ガハハワーママまでの道のり 転職編
いけのカエルです。
今回からは退職準備について書いていきます。
書き始めからすでに長文になる予感なので、
前編「退職の申し出をするタイミングの決め方」
後編「退職の交渉を有利に進めるコツ」
に分けてシェアしますね!
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では早速。
退職の申し出を今働いている会社にするタイミング、
迷いますよね。
私自身も初めて転職活動をした時、
・(今の職場に)黙って活動するの後ろめたいから「辞めます」って先に言うべき?
・仕事忙しいから辞めるって言ってからじゃないと活動しにくいかも。
・でも良い転職先見つからなかったら無職になるし…。(無限ループ)
なんて自分の頭の中で板挟みになって苦しんでいる時期がありました。
退職の申し出をするタイミングについては、
仕事や家庭の状況や職場環境など人それぞれなので
正解があるわけではありませんが、
多くの場合、最も自分にとってのリスクが少なく、かつ、
現在の職場にとっても負担少なくのタイミング、それが
転職先の内定を承諾したらなるべく早めに
です。
理由について説明しますね。
1.承諾前の退職申し出はちょっと待って!
転職先企業から内定がもらえて、喜び勇んで今の職場に「もう辞めます!!」
言いたい気持ちはよく分かります。
でも、一般的には内定の承諾意思をあなたが企業に伝えて初めて、
その雇用契約が成立することになります。
まだ承諾の返事をしていない時点では、雇用契約を締結していないという認識の下で、
企業側の諸事情などで内定が取り消しとなるリスクも残っています。
こうなった場合、内定先がない状態で退職の話だけが進んで無職になってしまう…。
なんていうことにもなりかねないですよね。
逆に承諾の意思表明をした後であれば、契約成立となるため、
企業としても簡単に内定を取り消すことはできません。
必ず内定の承諾を自身がして、入社日なども確認した状態で
今の職場の上司には退職の意思を伝えましょう。
2.1日でも早く退職を申し出ると自分も職場もハッピー!
内定の承諾をして転職先は決まったものの、今の会社に退職の話をするのは気が重くて、
「やっぱり来週にしよう!」「今週は上司が忙しそうだから…」
と先延ばしにしたくなる気持ち。
これもよ~くわかります。
でも、先延ばしにしている間ってどんな気持ちですか?
ずっと「やらなきゃ」と思っている夏休みの宿題を8月末ギリギリまで引っ張っている状態。
この間って、楽しいことをしていても、好きな人と一緒に過ごしていても、
なにか心に引っかかって十分に楽しめない…。
これ、申し出る前の憂鬱感と申し出た後の爽快感
冷静に比較してください。
伝えてしまえば、その瞬間は気まずくても、
確実に話は社内に伝わっていって、
業務の引き継ぎの話がしやすくなったり、
新しいプロジェクトなどの仕事は振られずに済んだり。
スケジュール的にも業務量的にも手放せるものが増えていって、
どんどん自分に余裕ができてくるんですよね。
そうして早めに引き継ぎが終われば、
「あの仕事の引き継ぎ、中途半端になっちゃった…」
という罪悪感もなく、
スッキリと次の会社への入社準備ができたり、
早めに有給消化に入って、今まで頑張った自分にご褒美旅行
なんてこともできるかもしれません。
また、真面目で責任感が強い人ほど、
「ギリギリまで退職の話はせずに頑張らなきゃ」
と思っていたりするものです。
でも、早めに退職の申し出をすることは、
職場にとっても有難いんですね。
実は、退職の申し出をあなたがすると、上司をはじめ職場の人たちが
すべきことは盛りだくさん。
新しい後任人員を社内/社外から探してくる(異動/採用)
後任人員の育成計画を立てる
引き継ぎマニュアルの整備 などなど
これらは組織全体、場合によっては採用など社外も巻き込んで動く必要が
あるので、1日でも早く動き出せることが職場にとっても大事なんです。
だからこそ、
退職の申し出は自分の中に留めておく期間は最小限に、
早め早めに伝えていくことをオススメします。
3. 就業規則の確認も忘れずに!
最後に、退職を申し出るタイミングを決める前に、
必ず就業規則や労働契約を確認しましょう。
会社によっては、退職の申し出をする時期が明確に定められている場合があります。
一般的には1か月前などとしている会社が多いようですが、
無期雇用派遣など派遣先との契約も絡んでくる働き方をしている場合は、
さらに前倒しでの申し出を規則として決めている場合もあります。
ちなみに法律(民法第627条)上では2週間前の申し出で退職が有効となりますが、
会社の規定に従うことが円満退職の鍵となるので、
ここは押さえておきましょうね。
など、退職については一人で悩みがちですよね。
でも、まずは基本のタイミングを知って、自分はどうするか?
を決めていきましょうね!
次回は、9.現職の退職準備(後編)
退職の交渉を有利に進めるコツ
について書いていきます。
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