<ここまでの流れ>
1.グループホーム見学/2.体験入居の申請と日程/3.準備と予行練習/4.いざ!体験入居/5.体験2日目/6.3日目、姉の血圧上昇/7.ホームシック/8.GHから作業所へバス出勤/9.体験入居の振り返り/10.担当相談員の意外な提案/11.悪意解釈/12.サビ管の言葉/
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体験2回目は[路線バスで作業所への通所が4日連続できるかどうか]がポイント。
通常の姉なら4日連続の通所はしっかりできます。今まで自宅からの4日連続通所はずっと出来ていましたから。
ただ今回は自宅からではなく、家族の居ないグループホームで一人暮らしをしながら。
姉は1回目の体験入居でホームシックになってしまったので、2回目の体験でも寂しさから気弱になって、本来なら出来るはずの4日連続通所が危うくなるのでは?と気がかりでした。
この頃の私は、2回目の体験でしくじるとグループホームへの本入居が無くなるかも知れないと本気で心配していて。どうにか成功する為に少しズル技を使わせてもらいました。(ここだけの話)
そのズル技とは…姉が作業所の行き帰りに利用する路線バスに私も乗り込み、一緒に通所する作戦!
<行きのバス>
姉がグループホームを出発して20分ほどの場所にあるバス停で私が待ち構える。
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姉のバスがやって来たら、私も乗り込む。
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目的地までの残り20〜25分間程を、バスの中で姉と一緒に過ごす。
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作業所最寄りのバス停で一緒に降りる。
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作業所近くでバイバイする。
<帰りのバス>
作業所最寄りのバス停で作業所終わりの姉を待ち構える。
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姉と合流し、グループホーム行きのバスに一緒に乗り込む。
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バスの中で20〜25分間程 姉と一緒に過ごす。
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途中のバス停(朝と同じバス停)で私だけ降車し、姉はグループホームへ帰る。
こうすることで、バスの車内で毎日姉とコミュニケーションが取れて、ホームシックが和らぐのでは?と閃いたのです。
実際、朝夕のバスの車内で隣同士に座り、顔を見ながらお喋りすると、私の方も元気になるというか、力が湧いてくるようでした。
体験中に家族がこっそり介入するのは良くないとは分かっていましたが、成功させるためには姉の元気マインドを保つ必要があったので。サーセン。←謝り方
この作戦が功を奏したのかハッキリとは言えませんが、姉はグループホームで生活しながら、作業所への4連勤を無事にクリアできました。
そして2回目体験後の振り返りで、ついに「本入居に申し込みされますか?」という言葉が…!
つづく