分納得できる根拠の説明のない教えに対しては、無駄な経験を避けるよう十分な警戒が必要です。
これを見ると、一体どの教えを参考にするかに迷います。その上動きの説明が曖昧で、実際の動きの作り方がはっきり決まらないのです。中にはバックの最初にクラブのシャフトが水平の位置に来た所で動きの確認をするという話もあります。これは、かなり多くの人に受け入れられるイメージではないでしょうか。
ところが、これが一つの落とし穴になるのです。これを見るために、まず「マジック・グリップ」で両腕を固め、アドレスの体勢を取ります。この場合、緩みのない両腕でクラブが体の動きに繋がります。ここから背骨の正面を前向きに固定したままクラブを横に引くと、動きの限界で止まります。この動きは脚腰の踏ん張りと背骨の動きが作り出します。
この時、シャフトの位置は、水平から30度ほど上に上がります。ここまでの動きの途中では止まるところはありません。ここからクラブの引き上げに入るわけで、その意味ではバックの第1段階の動きの終了点ということで、クラブを横に引く動きの終了点とも言えます。
これが「マジック・グリップ」を使った「核心打法」のバックの第1段階の動きで、ここでは右腕が内側、左腕が外側に捻られる、肩と腕の「魔法の動き」が現れます。これに続く肩と腕の「魔法の動き」で、クラブの引き上げの動きに入ることになります。
何れにしても、「マジック・グリップ」が可能にする、緩みのないグリップと体の繋がりの構造から、このバックのスタートの動きではあれこれ細工のしようはなく、何らの特別な困難はないのです。これに対して多くの「教え」では様々な複雑な動きの確認を要求します。しかしこれらの動きを確実に実行する手だては示されていないのです。
特に、クラブが右水平の位置に上がった所で動きを確認する癖がつくと、思わず体を右に回す動きに入り、右上腕が外側、左上腕が内側に回る「反魔法」型の肩と腕の動きに入ってしまします。これで本来の「核心打法」のバックの軌道から外れる動きに引き込まれてしまいます。
この形のバックスイングでも、「深いトップ」の動きの切り返し動作を適切に実行すれば、「核心打法」型のダウンに入ることは可能ですが、「核心打法」に比べ、無駄な動きがスイングを難しくします。
このように見ると、ゴルフの教えの世界は百鬼夜行の世界のようにも見えます。十分納得できる根拠の説明のない教えに対しては、無駄な経験を避けるよう十分な警戒が必要です。
インパクトの左腕の構え
2008年のマスターズの勝者、トレバー・インメルマンのインパクトの体勢の画像がインターネット上で見られます。これで見ると、インパクトで右足が浮き上がらず、しっかり地面を押しています。
(http://www.oneplanegolfswing.com/oneplanemembers/advancedgolftechnique/Impact_vs_Address.jsp)
ところが、インパクトの左グリップの形を見ると、左手の平が内側に引き込まれてグリップの背中が外側に膨らむ形になっています。これは左グリップがアドレスの体勢を保つ「核心打法」のインパクトの動きとは異なります。
インメルマンはマスターズの勝者ですから、これでは「核心打法」の左腕の動きに疑問が浮かびます。どちらの左腕の動きが有利なのでしょうか。
そこで、この疑問に対する答えを与える、一つの確認法を提案します。
左手の後ろ三本の指を内側に巻き込み、特に中指の握りを固めてグリップの形に握ります。このグリップを体の正面に押し下げます。「マジック・グリップ」でのアドレスの構えはこの体勢になります。ここでこのグリップの小指側に右手の先を当て、下から上に引き上げてみます。左腕がしっかり伸びていれば、この右手の動きに左腕が逆らい、グリップは殆ど上に上がりません。
そこで左の中指の背中を内側に引き込んでみます。これで左グリップの背中が外側に膨らむ形になります。この状態のグリップを右手の先で下から押し上げると、左腕が簡単に浮き上がります。右手の先で前に押し出す動きでも、左腕は簡単に前に押し出されます。「マジック・グリップ」を固めて伸ばした左腕の場合は、この前に押す動きにも強く逆らいます。
このように見ると、左中指の強い握りでグリップの背中が反る「核心打法」の左腕でインパクトを実行する方が、背中が外側に膨らむ左グリップでインパクトするより、左腕の動きの安定性が高いと考えられます。2008年のマスターズでインメルマンと共に活躍した、ブラント・スネデカーのインパクトの体勢はこの強い左腕の体勢を示しています。
どちらの左腕の構えがインパクトで有利かを、実験的に確認してみて下さい。ただし、ボールを左足寄りに置くと、左グリップの背中が膨らむ動きに入ります。「マジック・グリップ」の場合は、「ボールの位置に気をつけよう」(08-04-20)で確認したように、体の正面に近い位置にボールを置いて試して下さい。
(http://www.oneplanegolfswing.com/oneplanemembers/advancedgolftechnique/Impact_vs_Address.jsp)
ところが、インパクトの左グリップの形を見ると、左手の平が内側に引き込まれてグリップの背中が外側に膨らむ形になっています。これは左グリップがアドレスの体勢を保つ「核心打法」のインパクトの動きとは異なります。
インメルマンはマスターズの勝者ですから、これでは「核心打法」の左腕の動きに疑問が浮かびます。どちらの左腕の動きが有利なのでしょうか。
そこで、この疑問に対する答えを与える、一つの確認法を提案します。
左手の後ろ三本の指を内側に巻き込み、特に中指の握りを固めてグリップの形に握ります。このグリップを体の正面に押し下げます。「マジック・グリップ」でのアドレスの構えはこの体勢になります。ここでこのグリップの小指側に右手の先を当て、下から上に引き上げてみます。左腕がしっかり伸びていれば、この右手の動きに左腕が逆らい、グリップは殆ど上に上がりません。
そこで左の中指の背中を内側に引き込んでみます。これで左グリップの背中が外側に膨らむ形になります。この状態のグリップを右手の先で下から押し上げると、左腕が簡単に浮き上がります。右手の先で前に押し出す動きでも、左腕は簡単に前に押し出されます。「マジック・グリップ」を固めて伸ばした左腕の場合は、この前に押す動きにも強く逆らいます。
このように見ると、左中指の強い握りでグリップの背中が反る「核心打法」の左腕でインパクトを実行する方が、背中が外側に膨らむ左グリップでインパクトするより、左腕の動きの安定性が高いと考えられます。2008年のマスターズでインメルマンと共に活躍した、ブラント・スネデカーのインパクトの体勢はこの強い左腕の体勢を示しています。
どちらの左腕の構えがインパクトで有利かを、実験的に確認してみて下さい。ただし、ボールを左足寄りに置くと、左グリップの背中が膨らむ動きに入ります。「マジック・グリップ」の場合は、「ボールの位置に気をつけよう」(08-04-20)で確認したように、体の正面に近い位置にボールを置いて試して下さい。
重要な右脚の踏ん張りの効果
ダウンの右脚の踏ん張りの重要性を前回に指摘しました(「石川プロの戦績に学ぶ」(08-04-22))。この右脚に荷重を掛けてダウンに入る動作は、ダウンで左脚に体重移動するという一般的なイメージに反するもので、動きの効果が直感的には捉え難いものです。
この動作は「核心打法」の説明にしばしば登場した、ダウンで「上体を右に回す」動きを生みます。これは、ダウンでまず腰を左に引き戻し、腰を左に回す動きでインパクトというホーガンのダウンの説明に真っ向から対立する動きです。ホーガンの「モダン・ゴルフ」の影響力の大きさを考えれば、この動きの解明が遅れたのも当然と言えます。
この動きは体の安定を保つ仕組みが働いて生み出すものです。そこでまず椅子に腰を浅く掛けて両足を床に着け、体の動きを支える体勢を作ります。この状態で左手の親指を右手の平で握ってグリップの形に固め、これを体の前に下げて腕を固めます。この体勢からグリップを右一杯に引くと、右脇前外側まで引かれます。ここから右脚の踏ん張りでグリップを引き下ろします。
この動作をゆっくり実行して見て下さい。グリップが右脇前前方に引き下ろされ、そこから左に水平に引かれる筈です。この時の右足の動きが「螺旋」の動きです。グリップが右脇前下方に引き下ろされ両腕が伸びると共に、左足の床を押す力が強まり、この左足の動きが強まると伸び切った腕がグリップを左に引くことが分かります。この時の左足の動きも「螺旋」の動きです。
この実験でグリップを右脇前下方に引き下ろす時の背骨の動きに注目すると、「上体を右に回す」動きが現れることが分かります。構造的には、腰椎が左に引かれて右回りに回り、胸椎が右に引かれて左回りに回り、頸椎が左に引かれて右回りに回り、背骨の正面を保つ動きです。これが優れたゴルファーのインパクトに見られる、顔が右前を向くような体勢を生みます。
「上体を右に回す」動きでダウンというのは、ダウンで左脚に乗り腰を左に回す動きでインパクト、というホーガン流のダウンのイメージとは正反対の動きになります。どちらが打球の方向性の確保に有利かは、インパクトの直線的なヘッドの動きの力強さと動きの巾の大きさを比較すれば明らかです。
体の右側で一気に振り抜くというイメージは、無意識の中にこの「上体を右に回す」動きでのダウンの実行に誘います。今回の椅子に腰掛けての実験で、この動きのスロー・モーションでの体感的確認ができます。簡単な実験ですから試して見て下さい。ゴルフの動きの世界が広がります。
ここには更に重要な問題があります。それはこの「上体を右に回す」動きでダウンを実行すると、左手がヘッドを押す動きでインパクトに入ることです。次回には、この左腕の動きの役割を再確認します。
この動作は「核心打法」の説明にしばしば登場した、ダウンで「上体を右に回す」動きを生みます。これは、ダウンでまず腰を左に引き戻し、腰を左に回す動きでインパクトというホーガンのダウンの説明に真っ向から対立する動きです。ホーガンの「モダン・ゴルフ」の影響力の大きさを考えれば、この動きの解明が遅れたのも当然と言えます。
この動きは体の安定を保つ仕組みが働いて生み出すものです。そこでまず椅子に腰を浅く掛けて両足を床に着け、体の動きを支える体勢を作ります。この状態で左手の親指を右手の平で握ってグリップの形に固め、これを体の前に下げて腕を固めます。この体勢からグリップを右一杯に引くと、右脇前外側まで引かれます。ここから右脚の踏ん張りでグリップを引き下ろします。
この動作をゆっくり実行して見て下さい。グリップが右脇前前方に引き下ろされ、そこから左に水平に引かれる筈です。この時の右足の動きが「螺旋」の動きです。グリップが右脇前下方に引き下ろされ両腕が伸びると共に、左足の床を押す力が強まり、この左足の動きが強まると伸び切った腕がグリップを左に引くことが分かります。この時の左足の動きも「螺旋」の動きです。
この実験でグリップを右脇前下方に引き下ろす時の背骨の動きに注目すると、「上体を右に回す」動きが現れることが分かります。構造的には、腰椎が左に引かれて右回りに回り、胸椎が右に引かれて左回りに回り、頸椎が左に引かれて右回りに回り、背骨の正面を保つ動きです。これが優れたゴルファーのインパクトに見られる、顔が右前を向くような体勢を生みます。
「上体を右に回す」動きでダウンというのは、ダウンで左脚に乗り腰を左に回す動きでインパクト、というホーガン流のダウンのイメージとは正反対の動きになります。どちらが打球の方向性の確保に有利かは、インパクトの直線的なヘッドの動きの力強さと動きの巾の大きさを比較すれば明らかです。
体の右側で一気に振り抜くというイメージは、無意識の中にこの「上体を右に回す」動きでのダウンの実行に誘います。今回の椅子に腰掛けての実験で、この動きのスロー・モーションでの体感的確認ができます。簡単な実験ですから試して見て下さい。ゴルフの動きの世界が広がります。
ここには更に重要な問題があります。それはこの「上体を右に回す」動きでダウンを実行すると、左手がヘッドを押す動きでインパクトに入ることです。次回には、この左腕の動きの役割を再確認します。
石川プロの戦績に学ぶ
前回は石川遼プロのプロ第一戦の観戦記を書きました。この時のパター、アイアン、ドライバーの三種類の印象の底流には、一つの共通な見方があります。それは、インパクトの直線的なヘッドの動きの確保です。
テレビの解説者が番組の終わりの方で、当日のドライバーの平均飛距離では石川プロがトップであったことを紹介していました。この結果から、スコアの確保には飛距離以上に方向性の確保が大きく影響することが推測できます。
三種類のクラブについての前回の印象でも、インパクトの直線的なヘッドの動きが確保されるクラブほど、安心感が大きかったことが分かります。両肩の動きに注目したのも、この点に関係するからです。
それでは、この方向性の確保には何をすればよいのでしょうか。それには、「深いトップ」で固い両腕と体の繋がりを確立し、両足の「螺旋」の動きでダウンに入れば、右足の地球を掴む動きが強まり、地球の反作用の有効利用でヘッドが右脇前に引き下ろされます。
腕とグリップを固めて「深いトップ」に入れ、そこから両脚の踏ん張りを強めて引き下ろして見て下さい。ヘッドが一気に右脇前に引き下ろされます。この時、右脚の踏ん張りが弱いと、ヘッドは直接ボールに向けて振られてしまいます。右脚の踏ん張りが大切です。
ヘッドが右脇前に引き下ろされると、地面に突っ込んでしまいそうな気がします。ところが実際には、この動きがインパクト圏でのヘッドの強力な直線的走りを生むのです。これについては、既に「団扇(うちわ)一本で動きを見る」(08-02-29)で体感的にも確認してあります。
最近の「最大のポイント:クラブを引き下ろす動き」(08-04-19)や、「右肩と左肩の動きに注意」(08-04-21)などの話で取り上げた問題は、この右脚の踏ん張りでダウンを実行することで基本的にはすべて解決します。
ゴルフ世界殿堂入りを果たした青木功プロの「ベタ脚打法」は有名です。この事実は、如何に右脚の踏ん張りが打球の方向性の確保に有効なものであるかを示しています。もちろん左脚の踏ん張りも必要です。
気になった石川プロのドライバー・ショットでは、ダウンで右膝が内側に引き込まれ、右足踵が右を向く形でインパクトに入り、肩と腰が左に回っています。世界的なゴルファー青木プロの「ベタ脚打法」を参考に、ダウンの右脚の踏ん張りを強めれば、その他の技に優れる石川プロが世界に羽ばたく日も近いのではないでしょうか。
テレビの解説者が番組の終わりの方で、当日のドライバーの平均飛距離では石川プロがトップであったことを紹介していました。この結果から、スコアの確保には飛距離以上に方向性の確保が大きく影響することが推測できます。
三種類のクラブについての前回の印象でも、インパクトの直線的なヘッドの動きが確保されるクラブほど、安心感が大きかったことが分かります。両肩の動きに注目したのも、この点に関係するからです。
それでは、この方向性の確保には何をすればよいのでしょうか。それには、「深いトップ」で固い両腕と体の繋がりを確立し、両足の「螺旋」の動きでダウンに入れば、右足の地球を掴む動きが強まり、地球の反作用の有効利用でヘッドが右脇前に引き下ろされます。
腕とグリップを固めて「深いトップ」に入れ、そこから両脚の踏ん張りを強めて引き下ろして見て下さい。ヘッドが一気に右脇前に引き下ろされます。この時、右脚の踏ん張りが弱いと、ヘッドは直接ボールに向けて振られてしまいます。右脚の踏ん張りが大切です。
ヘッドが右脇前に引き下ろされると、地面に突っ込んでしまいそうな気がします。ところが実際には、この動きがインパクト圏でのヘッドの強力な直線的走りを生むのです。これについては、既に「団扇(うちわ)一本で動きを見る」(08-02-29)で体感的にも確認してあります。
最近の「最大のポイント:クラブを引き下ろす動き」(08-04-19)や、「右肩と左肩の動きに注意」(08-04-21)などの話で取り上げた問題は、この右脚の踏ん張りでダウンを実行することで基本的にはすべて解決します。
ゴルフ世界殿堂入りを果たした青木功プロの「ベタ脚打法」は有名です。この事実は、如何に右脚の踏ん張りが打球の方向性の確保に有効なものであるかを示しています。もちろん左脚の踏ん張りも必要です。
気になった石川プロのドライバー・ショットでは、ダウンで右膝が内側に引き込まれ、右足踵が右を向く形でインパクトに入り、肩と腰が左に回っています。世界的なゴルファー青木プロの「ベタ脚打法」を参考に、ダウンの右脚の踏ん張りを強めれば、その他の技に優れる石川プロが世界に羽ばたく日も近いのではないでしょうか。
右肩と左肩の動きに注意
前々回に、「核心打法」で最大のポイントは、クラブを引き下ろす動きであると指摘しました(「最大のポイント:クラブを引き下ろす動き」(08-04-19))。そこでは脚腰背骨の不要な動きを排除し、「深いトップ」から固めたグリップを一気に右脇前に向けて押し切ってみれば、この動の要点が体感的に納得できるとしています。
この動きを外から見て確認するには、ダウンで右肩が高く引き止められ、止まり左肩が前に引き出されることに注目します。この両肩の動きでグリップが体の右側で一気に引き下ろされ、そこからインパクトに入ります。
これに対して、右脚腰の踏ん張りが弱いと、右肩が引き下げられて左肩が引き上げられる形になり、十分グリップが引き下げられないまま、インパクトに向かう動きに入ってしまいます。ヘッドをボールに向けて振ろうという意識でダウンに入ると、この形の動きになってしまいます。
体の右側でのグリップの引き下ろしが十分に実行されると、グリップはアドレスの位置の高さの近くまで引き下げられます。これに対して右肩が下がるダウンの動きでは、グリップがアドレスの位置の高さにまで下がらず、高い所を通過してクラブを振ります。
マスターズで活躍した新星、トレバー・イメルマンとブラント・スネデカーの二人のスイングを見ると、左腕の動きに違いはあるものの、ダウンで右肩が下がらないという点は共通です(「マスターズの新星達」(08-04-15))。
今年からプロとしての活躍を始めた石川遼選手の、プロ第一戦での活躍ぶりをテレビで見ました。逞しい体が出来上がり、前途洋々の感じです。しかしダウンで右肩が下がり左肩が後ろに引き上げられる動きがはっきり見られます。「目が人を騙す」危険はありますが、この辺りはマスターズの新星二人のスイングとの違いを感じさせます。
ついでの事に、下手なゴルファーが観戦記を書くのは不遜の極みと叱られそうですが、初日に石川選手の動きを観察した時の印象を書きます。最初に目を惹かれたのは、不要な体の動きの全くないパッティングのリハーサル風景です。思わず近くにいた仲間に、これではパッティングは好調疑いなしと予言しました。これは当たりでした。予想は観戦の楽しみを増します。
次ぎに目についたのは、両腕を伸ばし切る体勢でインパクトを実行し、スッと縦に上がるフィニッシュの動きに繋がるアイアン・ショットの動きです。これで、グリーンに運ぶ短いショットでの成功を予感しました。ところが、ドライバーでは腰と上体の左回転でインパクトを振り抜き、クラブを水平の位置に担ぐフィニッシュです。方向性の確保が難しいのではと感じました。
最終日迄の結果を見ると、これらの推測がほぼ当たっていたように見えます。
この動きを外から見て確認するには、ダウンで右肩が高く引き止められ、止まり左肩が前に引き出されることに注目します。この両肩の動きでグリップが体の右側で一気に引き下ろされ、そこからインパクトに入ります。
これに対して、右脚腰の踏ん張りが弱いと、右肩が引き下げられて左肩が引き上げられる形になり、十分グリップが引き下げられないまま、インパクトに向かう動きに入ってしまいます。ヘッドをボールに向けて振ろうという意識でダウンに入ると、この形の動きになってしまいます。
体の右側でのグリップの引き下ろしが十分に実行されると、グリップはアドレスの位置の高さの近くまで引き下げられます。これに対して右肩が下がるダウンの動きでは、グリップがアドレスの位置の高さにまで下がらず、高い所を通過してクラブを振ります。
マスターズで活躍した新星、トレバー・イメルマンとブラント・スネデカーの二人のスイングを見ると、左腕の動きに違いはあるものの、ダウンで右肩が下がらないという点は共通です(「マスターズの新星達」(08-04-15))。
今年からプロとしての活躍を始めた石川遼選手の、プロ第一戦での活躍ぶりをテレビで見ました。逞しい体が出来上がり、前途洋々の感じです。しかしダウンで右肩が下がり左肩が後ろに引き上げられる動きがはっきり見られます。「目が人を騙す」危険はありますが、この辺りはマスターズの新星二人のスイングとの違いを感じさせます。
ついでの事に、下手なゴルファーが観戦記を書くのは不遜の極みと叱られそうですが、初日に石川選手の動きを観察した時の印象を書きます。最初に目を惹かれたのは、不要な体の動きの全くないパッティングのリハーサル風景です。思わず近くにいた仲間に、これではパッティングは好調疑いなしと予言しました。これは当たりでした。予想は観戦の楽しみを増します。
次ぎに目についたのは、両腕を伸ばし切る体勢でインパクトを実行し、スッと縦に上がるフィニッシュの動きに繋がるアイアン・ショットの動きです。これで、グリーンに運ぶ短いショットでの成功を予感しました。ところが、ドライバーでは腰と上体の左回転でインパクトを振り抜き、クラブを水平の位置に担ぐフィニッシュです。方向性の確保が難しいのではと感じました。
最終日迄の結果を見ると、これらの推測がほぼ当たっていたように見えます。
ボールの位置に気をつけよう
前回、ダウンで胸を左に回す動きがあると、左グリップが内側に引き込まれてグリップの背中が丸くなるように動いてしまうと書きました(「最大のポイント:クラブを引き下ろす動き」(08-04-19))。
ボールの位置がアドレスの構えの胸の中心から左に寄りすぎると、アドレスで構えを固める時から左方向を見る形でのインパクトの意識になり、実際のインパクトでもこの左腕の動きに入ってしまいます。
「核心打法」のアドレスの構えは、これまで一般的であったホーガン型の構えとは違いますから、この点確認の必要があります。
前回この点を指摘することを忘れましたので、念のためここで書き加えました。
ボールの位置がアドレスの構えの胸の中心から左に寄りすぎると、アドレスで構えを固める時から左方向を見る形でのインパクトの意識になり、実際のインパクトでもこの左腕の動きに入ってしまいます。
「核心打法」のアドレスの構えは、これまで一般的であったホーガン型の構えとは違いますから、この点確認の必要があります。
前回この点を指摘することを忘れましたので、念のためここで書き加えました。