【野口聡一さんのお話】その4 自分の心のしこりに気付いたら・・・
自衛官・公務員・会社員で自分軸の人生を歩むために転職を考えるあなたに寄り添い支援するネクストキャリアコーチの高山裕司です。もし、あなたが組織や会社でその組織の使命を果たすために一生懸命がんばってきた方で、なんとなくつまらない毎日にがんばれなくなっていたり、自分軸で生きる別の道を考えてみたいと思っているのであれば、ぜひ目を通して頂けるとお役にたつかと思います。初めての方はプロフィールをどうぞご覧ください。野口聡一さんの『どう生きるかつらかった時の話をしよう』という本を読んで思うことのその4です。どう生きるか つらかったときの話をしよう 自分らしく生きていくために必要な22のこと [ 野口聡一 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}1回目の宇宙飛行を終えて、地球に帰った野口さんは、宇宙に行ってスゴイですねと言われる他者からみた自分への評価と宇宙行ったけと意外にあっけないそう感じている自分の自分への評価のギャップを感じます。2回目の宇宙飛行への任務に全力を尽くしている間はよかった。任務の達成とそこへの評価があったから。ISSでの活躍、日本人最長の宇宙滞在、最多の船外活動といった華々しい活躍の数々。でも地球に帰ってきたら野口さんは大きな寂寥感と喪失感に10年も苦しむことになりました。その理由は1 重しが取れて、人生の方向性を見失った。任務があるうちは、その達成が方向を与えてくれます。でも、達成した後は? 宇宙飛行士でなくなったら、自分に何が残るのか?2 宇宙に行く前と行った後の周囲からの扱われ方のギャップ 宇宙に行く前、打ち上げから飛行中は、人々の注目と関心の的となり、上げ膳据え膳の待遇。でも帰ってきたら、もうただの人。記録も当然塗替えられる。こうなると、自分の視線は外を向いているから、自己否定のスパイラルに入ってしまいます。では、どうすればよいのか?野口さんは、「当事者研究」の道に進みます。当事者研究とは、精神病や依存症等を抱えた人が、自らを研究対象として研究する中で自身の回復や支援スキームを構築していく療法の一種です。今、野口さんは宇宙飛行士としての極限の体験が体験者に与える影響や燃え尽きからどのように回復するのかを研究しているそうです。そして、分かったのが他者の価値観や評価を軸に自分のアイデンティティを築いたり、他者から与えられた目標ばかりを追いかけているうちは、人は、本当の意味で幸せになれないということです。野口さんは、自分の心の中に生じた自己否定や燃え尽き感を最初は否定し、見ないようにして、公園やTV出演、講演等で上手くいっている自分を演じ、なりきろうとがんばったようです。でもダメだった。私の体験も同じです。転職や退職を考え始めたら藻掻かずにまずは自分の研究をお勧めします。でも、人には自分では気付けない盲点が必然的に生じます。だから、あなたの可能性を信じ、意見や評価の押しつけではなく、自己対話を導くコーチがいてくれた方が絶対いいと、今は切に思うのです。そしてそんな悩みを抱える人に寄り添って、その素晴らしい存在の可能性が再び花開くのを共に観てみたい。そう強く願っています。このブログでは私が試行錯誤しながらも徐々に気づいていった学びが、ネクストキャリアに悩むあなたの少しでもお役に立てばと書いていきます。どうぞよろしくお願いします!LINE公式ご登録は画面をクリックどうするかの答えは自分の中に!未来デザインの体験セッション無料モニター募集中!Zoomでの無料相談も受け付け中です。