ガハハワーママまでの道のり 転職編![スター](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/661.png)
いけのカエルです。
前編に引き続き、
「応募書類」の書き方についてお話します。
「企業の採用担当者に読ませること」
これが応募書類作成で一番大事なポイントでしたね。
今回は自己PRの書き方についてです。
(今回もノリノリで熱く書いていたらあっという間に長文に
なってしまったので、志望動機については後編②で書きます。)
-
応募書類の準備 (←前回までの記事はこちら)
-
求人応募
-
面接準備
-
面接・選考に参加
-
内定獲得
-
現職の退職準備
-
新しい職場の準備
*******************
応募書類を作り出して、ピタッと手が止まり、
頭を抱え始めるのが…
そう、自己PRと志望動機です。
私も初めて転職活動をした時にこの二つが書き進められなくて、
「やっぱり今は転職しない方がいいかも?
(だって自己PRも志望動機も思いつかないんだもん…)」
と、謎の自己納得をして何度も活動を中断していました。
そんな苦い経験を重ねながら、
「このルールに当てはめれば誰でも書ける」
そんな魔法の法則はないだろうかと探して…
とうとう見つけました!!
それが…
STARメソッド
と呼ばれるものです。
これは特に自己PRを書く時にこの法則に当てはめるだけで、
「アピールできることなんてない…」という悩みが吹き飛ぶ法則なので
詳しく説明しますね。
2.自己PRはこれに当てはめるだけ! 魔法の法則「STARメソッド」
STARメソッドとは?
STARメソッドは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字を取ったものです。
このフレームワークを使って、論理的かつ具体的に自分の経験、強みをアピールすることができるようになります。
本来は面接官が求職者に対して質問を掘り下げる時に使う「行動面接(※)」のメソッドですが、つまりそれは面接官が知りたい情報であるということ。であれば、先回りして書類に書いておいたらいいじゃん⁉
ということで、私自身も自分の自己PR作りをこのメソッドに当てはめて作っていました。
※行動面接の考え方は、過去の行動が将来のパフォーマンスを予測するのに最適であるという理論に基づいている。
<STARメソッドの使い方>
-
Situation(状況)
- まず、どのような状況や背景でその出来事が起きたのかを説明します。例えば、「前職で新規プロジェクトのリーダーを任されたとき...」など。
-
Task(課題)
- 次に、その状況で自分が直面した課題や目標を明確にします。「プロジェクトの期限内完了とチームの効率的な管理が求められました」など。
-
Action(行動)
- 具体的にどのような行動を取ったのかを詳細に説明します。「私はまず、チームメンバーとの役割分担を明確にし、定期的な進捗会議を設定しました」など。
-
Result(結果)
- 最後に、その行動の結果として何を達成したのかを示します。「結果として、プロジェクトは予定より1週間早く完了し、顧客から高評価を得ました」など。
これをいきなり文章で書こうとすると難しいので、以下の流れで書いていきます。
*******************
①まずは紙(あるいはWord)に「S・T・A・R」と箇条書きを作る。
②それぞれの項目を埋めていく。この時、どのエピソードを使うか判断するには、「その経験をこれからの仕事で活かしたいか」「今までの会社員生活を振り返って特に印象に残っているか」の二つで選ぶことが大事です。
③箇条書きした事実から、自分にはどのような強み、経験、知識があるか(=アピールポイント)を最後に書く。
<例>
・S:前職で急な退職者が出て、後任として業務を引き継ぐことになった。
・T:マニュアルなどが整備されておらず、引き継ぎに膨大な時間を要した。
・A:この経験から所属部署のマニュアル整備を進めることを上司に提案し、指示だしやフォーマット作成を担当した。
・R:この結果、社員の退職、異動、急な休みなどにもマニュアルに沿って部全体でカバーすることができるようになった。
アピールポイント
⇒俗人化していた業務ノウハウを部署全体に共有する仕組みづくりをすることで組織のレベル向上に貢献した経験がある。
④最後に箇条書きしたものを、文章でつなぎ合わせていくことで、あなたが実際に体験した事実に基づいたオリジナリティ&リアリティ抜群の自己PRが完成します。
*******************
いきなり白紙のところに自己PRを書こうとすると、手も思考もストップしてしまうと思います。
でも、STARメソッドに当てはめれば、本当に誰でもエピソードが必ずあるはずです。
「そんな大したことしてないし…」
と思い悩まなくて大丈夫です。
例えば、入社2年目くらいの若手の人であれば、
「同じミスを繰り返さないように○○という行動をした結果、ミスの発生率を改善できた!」
成功体験やアピールできる成果・結果が見当たらないという人であれば、
「▲▲という失敗をした経験から◇◇を学び、自分の教訓にするだけでなく、新人の子にも失敗談を教えてあげた」
というような内容こそがアピールになるんです。
下手に「コミュニケーション能力が高いです」と抽象度の高い自己PRをするよりも、実際の行動に基づいたエピソードを伝えることで、面接官からも「もっとこの人の話を聞いてみたい」と興味を持ってもらえる可能性も飛躍的に上がりますよ!
今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました!
次回は
応募書類の書き方のコツ 後編②
ということで、志望動機の書き方についてです。