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住宅を無償提供/最長2年/釧路市

釧路市は東日本大震災の被災者を受け入れる支援本部を設置し、4日に市役所で第1回会議を開いた。この中で、被災者の生活費のつなぎ資金として、市が独自で1世帯当たり10万円を上限とする、被災者を対象とした貸付金制度を創設することが明らかになった。このほか、被災者を受け入れる住宅約250戸は、3カ月から最長2年の間、無償提供することを決定。また、申し込みから1週間程度で被災者が入居できるよう迅速な措置をとることを確認した。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110405/201104053.html

観光庁が支援/釧路湿原・阿寒摩周観光圏

地域資源を生かした滞在型旅行を企画し売り出すことを目的とする、観光庁の2011年度観光地域づくりプラットフォーム支援事業に、釧路市と弟子屈町を圏域とする釧路湿原・阿寒摩周観光圏が選ばれた。旅行市場と地元地域を結ぶ「ワンストップ窓口」の設立準備経費として11年度450万円の定額補助を受け、同年度内に旅行代理店機能と法人格を持った同観光圏「窓口」を設立し、道内外に地元の滞在型観光をアピールする。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110405/201104055.html

釧路市応急給水班第2陣が帰釧

東日本大震災の被災地を支援するため、仙台市に派遣されていた釧路市応急給水班第2陣の9人が帰釧し、4日、蝦名大也市長に現地の状況などを報告した。第2陣は市上下水道部職員3人と釧路市管工事業協同組合の加盟企業社員6人で構成。第1陣からの作業を引き継ぎ、3月26日から4月1日にかけ、仙台市の太白小学校と人来田小学校で給水活動を実施した。最終日は両校で水道復旧のめどがついたことから、越路2号公園に移動し、近隣のマンション約150世帯に1日5│10㌧の水を供給した。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110405/201104051.html

釧路MOO 笑顔戻った 25日ぶり営業再開

【釧路】東日本大震災の津波被害で休業中だった釧路市中心部の観光商業施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」が5日、25日ぶりに営業を再開し、物販・飲食のテナント35店が復活を待ちわびた多くの買い物客でにぎわった。

MOOは3月11日、釧路川からあふれた津波が館内に流入して地下の電気室やボイラー室が水没し、臨時休業を余儀なくされた。破損した受電設備などを取り換えるため、完全復旧まで3カ月以上かかる見通しだが、仮設備で電気を復旧させ、営業再開にこぎ着けた。

10日までは売り上げの一部を東日本大震災の被災地の義援金に充てるセールなどを実施している。MOOを管理運営する釧路河畔開発公社の中野喜久雄社長は「少しずつ、にぎやかさと力を取り戻し、被災地にもエネルギーを送りたい」と話していた。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/283725.html

MOOあす営業再開/釧路

東日本大震災で津波の被害を受け、休業していた幣舞橋たもとの釧路フィッシャーマンズワーフMOOは、5日午前10時から営業を再開する。10日までの6日間「MOO復活&東日本大震災支援事業」として、1階特設会場で、各店で買ったレシート持参者に野菜や飲料水などを原価提供する。同施設は、津波の影響で1階部分が約15㌢、電気系統の設備が集中する地下室が約90㌢ほど浸水し、全館で電気、水道が不能となり、3月12日から臨時休業を余儀なくされていた。ヘドロで埋め尽くされた駐車場の舗装も整い営業を再開する。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110404/201104041.html

フリマで被災地応援/鶴居村

鶴居村観光協会とふるさとまつり実行委員会は3日、総合センターで、東日本大震災被災地支援「むらびとフリーマーケット」を開いた。村内外から訪れた人らは品物を買い求めるだけでなく、義援金箱にお金を入れたり、応援メッセージを書くなど、精力的に協力していた。東日本大震災の発生を受け、早急に対応できる被災者支援活動として初めて実施。出店者を公募した結果、村内のみならず釧路市内からも賛同者が集まり、個人、団体が17のコーナーを構えた。野菜や漬物、子ども服、絵本、アクセサリー、木工品、ケーキ、ポストカードなど、さまざまな商品を取り扱う店舗が軒を連ね、にぎわいをみせた。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110404/201104044.html

歳入増へ製氷車に広告/釧路

釧路市教委は、釧路市内の公共アイスホッケー場とスピードスケート場で使用している整氷車の車体に広告を掲載してもらう取り組みを行うこととなり、1日から募集を始めた。歳入増につなげようと市内のスポーツ施設では初めて行うもの。市教委は湿原の風アリーナ釧路などスポーツ施設のネーミングライツ(施設命名権)の販売も視野に置き、今後も安定した収益確保の在り方を検討していく方針だ。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110404/201104045.html

今冬の釧根は暖冬小雪/釧路地方気象台

釧路市の1月-3月までの総降水量は27㍉と、この3カ月間の平年総降水量132・1㍉を大きく下回る少雪を記録した。また、今冬の釧路・根室地方は、西高東低のいわゆる冬型の気圧配置が長続きせず、気温は平年より高めに経過し、3年連続の暖冬となった。釧路地方気象台では「1月は寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が続いたが、12月と2―3月は冬型が持続しなかったため、全体では高温少雪の冬だった」と分析している。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110404/201104043.html

陸上競技場オープン/釧路市内

釧路市内の屋外スポーツ施設のトップを切って1日、釧路市民陸上競技場が今季の営業を開始した。競技場にはオープンを待ちわびた高校生や中学生が、トラックの感触を確かめるようにさっそうと駆け抜けていた。オープン最初の週末となった3日、例年通り中標津高校が合宿を行ったほか、各高校、中学から多くの選手が来場。時折、肌寒い風が吹く中、選手らは約5カ月ぶりとなる屋外での走り込みに汗を流していた。釧路市内では今後、各スポーツ施設が相次ぎオープン、5月1日からは市民球場やサッカー場などの営業も始まり、本格的な球春シーズンを迎える。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110404/201104042.html

地域発展支えた釧路川紹介 釧路

【釧路】釧路地域の発展に大きな役割を果たしてきた釧路川を書籍やパネルで紹介する資料展「釧路川 川とともに生きる暮らし」が、6月30日まで市立釧路図書館(釧路市幣舞町)で開かれている。

釧路開建が1984年に発行し、普段は閉架書庫に保管している釧路川の写真集を含む同図書館の所蔵書籍やパネル、古い写真などを展示している。

硫黄や木材を積み出して釧路港まで輸送した水上物流としての役割や、度重なる洪水に対応して岩保木水門(釧路町)から新釧路川へ分流した治水事業の歩み、釧路川に生息する動植物などを紹介している。

同図書館は「釧路川とともに発展した釧路地域の歴史に触れてほしい」と話している。入場無料。祝日を除く月曜休館。(浦崎竜馬)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/283396.html