釧路MOO再開 被災地応援企画 | くしろぐ

釧路MOO再開 被災地応援企画

■津波被害で休業

東日本大震災の津波被害で営業を休止していた釧路市の観光複合施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」(同市錦町2丁目)が5日、テナントの土産物店などの営業を再開、にぎわいが戻った。

釧路川沿いのMOOは津波で地下の電気設備が水につかり全館で停電。当初は復旧まで3、4カ月かかる見込みだったが、代替の電気設備を設置するなどして早期再開にこぎつけた。

この日は海産物店では「復活祝い」として一部商品を特売、青果店では原発事故による風評被害への支援として茨城県産の野菜を並べた。特設コーナーでは各店のレシート金額の5%分を東北地方に送る募金箱などが置かれ、レシート持参の客には野菜や飲料水が原価販売された。

海産物店主の高橋敏光さん(59)は「予想以上の早い再開でみんなが生き生きしてきた。早く活気を取り戻し、釧路から東北を元気づけられるようにしたい」と話した。

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104060003