今日は日本語スピーチコンテストの本番です。
みんな、練習いっぱいがんばりました。
すごく上手だよ。だから練習通りやればきっと大丈夫!
日本語スピーチコンテストのスタッフとして
お手伝いをさせていただくことになったチー旅。
かおりさん、貴重な経験をありがとうございます。
あ、かおりさん、きれいな洋服。
お化粧もしてる。
「ねぇねぇかおりさん、
チーさん何着たらいいかなー?」
まさかこんなんじゃないよね?
へええぇぇぇえん…しんっ!
とうっ!
浴衣いつぶりだろう、テンション上がります。
世界一周中に、まさか地球の真裏で、浴衣を着れるなんて。
かおりさん、本当にありがとうございます。
広くて立派な会場…。
みんな緊張してんだろうな…。
チーさんとタビジュンのお仕事は受付、お出迎え、ご案内。
お手伝いしてくれるピカチュウ。
ペナさん。
ふたりともかおりさんの生徒でなので
私たちが日本語で伝えても通じるので助かります。
一緒にがんばろうね。
おお、いよいよ始まりましたスピーチコンテスト。
かおりさん、家にいる時とは別人みたい。
ちなみにみんなの持ち場は、
ふみちゃんは審査員の後ろで待機。
とっても重要な役なので
ここはしっかり者のふみちゃんです。
セバスチャンとなり君。
セバスチャン、決まってますね。。男前です。
なり君白シャツだなんて。断捨離アンの面影0。
あ、もうひとり。
かおりさん家の住民には、ちんねん君という
180cm、55kgというスーパーモデルがいます。(男)
彼は裏で頑張っています。
かおりさん家の住人たち全員、配置について準備万端です。
ひいい!!!
みんな緊張してる!!!
そりゃ緊張するよね。
大丈夫。がんばれ。
トップバターはかおりさんのクラスの生徒、ダビ君。
レベル1で最もやさしいクラスの子なのに、かなり日本語が上手。
日曜日、メデジン観光を案内してくれたバネッサ。
幼い頃、「太陽」に特別な憧れを抱いた。
バネッサは太陽に行きたいと強く願った。
しかし、大きくなって、太陽には行けないということを知った。
それはまるで、夢を失ったような悲しみだった。
それでも太陽への憧れを諦めきれなかった彼女は
ある日、「日本は太陽が昇る国」ということを知った。
日本に着いて調べれば調べるほど、日本を好きになった。
いつか、私も日本に行きたい。それが私の夢。
毎日欠かすことなくかおりさん家に
スピーチの練習に来たファンパブロ。
小さいころから車が大好きだった。
車が大好きで世界中の車を調べていると日本の車に出会った。
それがとてもかっこよかった。コロンビアにはない。
欧米の車は飾るためにあるが、日本の車は、走るために造られた。
いつか日本で、日本の車に乗って、
可愛い女の子を隣に乗せてドライブしたい。
練習の時、なかなか大きい声が出せなかったセバ夫くん。
去年から、日本語を勉強し始めた。
おりがみや、子どもの遊びを知った。とても面白かった。
日本語クラブにも参加してもっと日本について知った。
日本語が一番おもしろいと思う。
世界で一番の日本語教師になりたい。それが僕の夢。
負けず嫌いのカロリーナちゃん。
みなさんの中で、音楽が嫌いな人はいますか?
音楽が嫌いな人は、きっといないと私は思います。
歌うことが好きで、音楽の学校を受けたが入れなかった。
そこで、「私は才能がない」と落ち込んだ。
しかし、諦めたくはなかった。今は、大学に通いながら
歌とバイオリンの練習をしている。
どこで勉強するかは関係ない。私は音楽が好き。
そのために努力をしている。それが大切。
夢は生活の喜び、生活のエナジー。
人生は立った一度だけだから、そのためにがんばるべき。
誰よりも授業に参加したタビジュン。
みんなを見守る目はいつになく真剣です。
ゆーとりますが、これはタビジュンファン用です。
土木技師をしながら大学に通うアンジーちゃん。
小さい頃、お母さんに怒られるほど
ドラゴンボールやセーラームーンを毎日観ていた。
日本のアニメやゲームに夢中になる彼女を友達は馬鹿にした。
大人になった今も変わらず日本のアニメが大好き。
3年前から日本語を勉強し始めた。
かおり先生の日本語のクラスをとって、
いろんな日本人と話す機会が出来てとても楽しい。
村上春樹が大好きなマリアちゃん
現実と文学の世界に橋を掛けることが出来たら
あなたは、どんな世界を冒険して道ですか?
日本語の勉強をしているのに、日本の小説を読んだことがなかった。
そこで出会ったのが、村上春樹の「ねじまき島クロニクル」。
村上春樹は残酷な世界を描くことが出来る。
彼は、答えをくれませんが、闇を理解するということを教えてくれる。
今は、スペイン語で彼の小説を読んでいるけど
いつか、日本語で村上春樹の小説を読みたい。
劇でろくろ首の役をやったことからあだ名がろくろ君。
2年前、おばけの劇をした。その時、「ろくろ首」の役をした。
昔、コロンビアのテレビで日本のおばけを知った。
カッパ、雪女、きつね、など。
単にオバケが好きなだけじゃなく、
人に親切にすること、正直でいることなどを学んだ。
日本の事を勉強して、本当に良かったと思う。
普段は英語の先生、イサちゃん
子どもの頃から日本のテレビやアニメが大好きだった。
でも、お母さんがとっても厳しい人で、
ある日、日本のテレビやアニメを禁止されてしまった。
母と姉は、日本が好きなことを良く思わない。
大人になっても、日本の事が大好きで、英語の教師になり、
自分で稼いだお金で日本語の勉強をしている。
いつか日本に行って、ポッキーをたくさん買う。これが私の夢。
でも、お母さんとお姉ちゃんにはひとつもあげない♪
参加者は30名弱。
本当に私は感動したのです。
なので、出来るだけ紹介しました。
最後に、前年度の優勝者、
今年の司会進行を流暢な日本語で務めたマルソフ君。
彼のスピーチはまるで日本人でした。
さすが、王者です。
審査員、観客、全ての得点を集計中…。
集計が終わり、
部門別に、受賞者が発表されていきました。
賞をとった子たち、おめでとう。
本当に、上手だったよ。ありがとう。
このスピーチコンテストに携わることが出来たのは
私の人生において、必要なことだったと思う。
伝えることが、ただでさえ難しい日本語を使う私は、
言い方ひとつ、表現ひとつで、それが少しでもずれると
自分の思いは伝わらなくなるし、届かないことがある。
彼らの口から出る日本語は、なぜか、美しかった。
ぎこちなくてカタコトだからかもしれないけど、
大切に大切に言葉を発している気がした。
私は、やさしい言葉を選びたいし、言えるようになりたい。
やっぱり、言葉は大事なんだ。
かおりさんと、もうひとりの日本語の先生、リナ先生。
本当にお疲れ様でした。みんな素敵でしたね。
素敵な経験をありがとうございました。
ん?7位だ。
すごっ。
いつも、本当にございます。
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今日もおかげさまで、順位は好調な様です。