豚コレラ拡大 打つ手なく悲鳴 | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

取り急ぎです。

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。おさまらないようなので急遽取り上げます。

 

岐阜の豚コレラ ウイルスは海外から侵入か」より。

 

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農家「打つ手ない」 豚コレラ、大規模被害に衝撃
12/26(水) 9:31配信 岐阜新聞Web

 岐阜県関市の養豚場で25日、県内の飼育施設で6例目となる豚コレラの発生が確認された。1例目に続く民間農場での感染に、養豚業者からは「気が気でない」「打つ手がない」と悲鳴が上がる。豚コレラ対応では今回初めて自衛隊も派遣され、農場は物々しい雰囲気に包まれた。防疫措置は年末年始も行われる見通しで、職員らの疲労を不安視する声も出ている。
 
 「感染を阻止する方法が分からない」。新たに豚コレラの感染が確認された関市の養豚場は約7800頭を飼育。県内有数の規模で防疫態勢も万全だったとみられただけに、養豚業界には不安の声が広がった。
 
 恵那市で4千頭余りを飼育する業者の男性(65)は「防護柵を設置し万全を期しているが、気が気でない」と心境を吐露した。市内の同業者にワクチン接種について考えを聞いたところ、ほとんどが賛成だったという。「接種するかしないかの判断を早くしてほしい」と注文を付けた。
 
 高山市で約3千頭の豚を飼う養豚業者の男性社員(27)も今回の感染に「気持ちの整理がつかない」と頭を抱える。「防疫を指導する立場の県の施設で発生し、極め付きが今日の事態。行政は何とか拡大を食い止めてほしい」と切実だ。
 
 別の養豚場を経営する男性は「出荷を何日も止めている間に、豚が成長しすぎて規格外になり価格が下がる。皆だいぶ損失が出ていると思う」と指摘した。
 
 JAめぐみのの担当者は「取引先の畜産農家から『柵などの対策を取っているが、鳥などに媒介されたら打つ手がない。感染経路が分からないので不安』という話を聞く。県産豚肉に対する風評被害も気になる」と語る。
 
 関市農林課の担当者は「(豚コレラが発生した畜産業者は)県のブランド豚を飼育しており、市にとっても痛手」とした上で「事業再開の際には、支援策を考えたい」と語った。
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ます、対策法として・・・。
どなた様も上記をよく熟読くださいませ。
 
鳥インフルもそうですが、豚コレラも行政だけでは対応できず、県民全体で、協力して徹しなければ感染被害は相次ぎます。
 
宮崎にいたころは、県も市町村も県民も一体となって、防御しましたよ。
 
殺処分される豚は1例目の550頭をはるかに上回る7800頭以上といいます。
 
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岐阜県関市の豚コレラ6例目感染で流通への影響を懸念
12/26(水) 8:20配信 CBCテレビ

 岐阜県関市の養豚場で豚コレラの感染が確認され、関係者からは流通への影響を懸念する声が上がっています。
 
 関市肥田瀬の養豚場では25日、豚コレラの感染が確認されました。
 
 ことし9月以降、岐阜県内の飼育施設で感染が確認されるのは6例目ですが、殺処分される豚は、これまでで最も多かった1例目のおよそ550頭をはるかに上回る7800頭以上にのぼります。
 
 岐阜市の卸売市場によりますと、この市場に1年間に出回る豚の15%ほどが今回の養豚場のものだと言うことで、関係者からは流通への影響を懸念する声が上がっています。
 
 「絶対数が減ればその分相場が上がる心配」「感染が拡大しない対策をとってもらいたい」(JA関係者)
 
 さらに、この養豚場は、岐阜県のブランド豚「飛騨けんとん・美濃けんとん」のおよそ半数を生産していることから、岐阜市の精肉店は「けんとんがなくなったら困ったなと思いますけど、半分はいるという話なのでなんとかしのぎたい」と不安を隠せません。
 
 この店では年末年始用の仕入れはすでに終えていて、「現時点で価格への影響はない」と話していますが、大規模な殺処分に関係者の懸念は続きそうです。
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農水省は野生イノシシへのワクチン接種の検討を開始
 
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野生イノシシに経口ワクチン検討 豚コレラ拡大で農水省
12/25(火) 22:41配信

 岐阜県や愛知県で豚コレラウイルスが確認されていることを受けて、農林水産省は、野生イノシシがウイルスを広めている恐れがあるとして、欧州の事例を参考に、野生イノシシへのワクチン経口接種について検討を始めた。
 
 同省によると、ドイツ(2005~12年)やフランス(04~10年)などでは、野生イノシシが好む香りのするワクチン入りのえさを土中に埋め、食べさせて感染を防ごうとした事例があるという。飼育動物のような注射が困難なため、イノシシの習性を生かしてワクチンを広める方法だ。
 
 野生イノシシの感染拡大を食い止めることで、養豚場の豚などへの感染リスクを下げる狙いがある。
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とあるんですがね・・・。下記のような対応じゃダメでしょう。
 
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豚コレラ、死後処理を岐阜県が問題視 ふん置き場に放置
有料会員限定記事
板倉吉延、室田賢 2018年9月11日22時16分
 
 豚(とん)コレラが発生した岐阜市の養豚場について、死んだ後の豚の処理方法などが法律に違反している可能性があるとして、岐阜県が経緯を調べている。行政処分も視野に入れているという。
 
県や農林水産省の調査によると、この養豚場で3日に1頭が急死し、豚コレラの疑いが判明した7日までに約80頭の豚が死んだ可能性があるという。死んだ豚は豚舎内やふんの置き場など敷地内に置かれたままで、死んだ豚の一部はふんなどにまぜられ、7日に堆肥(たいひ)用として搬出されていたという。
 
 また、養豚場からは県に大量死の報告はなかった。県によると、5日には豚9頭が出荷されていたという。
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上記は有料会員でなければ読めません。
 
というわけで、相手はウイルスですので、官民一体となり、防御できるよう、心から祈ります。
 
厄介な、アフリカ豚コレラじゃなくて良かったですね。
 
取り急ぎですが、急遽取り上げました。
 
 
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