早朝、何年も同じコースを歩いている。
コースの半分は遊歩道。
両脇には、道路に面した民家の人が植えた花や木花が並び、
通る人を楽しませてくれている。
実のなる木も何種類かあり、
グミの古木にたくさんの実がついていた。
立ち止まり眺めていたら、横のほうは実の形が違っていた。
2024年5月23日 低木
いつも素通りしていたので気づかなかった。
垂れ下がった実は先が開いている。
これは実ではないのかも。
ほころび始めた蕾で、隣は開花したものではないだろうか。
でも雄しべと雌しべは?中央の緑の球体は何だろう。
ネット検索すると記事も画像も多く、「ミッキーマウスの木」
とすぐに分かり、呼ばれる由来も記されていた。
「ミッキーマウスの木」は流通名で、「オクナ・セルラタ」
とも呼ばれていて、花弁に見えるのはガクが変形したもので、
緑色が種で、黒く変化するそうだ。
原産地は南アフリカとか。「ミッキーマウスツリー」より
「オクナ・セルラタ」の呼び名が合っている感じがする。
花は黄色で下向きに枝に並んで咲くそうだ。
ネットの画像を見たが、特徴のないごく普通の黄色い花だ。
葉が茂ると小さな花は目立たず、春咲く黄色の花は多く、
全く気付かなかった。
来春の楽しみができた。
家にいながら詳しく教えてくれるネット時代はすごい。
図書館の古い図鑑には載っていなかったのだ。
グミの実は楕円形。子どものころ実家にあったが、渋みがあり美味しくなかった。
一週間ぶりに歩くと実がいっぱい。花盛りのようだ。
まだ黒くはなっていなかった。
2024年5月30日
2024年6月11日 黒くなったものはまだ少し。
落ちた種でも発芽するが挿し木もできるとか。
で、枝の先10cmほど2本折って持ち帰った。ここだけの話。