母のグループホーム入居に伴い、同居していた姉(知的障害アリ)のグループホームを探し始めました。姉は53歳なので介護保険ではなく、障害者福祉サービスでの施設探しです。






<ここまでの流れ>


1.グループホーム見学

2.体験入居の申請と日程

3.準備と予行練習

4.いざ!体験入居














<5泊6日の内容>


1日目
体験開始
グループホームの説明と契約


2日目〜3日目
作業所休み
部屋でリラックスしたり
食事、お風呂、洗濯など
グループホームの暮らしを体験


4日目〜5日目
作業所アリ
バス通勤と作業所での仕事
グループホーム生活の両立


6日目
体験終了
振り返り








順調な滑り出しを見せた5泊6日の体験入居でしたが、2日目になって雲行きが怪しくなって来ました。





朝のテレビ電話で、今日もお互いに頑張ろうねと話していると、不意に姉が目を拭う姿が。(もしかして泣いてる?)スマホ画面ではハッキリ見えなかったけれど、目がウルウルしているように見えました。





でも姉は、寂しいとか体験を辞めたいとは言いません。こちらから、困ってる事は無いか尋ねても「大丈夫」と答えるだけ。





姉なりに私に迷惑をかけまいと我慢してくれているのだと思うと、切なくなりました。





体験2〜3日目は作業所が休みなので、グループホーム内でゆっくり日常生活を体験することになっています。




とは言え、食事・お風呂・洗濯以外は殆どする事が無く。姉は暇を持て余して、敷地内を散歩したり、スマホゲームをして過ごしている様子。





周辺には田畑山しかなく、最寄りのコンビニまで徒歩30分。さらに姉は土地勘の無い場所では方向音痴なので、気晴らしにお出かけするのは難しい。





自宅にいれば日課の5,000歩を歩いたり、近所のスーパーへの買い物、お弁当屋さんでお昼ご飯、ポケモンGOのポケストップを回しに行くetc.etc. お出かけできる環境はあります。(それをせずにゴロゴロする事も多いけど)。






いつでも出かけられる環境があるのと、それが難しいグループホームとでは、気持ちの余裕がかなり違って来ます。少なくとも、体験入居中はお出かけ環境の無い生活が丸々2日半続くので、姉的にもしんどかったと思います。






姉が作業所へ通うのは月〜木曜日。それ以外の金土日はお休み。実家暮らしなら、前述した通り休みの日に外出できるので、時間を持て余さず、このままのシフトでも良いと思うのです。






でも、将来グループホーム暮らしになったら(まだ決まってないけど)、三連休だと時間を持て余して逆にしんどいかも?と。その際はシフトを変更してもらう事も要検討!






体験入居したからこその “気付き” を得つつ、迎えた翌3日目。その日、姉から「血圧が高い、どうしよう…」とLINEが。






つづく