幸せへの想像力
私たちは、微力だけど、無力ではない。力を合わせることができる。助け合うことができる。私たちは幸せを求めます。しかし、うまく行かないこともあります。それは、私たちに何かが間違っているということを私たちに伝えようとしているサインなのかもしれません。しかし、うまく行かないという中で絶望して、未来の幸せへの想像力を私たちはときに失いがちです。だからこそ、私たちは過去に起きてしまった声に耳を澄まし、そして歴史から謙虚に学ぶ姿勢が必要だと思います。歴史を軽視した先には、再び絶望が待っているのだということを私たちは忘れてはいけない。歴史から学び、絶望を再び繰り返さないようにしてきた人々の努力の結果、何が待っているのでしょうか。そこに待っているのは、何の変哲もない、ただ平凡な日常です。平凡な毎日の連続を多くの人は「つまらない」と感じます。しかし、その「つまらない」という感情こそが幸せの正体なのかもしれません。「つまらない」、日々普通の生活が実現できていることの背後には、多くの人々の英知と努力があります。ほめたたえられることは少ないけれど、絶望をもたらすことのないよう、みずからの誇 りと使命をかけて努力する人々がいるのです。幸せってそういう人々によって支えられ、形作られている。