母のグループホーム入居に伴い、同居していた姉(知的障害アリ)のグループホームを探し始めました。姉は53歳なので介護保険ではなく、障害者福祉サービスでの施設探しです。






<ここまでの流れ>


1.グループホーム見学

2.体験入居の申請と日程

3.準備と予行練習

4.いざ!体験入居

5.体験2日目

6.3日目、姉の血圧上昇














<5泊6日の内容>


1日目
体験開始
グループホームの説明と契約


2日目〜3日目
作業所休み
部屋でリラックスしたり
食事、お風呂、洗濯など
グループホームの暮らしを体験


4日目〜5日目
作業所アリ
バス通勤と作業所での仕事
グループホーム生活の両立


6日目
体験終了
振り返り








体験入居3日目、姉の血圧が上昇したのは日当たりが良すぎて室温が高いせいではないか?となり、急遽窓や扉を開けて固定し、風を通すように職員さんに対応して頂きました。






でもその後も血圧は下がらなかったので、本当に室温のせいだったのかは不明。おそらく緊張感も影響してたのかな?と。






その日の夜、テレビ電話で「いよいよ明日はグループホームから作業所へ出勤する日だね〜」と何気なく話をしていたら、急に泣き始めた姉。







どうやらホームシックになったようで、画面の向こうで淋しい、会いたい」と泣かれるとツラい。私も込み上げて来るものを堪えきれず、姉妹で泣きベソしていまいました。






妹の私が泣くと、姉は自分がお姉ちゃんだからしっかりしなくちゃ!と思うのか、私に向かって「泣かないで」と励ましてくるではありませんか。いや待ってくれ、最初に泣いたのはソッチでしょ?(笑)






姉の大好きな母親は認知症で施設に入ってしまい、昔のように甘えることが出来ない。残った家族は県外住まいの妹だけ。だから自分はグループホームで暮らさなきゃ。と、遠慮して我慢してる事も多いはず。






そんな姉の事を思うと不憫で、甲斐性の無い自分が情けなくて。テレビ電話を終えた後もひとしきり泣きました。






姉は本当にグループホーム生活ができるのだろうか?いつか1人になるかもしれない人生に、姉は打ち勝つ事ができるだろうか?淋しいと涙を見せる(私以外の)相手が今後できるだろうか?姉の事を心配してくれる誰かが現れるだろうか?






不安や心配で一杯になった夜でした。











一夜明けた4日目は、いよいよ作業所への出勤日!グループホームから作業所まで、慣れない路線バスに乗って45分間も移動します。






体験入居の前にバスの練習はしたけれど、居眠りしてしまう問題と、おトイレが近い問題で気が気ではありません。






つづく