豚コレラ 2億円余で野生のイノシシ捕獲など対策強化へ~台湾に持ち込みの肉製品、豚コレラ陽性相次ぐ | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。おさまらないようなので急遽取り上げます。
 
去年のものですが・・・。「岐阜の豚コレラ ウイルスは海外から侵入か」、「アフリカ豚コレラ検出 中国から搬入のソーセージ 新千歳空港」、「豚コレラ拡大 打つ手なく悲鳴」より。
 
上記には、豚コレラとアフリカ豚コレラについての疫学等の参考情報を載せてあります。
 
豚コレラ 愛知 大阪 長野 滋賀 岐阜の5府県に拡大」、「豚コレラ 「岐阜県すべての養豚場に職員派遣 対策強化」~アフリカ豚コレラ 春節に合わせ水際対策」より。
 
報道のまとめ、「豚コレラ2019:NHKニュースのまとめ:その1」、「豚コレラ2019:NHKニュースのまとめ:その2」、「豚コレラ2019:NHKニュースのまとめ:その3(+3):追記あり。)」、「豚コレラ2019:NHKニュースのまとめ:その4(+1)」より。

 

台湾が大変になっているようなので、急遽取り上げます。

 

まずは国内より。

 

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豚コレラ 2億円余で野生のイノシシ捕獲など対策強化へ
2019年2月12日 11時48分 NHK

ブタの伝染病の豚コレラが拡大している原因の一つと見られている野生のイノシシを捕獲するなどの対策を、農林水産省は交付金2億円余りを確保して強化することになりました。
 
豚コレラは26年間、国内で確認されていませんでしたが、去年9月から岐阜県で発生が続き、今月6日には愛知県や大阪府など5つの府県に拡大しました。
 
岐阜県と愛知県では、今月8日までにウイルスに感染した野生のイノシシが140頭確認されていて、感染が拡大している原因の一つと見られています。
 
農林水産省は愛知県や岐阜県に交付金として3000万円を追加して、仕掛けるわなを増やすなどして野生のイノシシの捕獲に力を入れるとともに、新たに1億8000万円を交付してイノシシの移動を制限する柵の設置を進めるなど、合わせて2億1000万円を確保してイノシシ対策を強化することになりました。
 
また、農林水産省は発生が確認された養豚場の防疫措置の完了を急いでいて、まだ終わっていない大阪府には加熱処理をする装置を貸し出して、殺処分をしたブタの処理や消毒などを今月15日までに終えたいとしています。
 
さらに、農林水産省では発生した養豚場と同じと畜場を使用していた飼育施設など11の府県の181の養豚場などについて、感染が起きないか監視を続けていて、現時点で異常はないということです。
 
■対策に万全 期したい」
 
吉川農林水産大臣は、12日の閣議のあと記者団に対し、豚コレラの感染拡大の原因とみられている野生のイノシシの捕獲に充てる交付金を増やすなどして、対策に万全を期す考えを示しました。
 
具体的には、愛知県と岐阜県に交付金として3000万円を追加して仕掛けるわなを増やすなど、野生のイノシシの捕獲に力を入れるとともに、新たに1億8000万円を交付してイノシシの移動を制限する柵の設置を進めるなど、合わせて2億1000万円を確保してイノシシ対策を強化するとしています。
 
吉川農林水産大臣は「国会審議の中でもしっかり対応してほしいという要請があった。対策に万全を期したい」と述べました。
 
一方、豚コレラによる豚肉の価格への影響については、「今回の発生に伴う殺処分は1万6000頭で、全国で飼育している豚の0.2%になる。今のところ需給や価格への影響は生じていないと考えているが、今後の価格動向を注視したい」と述べ、今の段階では影響は限られるという認識を示しました。
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山内一也元教授が第一線でウイルスの侵入の経路を調べていただけると安心なのですが、既にご高齢ですし、BSEの時のように、そう頼ってばかりではられませんよね・・・。(BSEの場合は、餌からの侵入でした)

 

対策強化は、どうかご厳密に対処をお願いいたします。

 

もし、捕獲されたイノシシが殺処分となれば、供養の作業がまた続きます・・・(汗;)

 

さて、さらに深刻なのが台湾・・・というよりも、中国です。

 

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台湾に持ち込みの肉製品、豚コレラ陽性相次ぐ 農業委、中国に周知徹底要請
2/11(月) 17:26配信 フォーカス台湾

(台北 11日 中央社)行政院(内閣)農業委員会は、中国から持ち込まれた豚肉加工品からアフリカ豚コレラの陽性反応が相次いで確認されているとして、肉製品を海外に持ち出さないよう人々への周知を徹底することを中国側に要請した。感染状況に関する情報提供も中国に呼び掛けている。
 
同委員会は、中国当局が感染について制御できていると対外的にアピールしていることに触れ、その一方で中国の複数の省の豚肉加工品からアフリカ豚コレラの陽性反応が出ていると指摘。台湾に持ち込まれた豚肉製品から陽性が確認された件数はすでに20件に上っており、その頻度は高まっているとし、中国の対外発表と実際の状況の間には大きな落差があるとの見方を示した。
 
中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)は3日、民進党当局がアフリカ豚コレラ対策を政治利用していると批判。これについて同委員会は、中国が現実と向き合わず、有効な方法で感染を制御できていないと遺憾の意を表明。このような行動は周辺の国や世界の養豚業の脅威となるとの立場を示した。
 
中国で猛威を振るっているアフリカ豚コレラの侵入を阻止しようと台湾は対策強化に力を注いでいる。桃園国際空港では中国、香港、マカオから台湾に到着した旅客を対象に手荷物検査を実施。先月25日からはアフリカ豚コレラの発生国・地域から豚肉製品を持ち込んだ外国人が過料の支払いを拒んだ場合、入境禁止とする措置を取っている。
(編集:楊千慧)
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アフリカ豚コレラについて - 農林水産省ホームページ

より

中国におけるアフリカ豚コレラの発生について

 

んー・・・。封鎖が解除されているとここが多いとはいえ、感染が多すぎす。これじゃ、終結したとは言えないでしょう。これも、漏れなく、昨日ご供養を終えました。

 

では、次に、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。

 

 

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