母のグループホーム入居に伴い、同居していた姉(知的障害アリ)のグループホームを探し始めました。姉は53歳なので介護保険ではなく、障害者福祉サービスでの施設探しです。







<ここまでの流れ>


1.グループホーム見学/2.体験入居の申請と日程/3.準備と予行練習/4.いざ!体験入居/5.体験2日目/6.3日目、姉の血圧上昇/7.ホームシック/8.GHから作業所へバス出勤/9.体験入居の振り返り/10.担当相談員の意外な提案/11.悪意解釈/12.サビ管の言葉/13.ズル技発動/14.申し込み/15.書類一式の用意/16.判定まで1ヶ月、入居まで2日⁈/17.急な引越し手配/18.無事に荷物入れ完了!/19. 契約、そして入居(終)











入居契約は、母の施設の時と概ね同じでした。まずは私が姉の身元保証人となり、支払いや、何かあった場合の対応を迅速にする。という内容の書類に住所・電話番号を記入し、署名捺印。






続けて利用料の支払い(引落)口座の書類を記入。引落しはグループホーム指定の地元銀行で わざわざこの為に姉口座を作りました。姉の障害者年金の振込先も、この口座へ変更済み。もしも、私に何かあっても支払いが滞らないように、年金口座から利用料が引き落とされる専用口座にしました。






そしてグループホームの職員さんが説明して下さる重要事項を姉と私がひたすら聞く。






契約書類に署名捺印する段階になって、当然私がするものと思っていたら、「サインは○○さん(姉)に」と職員さん。入居するのは姉なので、当前と言えば当前なのですが。






でも私、ハッとしました。“契約とか難しい事は姉には出来ない” と勝手に思い込んでいたので。緊張した面持ちで署名捺印する姉の姿に、守ってあげているつもりが、逆に姉の可能性を塞いでたのかも知れないな…。と。






そんなこんなで無事に契約完了〜。姉はそのまま職員さんと一緒にグループホームに残り、私だけ施設を出る形に。とは言え、姉のパジャマをすぐに届ける必要があったので、また後でね〜!と別れようとしました。






ところが姉は「パジャマは明日で良いよ」「明日持ってきて」と、何故か明日の受け渡しを希望してきます。今夜どうするの?服のまま寝るの?パジャマで寝て欲しいから、この後すぐ持ってくるよ。私が押し切ろうとすると、「じゃあ明日バスに来ないの?」と姉。






体験入居の時にバスで乗り合わせて作業所へ通ったように、明日もバスに乗って来て欲しいと言うのです。明日は用事があるから私はバスに乗らないよ。と答えると、姉は不満そうな表情でした。






その顔を見て、パジャマを明日もってこいと言ったのは、もしかして私に会う口実なのかな?と感じました。その後、パジャマを届けるために施設の外まで再訪した際、姉は何も言わなかったので本心は分からないけど。






もっと感傷的になると思ってたので呆気ないくらいでしたが、こうして姉は2024年4月末に無事にグループホームへ入居いたしました。











終わり方が中途半端ですが、実際こんなものです。グループホームに入れば何もかもが完了するのではなく、ただ1つの通過点をようやく通ったまでの事。いや、むしろ通過点ですらなくスタート地点なのかも。






現在は、グループホームに入って約2週間。姉、頑張ってます!それでも色々ありますが、ひとまずこの[グループホームに入るまで]の報告は以上です。






ありがとうございました。