被災の音楽家に光を 釧路出身 オーボエ奏者高島さん フィンランドで慈善演奏会
東日本大震災で被災したオーケストラや音楽家の一日も早い復帰を願い、釧路市出身でフィンランドのヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者、高島拓哉さん(32)が首都ヘルシンキで24日夜(日本時間25日未明)、音楽仲間に呼び掛け臨時編成する約100人のオーケストラによるチャリティーコンサートを開く。高島さんは「少しでも早く日本に笑顔が戻ってくる事を願います」と準備を進めている。
高島さんは道教大札幌校卒業後、フィンランドに留学。2001年、同国のトゥルク・フィルハーモニックに入団し、ヘルシンキ・フィルへ移籍した。
大地震発生後、日本発のニュースにくぎ付けとなり、「演奏家としてできることを」と、インターネットの交流サイト「フェイスブック」で慈善公演開催を呼び掛けた。
自らも過去3回参加し、現在はオーケストラマネジャーを務める国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)の修了生や、フィンランドの音楽家らに協力の輪が広がった。
親日家のヘルシンキ・フィル名誉指揮者、レイフ・セーゲルスタムさんが出演を快諾。アハティサーリ前大統領も後援者に名を連ねた。1700席のフィンランディアホールが会場を無償提供する。収益は全額、日本オーケストラ連盟を通して寄付する。
演奏会の副題は「オーロラの光と共に心を込めて、音楽仲間より」。曲目はシベリウスの交響曲第2番、武満徹の「弦楽のためのレクイエム」ほか。高島さんは「僕たちの気持ちを日本に届けたい」と話している。
同国内では、トゥルク・フィルも高島さんが参加して9日に慈善公演を予定。教会や国立オペラ劇場などでもチャリティー公演が行われている。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/284196.html
高島さんは道教大札幌校卒業後、フィンランドに留学。2001年、同国のトゥルク・フィルハーモニックに入団し、ヘルシンキ・フィルへ移籍した。
大地震発生後、日本発のニュースにくぎ付けとなり、「演奏家としてできることを」と、インターネットの交流サイト「フェイスブック」で慈善公演開催を呼び掛けた。
自らも過去3回参加し、現在はオーケストラマネジャーを務める国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)の修了生や、フィンランドの音楽家らに協力の輪が広がった。
親日家のヘルシンキ・フィル名誉指揮者、レイフ・セーゲルスタムさんが出演を快諾。アハティサーリ前大統領も後援者に名を連ねた。1700席のフィンランディアホールが会場を無償提供する。収益は全額、日本オーケストラ連盟を通して寄付する。
演奏会の副題は「オーロラの光と共に心を込めて、音楽仲間より」。曲目はシベリウスの交響曲第2番、武満徹の「弦楽のためのレクイエム」ほか。高島さんは「僕たちの気持ちを日本に届けたい」と話している。
同国内では、トゥルク・フィルも高島さんが参加して9日に慈善公演を予定。教会や国立オペラ劇場などでもチャリティー公演が行われている。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/284196.html
2011統一地方選・北海道:激戦区から/3 道議選 /北海道
◇自民と大地争い激烈--釧路市
◇民主党内に深い亀裂--北見市
「山崎晃の戦いは新党大地の戦いであり、鈴木宗男の戦いだ」。4日夜、釧路市内のホテルで開かれた無所属の山崎晃氏の激励会。同党代表代行の浅野貴博衆院議員は、支持者ら約800人を前にきっぱりと宣言した。
道議選釧路市区(定数4)は、現職3人と新人3人が立候補。全陣営が「だれが当選してもおかしくない」と口をそろえる。特に、前回(07年)は自民党現職だった蝦名大也・釧路市長の「空席」をめぐる保守系3人の争いは激烈だ。
自民は現職の小畑保則氏と新人の笠井龍司氏で「2議席維持」を目指すが、支持基盤が一部重なり、新たな票の掘り起こしが必要。大地は山崎氏を「蝦名後継」として推薦。鈴木氏が服役中の今、党勢の命運を懸ける。
山崎氏の陣営は、民主党との協力関係を当初模索したが、大地が知事候補の木村俊昭氏の推薦を撤回して以降、不透明感が漂う。民主も政権への逆風を受け、橋本豊行氏の再選に総力を集中せざるを得ない状況だ。
一方、戸田芳美氏の3選を狙う公明党は、支持基盤を固める一方、前回衆院選で伊東良孝氏の勝利を実現させた自民との協力関係にも期待する。共産党の松永俊雄氏は、民主や自民に失望した有権者の「受け皿」をアピール。初の議席獲得を目指す。
さらに、かつて鈴木氏の秘書を務めた蝦名市長の動向も焦点。告示の1日朝には、山崎氏の出陣式前に選対事務所を訪れ「山崎さん1人だけを応援して選挙活動をしていきたい」とあいさつした。だが、「市長という立場上、選挙では動けない」(自民陣営幹部)との声も出ている。
■ ■
「道議は、長く北見に住む鳥越さんに」。民主の松木謙公衆院議員(道12区)は2日、北見市内で、道議選北見市区(定数2)の鳥越良孝氏の応援のためマイクを握り、声を張り上げた。
鳥越氏は鈴木氏の元秘書。鈴木氏の支援を受けて09年の衆院選で当選した松木氏は民主党道連に掛け合い、鳥越氏の推薦を取り付けた。一方、長南幸子氏を担ぎ出した党北見支部は「衆院選での恩をあだで返すのか」と松木氏に怒りをぶつける。連合北見の幹部は「次期衆院選で労働界は松木氏を支援しない」と言い切る。
長く衆院議員秘書を務めてきた長南氏は昨年7月の参院選後に北見に移住。政策通をアピールするが、「知名度不足」と陣営は焦りを隠さない。連合北見は「市議選との連動ではないだけに、組織の広がりが今ひとつ」と気を引き締め、労組票の取りまとめに力を注ぐ。
鳥越氏の出馬に神経をとがらせるのは長南氏の陣営だけではない。自民の船橋利実氏後援会の一部は鳥越氏を市議時代に支援していた。船橋氏の陣営幹部は鳥越氏に対し「近親憎悪に近い。一票一票、つぶしをかける」と語気を強め、支持基盤固めに懸命だ。【山田泰雄、渡部宏人】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110406ddlk01010263000c.html
◇民主党内に深い亀裂--北見市
「山崎晃の戦いは新党大地の戦いであり、鈴木宗男の戦いだ」。4日夜、釧路市内のホテルで開かれた無所属の山崎晃氏の激励会。同党代表代行の浅野貴博衆院議員は、支持者ら約800人を前にきっぱりと宣言した。
道議選釧路市区(定数4)は、現職3人と新人3人が立候補。全陣営が「だれが当選してもおかしくない」と口をそろえる。特に、前回(07年)は自民党現職だった蝦名大也・釧路市長の「空席」をめぐる保守系3人の争いは激烈だ。
自民は現職の小畑保則氏と新人の笠井龍司氏で「2議席維持」を目指すが、支持基盤が一部重なり、新たな票の掘り起こしが必要。大地は山崎氏を「蝦名後継」として推薦。鈴木氏が服役中の今、党勢の命運を懸ける。
山崎氏の陣営は、民主党との協力関係を当初模索したが、大地が知事候補の木村俊昭氏の推薦を撤回して以降、不透明感が漂う。民主も政権への逆風を受け、橋本豊行氏の再選に総力を集中せざるを得ない状況だ。
一方、戸田芳美氏の3選を狙う公明党は、支持基盤を固める一方、前回衆院選で伊東良孝氏の勝利を実現させた自民との協力関係にも期待する。共産党の松永俊雄氏は、民主や自民に失望した有権者の「受け皿」をアピール。初の議席獲得を目指す。
さらに、かつて鈴木氏の秘書を務めた蝦名市長の動向も焦点。告示の1日朝には、山崎氏の出陣式前に選対事務所を訪れ「山崎さん1人だけを応援して選挙活動をしていきたい」とあいさつした。だが、「市長という立場上、選挙では動けない」(自民陣営幹部)との声も出ている。
■ ■
「道議は、長く北見に住む鳥越さんに」。民主の松木謙公衆院議員(道12区)は2日、北見市内で、道議選北見市区(定数2)の鳥越良孝氏の応援のためマイクを握り、声を張り上げた。
鳥越氏は鈴木氏の元秘書。鈴木氏の支援を受けて09年の衆院選で当選した松木氏は民主党道連に掛け合い、鳥越氏の推薦を取り付けた。一方、長南幸子氏を担ぎ出した党北見支部は「衆院選での恩をあだで返すのか」と松木氏に怒りをぶつける。連合北見の幹部は「次期衆院選で労働界は松木氏を支援しない」と言い切る。
長く衆院議員秘書を務めてきた長南氏は昨年7月の参院選後に北見に移住。政策通をアピールするが、「知名度不足」と陣営は焦りを隠さない。連合北見は「市議選との連動ではないだけに、組織の広がりが今ひとつ」と気を引き締め、労組票の取りまとめに力を注ぐ。
鳥越氏の出馬に神経をとがらせるのは長南氏の陣営だけではない。自民の船橋利実氏後援会の一部は鳥越氏を市議時代に支援していた。船橋氏の陣営幹部は鳥越氏に対し「近親憎悪に近い。一票一票、つぶしをかける」と語気を強め、支持基盤固めに懸命だ。【山田泰雄、渡部宏人】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110406ddlk01010263000c.html
JR花咲線90周年/記念事業を計画
JR北海道釧路支社、同根室駅は、今年が根室本線の東根室―釧路駅間の通称「花咲線」が開通して90年となることから、記念事業を計画中だ。詳細は確定していないものの、記念列車や地元の食イベント、沿線自治体との連携企画などが検討されている。花咲線は1921(大正10)年8月5日に開通している。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110406/201104061.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110406/201104061.html
包丁で知人刺す 殺人未遂容疑の60歳逮捕 釧路署
【釧路】釧路署は6日、殺人未遂の疑いで、釧路市材木町、無職丸子満容疑者(60)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午前2時10分ごろ、アパート2階の丸子容疑者の自室居間で、同市内の60代男性の腹部やあごを室内にあった包丁で数回刺した疑い。同署によると、丸子容疑者が「人を刺した」と119番通報。男性は病院に運ばれたが意識はあるという。2人は知人で酒を飲んでいた。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/283947.html
逮捕容疑は同日午前2時10分ごろ、アパート2階の丸子容疑者の自室居間で、同市内の60代男性の腹部やあごを室内にあった包丁で数回刺した疑い。同署によると、丸子容疑者が「人を刺した」と119番通報。男性は病院に運ばれたが意識はあるという。2人は知人で酒を飲んでいた。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/283947.html
医師ら9人派遣/市立釧路総合病院
東日本大震災の被災地を支援するため、市立釧路総合病院の医師ら9人で構成する医療救護班が5日、宮城県気仙沼市を目指し釧路を出発した。道から要請を受け、派遣が決まったのは同病院の医師3人、看護師2人、薬剤師1人、事務員3人。現地の救護所で、持病をかかえながら通院できない人の診療や風邪、インフルエンザ患者の処置、被災者の心のケアなどにあたる。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110406/201104063.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110406/201104063.html
被災者支援の商品券発売 釧路
【釧路】釧路和商協同組合(山口和泉理事長)は6日から、売り上げの一部を東日本大震災の被災地の義援金に充てる和商市場(釧路市黒金町)のプレミアム商品券を発売する。
和商市場の全店で使える商品券1万円分(500円券の20枚つづり)を9500円で販売。1セットにつき500円を被災地へ寄付する。購入は1人3セットまでで使用期限は9月末。
限定千セットを今月いっぱい販売する予定だが、好評なら販売数を増やすことも検討している。
和商市場1階のインフォメーションで午前9時から午後5時まで扱っている。
山口理事長は「お客さんと協力して、被災地へのエールはもちろん、過剰な買い控えをやめて消費も元気を出してほしいとの思いを込めた」と話している。
問い合わせは同組合(電)0154・22・3226へ。(山田宏茂)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/283927.html
和商市場の全店で使える商品券1万円分(500円券の20枚つづり)を9500円で販売。1セットにつき500円を被災地へ寄付する。購入は1人3セットまでで使用期限は9月末。
限定千セットを今月いっぱい販売する予定だが、好評なら販売数を増やすことも検討している。
和商市場1階のインフォメーションで午前9時から午後5時まで扱っている。
山口理事長は「お客さんと協力して、被災地へのエールはもちろん、過剰な買い控えをやめて消費も元気を出してほしいとの思いを込めた」と話している。
問い合わせは同組合(電)0154・22・3226へ。(山田宏茂)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/283927.html
釧路MOO再開 被災地応援企画
■津波被害で休業
東日本大震災の津波被害で営業を休止していた釧路市の観光複合施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」(同市錦町2丁目)が5日、テナントの土産物店などの営業を再開、にぎわいが戻った。
釧路川沿いのMOOは津波で地下の電気設備が水につかり全館で停電。当初は復旧まで3、4カ月かかる見込みだったが、代替の電気設備を設置するなどして早期再開にこぎつけた。
この日は海産物店では「復活祝い」として一部商品を特売、青果店では原発事故による風評被害への支援として茨城県産の野菜を並べた。特設コーナーでは各店のレシート金額の5%分を東北地方に送る募金箱などが置かれ、レシート持参の客には野菜や飲料水が原価販売された。
海産物店主の高橋敏光さん(59)は「予想以上の早い再開でみんなが生き生きしてきた。早く活気を取り戻し、釧路から東北を元気づけられるようにしたい」と話した。
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104060003
東日本大震災の津波被害で営業を休止していた釧路市の観光複合施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」(同市錦町2丁目)が5日、テナントの土産物店などの営業を再開、にぎわいが戻った。
釧路川沿いのMOOは津波で地下の電気設備が水につかり全館で停電。当初は復旧まで3、4カ月かかる見込みだったが、代替の電気設備を設置するなどして早期再開にこぎつけた。
この日は海産物店では「復活祝い」として一部商品を特売、青果店では原発事故による風評被害への支援として茨城県産の野菜を並べた。特設コーナーでは各店のレシート金額の5%分を東北地方に送る募金箱などが置かれ、レシート持参の客には野菜や飲料水が原価販売された。
海産物店主の高橋敏光さん(59)は「予想以上の早い再開でみんなが生き生きしてきた。早く活気を取り戻し、釧路から東北を元気づけられるようにしたい」と話した。
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104060003
【拙文】原発撤廃と言う正義
東京電力の管理不手際が徐々に明らかとなり、政府の対応の遅さも問題視されている福島原子力発電所。
食品を中心とした一次産業へも風評被害を与え、現地福島のみならず国民全体が不安の渦中にある。
結果として原発撤廃へ世論は大きな動きを見せ、その活動は拡大していくばかりだ。
広島長崎の平和団体も原発撤廃へ賛同し歩調を合わせている。
これが今のところの流れであるが、自分がこの話題をやり玉へ挙げるのだから悪口を展開しない筈は無い。
さて質問しよう「原発撤廃派は代替発電をどうするのか?」と。
現状であれ計画停電が実地され、今夏の大停電が予想されているのは周知の通りだ。
代替発電も無いままに現在は原発撤廃が日本の将来の為だと多くがその意見へ賛同して居るが、原発を撤廃して空いた電力の穴はどうやって埋めるのだろうか?
電力が足りなくなれば日本国の発展どころか被災地復興もままならなくなるのは誰でも予測出来る事だ。
日本国の「将来」の為と言うのであれば、「将来」利用するであろう代替発電を論じるのは当然である。
もし、原発を撤廃させるだけ撤廃させて置いて、代替発電はあなた達に任せますと主張するのであれば、それは「将来」の為に声を挙げているのでは無く、「現在」の自分の身を案じているだけだ。
原発の安全問題は「現在」抱える問題であり、電力の枯渇は「将来」抱えるだろう問題である。
日本国の「将来」の為ならば原発撤廃派は代替発電を明示しなければならず、それを他人任せにすると言うのであれば相当無責任な話だ。
まるでコストを抑える為に「将来」起きるかも知れない事故への安全対策を怠った東電の様に無責任である。
話は変わるが、技術と言うのは長く使えば使うほどノウハウを蓄積し、事故も少なくなり、信用も増し、コストが抑えられる傾向にある。
結果として現在の発電技術でそれらを満たすのは火力発電、水力発電、原子力発電だ。
風力発電は風力を動力とすると言う観点から水力並みに歴史ある技術であるが、風力の為に位置エネルギーを利用する水力ほど安定した動力を得られないと言う欠点がある。
その欠点を補填するのには設置数を増やすしかなく、設置数が増えるとメンテナンス等の費用が膨らみ、技術としては歴史があっても採算が取れないのが現実だ。
発電の技術としては水力発電ダムに取り付けてある発電機と同様のものだが、それを多数設置するのだから設置にもコストが掛かるのがイメージして戴けるだろう。
太陽光発電は皆さんも御存知の様に新しい技術である。
既存の発電技術に比べればノウハウの蓄積も相当少なく、技術先進日本国であれ普及が進んでいるとは言いがたい状態だ。
普及が進まなければ安定した大量生産も確立しておらず、筐体自体の販売価格がまだまだこなれて無く高価なきらいがある為、実は採算が取れない発電技術である。
日照時間(太陽が昇ってる時間)が長く1年中晴れていれば電力会社への電力販売で採算が取れるのだが、天候と言うのは人間が簡単にどうこう出来る現象でなく、販売電力にも限りが出てしまうのだ。
目下の課題は筐体の販売価格を下げる事であり、それを数年以内に出来るのか?と聞かれれば出来るわけがない。市場も技術も成熟していないのだから。
今回の問題で原発は不安の対象となり、原発を抜いて考えると代替発電は火力か水力かとなる。
火力発電は無論の事、大きなCO2発生源であり、昨今の石油高騰から火力発電所を大量に建設すれば、我々が購入するガソリンや灯油価格へ影響を及ぼす。
政府としても京都議定書の兼ね合いがあり、出来る限り火力発電への依存は避けたいところだろう。
水力発電での損失電力補填には多数のダム建設が必須。そうなれば沈んでしまう多くの森林や人々の多くの故郷が出てくるのは言うまでも無い。
話題となった八ツ場ダムにも発電用途の性格があったのだが、半分完成していて直ぐに再び着工し、完成出来そうな八ツ場ダムを政府が頼るのかは判断しかねる。
ちなみに八ツ場ダムの発電量は原発1基分より少し発電量が落ちるので過度な期待はしないようにお願いしたい。
さて、ここまで発電を語らせて戴いたが原発撤廃派は選んで貰いたい。
火力発電で国民全体が使用する燃料価格を高騰させるか、水力発電で自然破壊をし他人の故郷を奪うかをだ。
無論、これらで責められるのは事故を引き起こした東京電力と原発撤廃を進めた人々である。
ここまで話を進めていけば既に御理解戴けただろう、物事の利点と欠点に。
原発撤廃派はそれが正しい行いなのだと声を挙げたのだろうが、原発を撤廃させる事が正義なのでは無い。
原発撤廃派の多くは間違いなく日本国の将来を想い、子孫の為と声を挙げた筈だ。
正義はその子孫や他人を思いやる優しい感情であり、原発の撤廃が正義などでは無い事を認識して欲しい。
再び話を変えるが、自分は特に原発を推進せよと強く主張する立場には無い。
ここまで読んで戴いた方々には寝虎は原発推進派なのだと感じたかも知れないが、実はそうでは無い。
以前に書いたコラム「古いアナログ新しいデジタル」で自分は適材適所と語った。
この時はデジタルのGPSが使えない状況下に陥った時のバックアップとしてアナログの霧笛は存在価値があると自分は主張をしたのだ。
GPS等と言う万人が使えぬ技術を運用すべきでないと自分は語らなかったし、霧笛は万能でどんな状況下でもGPSより優れてるのだとも自分は語らなかった。
古いからと言って簡単に棄てる事無くバックアップを持つ事が大切なのだと言うのが主張だったのだ。
原発にこの主張を持ってくれば、原子力技術が悪などでは無く、安全対策を軽視する事こそが悪と言う主張になる。
だから、もし東電や政府が原発の安全対策を今後とも軽視すると言うのならば、ガソリン価格高騰させたり他人の故郷を沈めてでも原発は運用するなと自分は声を大にして主張しよう。
安全対策を軽視されるくらいであれば、ガソリン価格高騰して困窮した人々や故郷を失った人々からいくら罵声を浴びても自分はそれを受け入れる覚悟がある。
自分はそう言った覚悟と責任を持って主張をするが、原発撤廃派の皆さんは主張に覚悟と責任を持っているのだろうか?
代替発電に目もくれず原発撤廃だけを推し進める姿を見ると自分には皆さんが覚悟を持っている様に見えない。
東電と政府が今後の原発建造を含めた動きをどうするかは解らないが、原発を新しく建造するとなった時は軽々しく反対すべきでない。
執拗に原発建造反対運動をするくらいなら、これでも足りないんですか!と政府や電力会社が悲鳴を挙げるくらいに原発安全対策運動をした方が「将来」の為になると自分は感じる。
そしてこの記事を読んだ方々が将来のTV報道などで「安全対策レベルを上げろ!」と主張している運動家を観たら笑顔になるのではないだろうか?
自分はそう言うコラムを書く事が悪口を書くよりも好きなのである。
食品を中心とした一次産業へも風評被害を与え、現地福島のみならず国民全体が不安の渦中にある。
結果として原発撤廃へ世論は大きな動きを見せ、その活動は拡大していくばかりだ。
広島長崎の平和団体も原発撤廃へ賛同し歩調を合わせている。
これが今のところの流れであるが、自分がこの話題をやり玉へ挙げるのだから悪口を展開しない筈は無い。
さて質問しよう「原発撤廃派は代替発電をどうするのか?」と。
現状であれ計画停電が実地され、今夏の大停電が予想されているのは周知の通りだ。
代替発電も無いままに現在は原発撤廃が日本の将来の為だと多くがその意見へ賛同して居るが、原発を撤廃して空いた電力の穴はどうやって埋めるのだろうか?
電力が足りなくなれば日本国の発展どころか被災地復興もままならなくなるのは誰でも予測出来る事だ。
日本国の「将来」の為と言うのであれば、「将来」利用するであろう代替発電を論じるのは当然である。
もし、原発を撤廃させるだけ撤廃させて置いて、代替発電はあなた達に任せますと主張するのであれば、それは「将来」の為に声を挙げているのでは無く、「現在」の自分の身を案じているだけだ。
原発の安全問題は「現在」抱える問題であり、電力の枯渇は「将来」抱えるだろう問題である。
日本国の「将来」の為ならば原発撤廃派は代替発電を明示しなければならず、それを他人任せにすると言うのであれば相当無責任な話だ。
まるでコストを抑える為に「将来」起きるかも知れない事故への安全対策を怠った東電の様に無責任である。
話は変わるが、技術と言うのは長く使えば使うほどノウハウを蓄積し、事故も少なくなり、信用も増し、コストが抑えられる傾向にある。
結果として現在の発電技術でそれらを満たすのは火力発電、水力発電、原子力発電だ。
風力発電は風力を動力とすると言う観点から水力並みに歴史ある技術であるが、風力の為に位置エネルギーを利用する水力ほど安定した動力を得られないと言う欠点がある。
その欠点を補填するのには設置数を増やすしかなく、設置数が増えるとメンテナンス等の費用が膨らみ、技術としては歴史があっても採算が取れないのが現実だ。
発電の技術としては水力発電ダムに取り付けてある発電機と同様のものだが、それを多数設置するのだから設置にもコストが掛かるのがイメージして戴けるだろう。
太陽光発電は皆さんも御存知の様に新しい技術である。
既存の発電技術に比べればノウハウの蓄積も相当少なく、技術先進日本国であれ普及が進んでいるとは言いがたい状態だ。
普及が進まなければ安定した大量生産も確立しておらず、筐体自体の販売価格がまだまだこなれて無く高価なきらいがある為、実は採算が取れない発電技術である。
日照時間(太陽が昇ってる時間)が長く1年中晴れていれば電力会社への電力販売で採算が取れるのだが、天候と言うのは人間が簡単にどうこう出来る現象でなく、販売電力にも限りが出てしまうのだ。
目下の課題は筐体の販売価格を下げる事であり、それを数年以内に出来るのか?と聞かれれば出来るわけがない。市場も技術も成熟していないのだから。
今回の問題で原発は不安の対象となり、原発を抜いて考えると代替発電は火力か水力かとなる。
火力発電は無論の事、大きなCO2発生源であり、昨今の石油高騰から火力発電所を大量に建設すれば、我々が購入するガソリンや灯油価格へ影響を及ぼす。
政府としても京都議定書の兼ね合いがあり、出来る限り火力発電への依存は避けたいところだろう。
水力発電での損失電力補填には多数のダム建設が必須。そうなれば沈んでしまう多くの森林や人々の多くの故郷が出てくるのは言うまでも無い。
話題となった八ツ場ダムにも発電用途の性格があったのだが、半分完成していて直ぐに再び着工し、完成出来そうな八ツ場ダムを政府が頼るのかは判断しかねる。
ちなみに八ツ場ダムの発電量は原発1基分より少し発電量が落ちるので過度な期待はしないようにお願いしたい。
さて、ここまで発電を語らせて戴いたが原発撤廃派は選んで貰いたい。
火力発電で国民全体が使用する燃料価格を高騰させるか、水力発電で自然破壊をし他人の故郷を奪うかをだ。
無論、これらで責められるのは事故を引き起こした東京電力と原発撤廃を進めた人々である。
ここまで話を進めていけば既に御理解戴けただろう、物事の利点と欠点に。
原発撤廃派はそれが正しい行いなのだと声を挙げたのだろうが、原発を撤廃させる事が正義なのでは無い。
原発撤廃派の多くは間違いなく日本国の将来を想い、子孫の為と声を挙げた筈だ。
正義はその子孫や他人を思いやる優しい感情であり、原発の撤廃が正義などでは無い事を認識して欲しい。
再び話を変えるが、自分は特に原発を推進せよと強く主張する立場には無い。
ここまで読んで戴いた方々には寝虎は原発推進派なのだと感じたかも知れないが、実はそうでは無い。
以前に書いたコラム「古いアナログ新しいデジタル」で自分は適材適所と語った。
この時はデジタルのGPSが使えない状況下に陥った時のバックアップとしてアナログの霧笛は存在価値があると自分は主張をしたのだ。
GPS等と言う万人が使えぬ技術を運用すべきでないと自分は語らなかったし、霧笛は万能でどんな状況下でもGPSより優れてるのだとも自分は語らなかった。
古いからと言って簡単に棄てる事無くバックアップを持つ事が大切なのだと言うのが主張だったのだ。
原発にこの主張を持ってくれば、原子力技術が悪などでは無く、安全対策を軽視する事こそが悪と言う主張になる。
だから、もし東電や政府が原発の安全対策を今後とも軽視すると言うのならば、ガソリン価格高騰させたり他人の故郷を沈めてでも原発は運用するなと自分は声を大にして主張しよう。
安全対策を軽視されるくらいであれば、ガソリン価格高騰して困窮した人々や故郷を失った人々からいくら罵声を浴びても自分はそれを受け入れる覚悟がある。
自分はそう言った覚悟と責任を持って主張をするが、原発撤廃派の皆さんは主張に覚悟と責任を持っているのだろうか?
代替発電に目もくれず原発撤廃だけを推し進める姿を見ると自分には皆さんが覚悟を持っている様に見えない。
東電と政府が今後の原発建造を含めた動きをどうするかは解らないが、原発を新しく建造するとなった時は軽々しく反対すべきでない。
執拗に原発建造反対運動をするくらいなら、これでも足りないんですか!と政府や電力会社が悲鳴を挙げるくらいに原発安全対策運動をした方が「将来」の為になると自分は感じる。
そしてこの記事を読んだ方々が将来のTV報道などで「安全対策レベルを上げろ!」と主張している運動家を観たら笑顔になるのではないだろうか?
自分はそう言うコラムを書く事が悪口を書くよりも好きなのである。
イオン北海道、手芸店を全道展開 家電売り場跡に
イオン北海道は2012年2月期に、手芸専門店を全道展開する。手芸分野の売上高を14年2月期までに従来の4倍にあたる約20億円に育てる。既存製品に一手間加えて自分だけの手作り品に仕立てられる手芸用品は需要が底堅く、消費者の節約志向にも合致する。整理・縮小を進める家電売り場跡などに据えることで収益面でのテコ入れにもつなげる。
手芸用品店「パンドラハウス」はイオングループが運営する専門店で布地やデコレーショングッズなどを販売している。客層は女性を中心に幅広い年齢層を想定しており、特に「高齢化で拡大するシニアマーケットに対応した品ぞろえにする」(植村忠規社長)。
イオン北海道では札幌平岡店(札幌市)が売り場面積約170平方メートルの小型店として昨年8月に初めて導入。現在は道内10店以上で運営している。厚岸店(厚岸町)、札幌西岡店(札幌市)を除く全道29店舗に今期中に拡大する。残る2店についても「来期以降の出店を検討する」(経営企画室)という。
昨年10月には釧路昭和店(釧路市)でAV(音響・映像)・大型家電売り場を縮小したあとのスペースに出店した。雑貨コーナーと組みあわせ、約500平方メートルの売り場を実験的に設置。趣味の手芸用品と、文具・食器などの生活雑貨のついで買いを促す売り場構成とした。
札幌平岡店のように専門店エリアに出店したり、釧路昭和店のようにほかのフロアと仕切らずに活用したりするなど、今後の出店方式は売り場面積を含めてそれぞれの店舗の状況に合わせる。フロアの一角を利用する場合は、不振のため縮小している大型家電売り場跡を有効活用する方針だ。
アイロン接着や縫い付けで手軽に装飾できるパッチなどの人気が高まっており、手芸品販売大手の「ユザワヤ」が店舗網を広げるなど、市場自体が成長している。「手芸用品の粗利率は4割以上と高いため、収益改善の効果も期待できる」(経営企画室)という側面もある。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E2E6E2E2958DE2E6E2E6E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2
手芸用品店「パンドラハウス」はイオングループが運営する専門店で布地やデコレーショングッズなどを販売している。客層は女性を中心に幅広い年齢層を想定しており、特に「高齢化で拡大するシニアマーケットに対応した品ぞろえにする」(植村忠規社長)。
イオン北海道では札幌平岡店(札幌市)が売り場面積約170平方メートルの小型店として昨年8月に初めて導入。現在は道内10店以上で運営している。厚岸店(厚岸町)、札幌西岡店(札幌市)を除く全道29店舗に今期中に拡大する。残る2店についても「来期以降の出店を検討する」(経営企画室)という。
昨年10月には釧路昭和店(釧路市)でAV(音響・映像)・大型家電売り場を縮小したあとのスペースに出店した。雑貨コーナーと組みあわせ、約500平方メートルの売り場を実験的に設置。趣味の手芸用品と、文具・食器などの生活雑貨のついで買いを促す売り場構成とした。
札幌平岡店のように専門店エリアに出店したり、釧路昭和店のようにほかのフロアと仕切らずに活用したりするなど、今後の出店方式は売り場面積を含めてそれぞれの店舗の状況に合わせる。フロアの一角を利用する場合は、不振のため縮小している大型家電売り場跡を有効活用する方針だ。
アイロン接着や縫い付けで手軽に装飾できるパッチなどの人気が高まっており、手芸品販売大手の「ユザワヤ」が店舗網を広げるなど、市場自体が成長している。「手芸用品の粗利率は4割以上と高いため、収益改善の効果も期待できる」(経営企画室)という側面もある。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E2E6E2E2958DE2E6E2E6E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2
茨城の野菜生産者応援/釧路のふたみ青果
福島第一原発の事故による風評被害で茨城県産野菜の出荷量が落ち込んでいることから、青果物卸売業のふたみ青果(本社釧路市、松本厚社長)は同県産野菜を大量に仕入れて5日から同社のグループ企業などで販売することにした。本来なら、この時期は同県産野菜が旬を迎えるころで同社は「安全は十分確認されている。新鮮な野菜を味わってほしい」としている
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110405/201104052.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110405/201104052.html