釧路MOO 笑顔戻った 25日ぶり営業再開 | くしろぐ

釧路MOO 笑顔戻った 25日ぶり営業再開

【釧路】東日本大震災の津波被害で休業中だった釧路市中心部の観光商業施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」が5日、25日ぶりに営業を再開し、物販・飲食のテナント35店が復活を待ちわびた多くの買い物客でにぎわった。

MOOは3月11日、釧路川からあふれた津波が館内に流入して地下の電気室やボイラー室が水没し、臨時休業を余儀なくされた。破損した受電設備などを取り換えるため、完全復旧まで3カ月以上かかる見通しだが、仮設備で電気を復旧させ、営業再開にこぎ着けた。

10日までは売り上げの一部を東日本大震災の被災地の義援金に充てるセールなどを実施している。MOOを管理運営する釧路河畔開発公社の中野喜久雄社長は「少しずつ、にぎやかさと力を取り戻し、被災地にもエネルギーを送りたい」と話していた。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/283725.html